同期に再開しました
こんこんというノック音が響いた。
その後に男と女が1人ずつ入ってきた。
「来ました~」
真顔なのに、口調がやわらかい男が入ってきた。
「治癒班から来ました」
一緒に入ってきた親しみやすそうな女性が言った。
「おう!来たか!!次の任務について話し合おうと思っててな」
チャラい男が言った。
「え!!まって!まって!!
カミラちゃんじゃない?!」
女性がテンションが上がった様子で話す。
ん?私の知り合い?
まじまじと2人を見てみる。
「え?!もしかして、シャーロットとアレクサンダー?」
「そう!!」
「久しぶりだな。」
シャーロットとアレクサンダーが言った。
「お?知り合いか?」
チャラい男が聞く。
「同期です、隊長。」
クラウスが言う。
「ほーう。てか、お前とこいつらと名前覚えるくらい面識あるって、同期って言っても、かなり成績上位者か?」
「毎回2位でした。」クラウスがいう。
辛い歴史をこんなさらっと言わなくてもいいじゃん。
「ふーん。お前ら良い人材捕まえてきたな。
ちなみに得意分野は?」
「ちりょ、」
「攻撃」
「攻撃ですね。」
「攻撃だろ」
治療と言おうとしたら、クラウス、シャーロット、アレクサンダーにさえぎられた。