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【刀剣乱舞】序章【創作審神者】

創作審神者(男)の本丸に行く前の話です。

オリジナル要素と、独自設定をしておりますので、

苦手な方、原作の設定重視な方は閲覧をご遠慮いただけると幸甚です。


オリジナル要素が強いので、苦手な方は戻られる事をおすすめします。

それでも大丈夫という方はこのままおすすみください。

オリジナル要素有りでも許容して下さる方、心より感謝を…。


※2015年2月、刀剣乱舞サービス開始したばかりの頃に書いた創作審神者の小説です

当時、7話まで書いて放置してしまっておりました。一応、1話ごとの読み切りにしてます。

「…話は以上だ。他に聞きたい事はあるかね?」


とある会議室の一室。雑音も一切ない空間に響く壮年の白髪混じり男性の声。

それに応えるように巨躯と言うほどではないが、身体付きの良い長髪を一つに束ねた

黒いスーツを着た男が暫し俯き考えていた顔を上げ壮年の男性へと視線を向けた。


「いえ。では残務を終えてから準備に入らせていただきます。」

「仔細はまた別途通知する。よろしく頼む、梛木。」


梛木と呼ばれた男は立ち上がると会議室を後とした。

資料の入ったデータスティックをぞんざいに革鞄の中へと入れると溜息混じりに呟いた。


「…こんな物渡された所で、実戦で役に立つものか。」


実戦で役に立たない。そんな事柄が今回の依頼内容であった。


彼、梛木 嘉暁(ナギ ヨシアキラ)は政府の特殊機構にガーディアンとして属しており、

普段は要人の身辺警護が主な仕事だ。

だが、何故か今回不可思議とも取れる事案に白羽の矢を立てられてしまった。

【審神者】聞き慣れない言葉である。神職に携わっていた祖父がいるにはいるが、

その様な言葉は聞いた事もなかった。

古来審神者とは神の言葉、即ち神託を受けそれを人に伝える者であった。

その神託を受けられる者は時代と共に衰退していき、この時代においては

その言葉の意味を知る者の方が少ないぐらいであった。


しかし依頼された内容はその古来からある内容とは大きく異なっていた。

刀剣から付喪神を呼び出しその付喪神を物質化する。

これは所謂召還と呼ばれる物に類するのではないかと梛木は考えていたが、

神に類する者を召還するに辺り、神職の血が必要となると伝えられていた。


プログラムを使い呼び起こしそれを物質転換する。

付喪神というよりはその時代の持ち主に呼応した物質の記憶。

それらを人として形成していく。

時代背景を色濃く知る彼らの方が、時空転移をしその時代に向かった際に

優位に動いてくれるし、人間ではないから損失は物質だけで避けられるという、

何とも傲慢な人間本意の考え方であった。


何故神職の血が必要なのかというのも召還され、肉体を与えられた彼らには

付喪神としての意識はあり、霊的には人よりも上の神に属する者となるから、

少なからずとも神職の繋がりであるという者の方が不愉快にはさせないのではないかという

それなりの配慮があるらしい。


「しかしまぁ…。良い退屈凌ぎにはなりそうだ。」


口角を緩く上げ、冷笑とも取れる笑いをすると、彼は身支度をすべくロッカールームへと向かった。

オートドアの扉が開くと帰り支度をしている同僚の姿がそこにはあった。


「あれ?梛木?何かあったのか?」


そう話しかけてきたのは短く黒い髪の毛を針鼠のように立てた全体的に真っ黒な男。

勤務終了しスーツではなく普段着に着替えているのにも関わらず、

勤務中と同じく真っ黒な服装をしているのは同じぐらいの時期に同じ機構に入り、

頻繁にチームが同じになることがある同僚だ。


「ああ、明日から長期出張でな。その準備をしにきた。」

「またそれはご苦労なこった。俺も長期出張があるかもしれね~から暫くは別行動だな。

 じゃあ、お疲れさん。」


真っ黒な同僚は早々にロッカールームを立ち去ると一人残された梛木はこう呟いた。


「あるかも…ではなくてあるんだよ。残念だったな。」


先程上司から聞かされた話では、素質がある者だけでも10人、その中で行く事になるのは

半数にも満たないということだったが、その10人の中に彼の名前があった。

候補に上がっている者には全員に見せるとのことだったから、恐らく同僚の彼も

自分の名を目にすることになるだろう。そうなれば後の事は簡単に予測がつく。

同じ頃に入り同じように業績を競っていたような間柄だ。


「お前が断るわけがないものな。俺の名があったら。」


喉奥で笑うと、荷物を整理しロッカールームを後にした。

同僚も行くことになるであろう、歴史の修正。それに携われるのが楽しいのか、

それとも高揚する戦場の血飛沫が見られるのが楽しみなのか。

自然と無表情な顔に見る者がゾッとするような笑みが浮かんでいた。

現在、AI小説を書いていますが、11年前はまだAIなんてものはなくて、

自力で書くしかなかった頃でございます…。

お目汚しではございますが、ご覧いただけたなら幸甚です。


ちなみに現在はAIを駆使してオリジナル小説を書いております。

ただ、描写的にどうしても必要なのでミッドナイトノベルズにアップしています。

興味のある方は「みらると」で検索かけてみてください。

和風ダークファンタジーで鬼ばっかり出てくる鬼の里の話です。

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