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【刀剣乱舞】とある日【創作審神者】

創作審神者のオリジナル設定の話なので、

大丈夫な方だけお進みください。

「お前達が反逆をすることがあったとしたら、俺が責任を持ってその身体滅ぼしてくれよう。

抑止力としてここにいると思っても構わん。」


有る程度刀剣らが揃ってきた時の事だった。唐突に審神者である梛木はこう切り出した。

流石に刀剣らはざわついた。短刀で幼少に見える者らの中にはうっすらと涙を浮かべる者もいた。

話が終わった後、刀剣らは各自与えられた部屋へと移動をしていった。

無論、不信感を抱く者ばかりである。

土方歳三の愛刀として知られる和泉守兼定は、相棒である堀川国広に廊下を歩きながら愚痴を零していた。


「あの主のあれはどうにかならんのかねぇ~。俺も前にやられたけど、あれじゃ不信感しか抱かれないだろうに。」

「兼さん体験済みだものね。僕もあれは流石にどうかと…。まるでわざと遠ざけたいみたいに…。」

「遠ざけるか…。意味あんのかね。共に戦わないとってか…俺らを使わないと意味ないだろうに。」


二人の見解は強ち間違った物でもなかった。

審神者・梛木 嘉暁(ナギ ヨシアキラ)は遠ざけようとしていた。何故遠ざけようとしていたのか。

それは政府から審神者として刀剣を使役せよとの他に、出来るだけ刀剣の破壊は

避けるようにとの命も受けていたからである。


分霊システム。

これにより同じ魂を持つ刀剣の分霊化が可能となり、幾人かの審神者に

振り分けられるようになっている。だが、これを繰り返せば劣化していく。

劣化をすればシステムエラーが発生するようになる。言わばバグ。


それ故に出来るだけというのは婉曲した言い回しで、彼は額面的にではなく、

その裏の意図である【破壊は避けろ】の令だけを受け取ることにした。

刀剣らから知りたいのはその時代における情報、戦局、局面。識っている者は多くいる。

識らなくても歴史部分さえ分れば良いということもあった。


そして情報を識った彼は闘ってしまうのだ。本来持ち得る闘争本能、それに抗う事が出来ず。

弓矢や投石が飛んできても、10kgはあろうかという防刃・防弾コートでそれらを弾き返し、

本来は日本武術の技の一つである縮地の数倍の飛距離が出るチップをブーツにつけて発動、

タングステンカーバイドの下腕部を覆うナックルを装備した上で瞬時に敵を殲滅。

鋼よりも硬いそれは柔軟性では鋼には劣る物の、刀の横腹を打ち付ければ

粉砕は可能であり、刃をそれで受け止めれば罅を入れる事も出来た。


彼の言い分としては、所詮あちら側も未来の技術で刀剣を実体化しているのだから、

それにおいてこちらがどんな力を使おうが自分の伺い知る所ではないという事なのだが、

こんなことを繰り返されていては、刀剣らの面目がなくなっている所だった。


しかし、とある日の事だった。戦闘や事務処理後は仕事をしないような姿勢の彼は、

くつろいだ着物姿でその時近侍にしていた獅子王にこう伝えた。


「済まん。薙刀と…大太刀は少しばかり分が悪い。流石にあれは避け辛い。」


要は足元を狙ってくる攻撃なのだが、彼の攻撃は基本的に上半身に構えがある者には

有効と言えるが、足元を狙う攻撃をしてくるような大太刀、薙刀に対しては

逆に不利になりかねないとここ数日の経験でいい加減悟ったらしい。

流石に彼にも人間らしく限界値はあったようで獅子王ほっとした表情をしていた。


「主はさ、どしーんと構えて待っててくれりゃいーんだよ。俺らが戦えばいいんだからさ。

心配してんだろ?壊れやしないかって。大丈夫だよ。」


彼が屈託の無い笑顔を浮かべながら主である梛木を思いやる言葉を投げかけると、

彼はその顔に唖然の二文字が当てはまる表情を浮かべた。

主のその表情を見ると、この人でもそんな顔をすることがあるのかと思いながら満面の笑みを浮かべた。


「気付いていたのか。」

「何だかんだ言って心の繋がりはあるからな。主がそんなに冷たい人じゃないってのはわかってるつもりだよ。」


そうか…と嘆息をすると、疲労が溜まっていたのだろうか、畳の上に直に寝転ぶとそのまま眠ってしまった。聞こえているか否か分らぬが、獅子王は彼に小声で言葉を向けた。


「主ぃ…あんたは気張り詰め過ぎ。少しは頼ってもいいんだからな?」


実際この場に来てから彼は気を張り詰めていたのだろう。

多くの刀剣らがその疲弊に気付いていたぐらいには。


「自分で腹切って死ぬようなことはしないでくれよ。そっちの方が心配だからよ。」


獅子王は、前の主である源頼政の事を思い出していたのか。ふとそんな事を呟いていた。

熟睡してしまった今の主が見た目は前の主とは異なり屈強なのに、

何処か危うい所があるのを憂いたのかもしれない。

自害はしないだろうが、自ら死地へと赴く彼は何処かで死地を探しているように感じてならなかったからだろう。

獅子王くんはなんていうか、可愛い子だったよなぁって、サルベージしながら思い返してました。

今でもたまにやるんですが、如何せんエンドレス戦闘が辛くてだな…。

サービス当初よりはマシにはなったけどね。


ちなみに現在はAIを駆使してオリジナル小説を書いております。

ただ、描写的にどうしても必要なのでミッドナイトノベルズにアップしています。

興味のある方は「みらると」で検索かけてみてください。

和風ダークファンタジーで鬼ばっかり出てくる鬼の里の話です。

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