表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/30

第二日 わずか三話で打ち切られた伝説のロボットアニメのタイトルとは? 2019.9/16 エンタメの壁

判定には四段階あります



玄武 マイナス!……いわゆる一本!


続行!……好意的延長要請


続行・・・……否定的延長要請


白虎 マイナス!……自爆判定

わずか三話で打ち切られた伝説のロボットアニメのタイトルとは? #ダイナマイト関西お題


第一投

うつ墓科学センター主任技師 畠山


判定

続行!


第二投

イタズラ目的ハァハァガー 誘拐児童えりりんと過ぎた珠玉の逃亡生活


判定

白虎! マイナス


第三投

王家の食卓~生体コンピュータ食材イケニー17.0の彩るいのちの花束~


判定

続行!


第四投

流出!故障者リスト


判定

続行!


第五投

代打:初芝マサルさん(87)元サイボーグ、ブランク42年……


判定

続行!


第六投

交通警備アルバイターロボ幸村の明け方おひとり探訪


判定

白虎! マイナス


第七投

税関大戦カンガルー記~四次元ポッケには小袋の銀河~


判定

続行・・・


第八投

箱入り無敵息子モウソウユメノクニゲトルンガー!そろそろリアルのおかんがカンカンなっとるで。


判定

白虎! マイナス


第九投

美少女戦士ロボトミー


判定

続行!


第十投

蜃気楼版 霧魂のユラメキオン~風吹かば砕け散る定め~


判定

続行!


追記

第八投はただの寒いアニヲタ系だらだらボケじゃなく、アニメ世界全体が製作者イコールと呼ぶべき制御下として君臨する超越者、完全な妄想世界として閉じており、ひとつの生命なり秩序なりを有する存在として一般的なアニメと比較的対象にはならぬものとしてある。タイトルにあるリアルおかんがいわば高次の神的存在者である、つまり黙示録であってゆえに3話で打ち切られてもおかしくはない、という完全にお題を回収したボケ。そのメタ構造に気づいていたらマイナス判定はぜったいにあり得ない、とボクは思ってます。

そのなかでも、ボケの性質自体をボクは好んでいる、そういう部分が今回の判定への不満です。



第二日感想戦 エンタメの壁


第二回目にして今回は、表題のとおり早くもエンタメの壁を痛感することに。悲しいかな惨々たる結果になってしまいました。

昨日に続いての命名系、苦手だなーと思いつつも、お題者からすれば質問に易い形式だとは思うので、こうやって慣れていくしかないよな、というところでした。

第二投、自信を持って投げたハァハァガーがまさかの被本塁打になり、初めてとなる『白虎! マイナス』の屈辱に、悔しさよりも正直意外性が上回ってしまい、しばらく足元がふらついた状態にならざるを得ませんでした。

実をいうと今日は、一本は取れないだろうなーといった感じで、おそらく昨日のとおり『続行!』を連続していくのだろう、と思っていたんです。そもそも、他の回答者たちのほとんどの回答は『続行!』の判定を貰います、ざっと換算するに7割くらいは占めているように思われます。

その中で、ボクの昨日の回答は、『玄武! マイナス』つまり一本にきわめて近いものもいくつかあるであろう、と高を括ってましたが、甘かったようです。

『続行!』狙いでしぜん流れていった認識は甘かったし足元を掬われたなあといった感じですが、しかし自信のハァハァガーの撃沈。ここからより、コントロールを置きにいってしまったかと思います。今日は完全に負け試合でしたわ。

どうして白虎 判定を貰ったのか核心にはいたりませんでした。

ひとつはあまりにタブーなネタはいかんのかなと。本家のほうでも引くほどに下品すぎるネタは自爆判定で会場の笑いを取るというお決まりもあるくらいです。

もうひとつは、長いわりには代わり映えのない内容を重複させちゃったかな、という反省でしたが、しかしこれは自身にかけるべきもので、白虎に至る判定はそこまでシビアだとは思っていません。要は、この冗長だと玄武 には届かないよ、というあくまで個人的な戒めでした。

しかしその後にやや弱気な回答を続け、第六投にまさかの、2度目の白虎。

ただ、これは自分でも失投だな、不出来だなあと思ってしまったネタでした。

投手に例えるなら、置きにいった球に威力がなく、棒球になったあげく甘く入った。まさにホームランボールの献上。これはしゃあない判定だと納得でした。


ここで、ちょっといつまでも同じ視点では歯が立たないぞと心を入れ替えます、入れ替えはしましたが、上手くいくほどにいきなりこなれていくわけでもなし。冒頭のフレーズ、エンタメの壁ですね。

ボクが思ったことは、ネタだけで完結する、つまり閉じちゃっている笑いだと、あまり強度の高いものにはなっていかない、という認識です。よって、未来形、この先何が起こるのか、を明記する。あるいは、余韻を持たせていく、それが大喜利というシステムには大事なのだ、と実感したんですよね。それはこれまで見てきたお笑い芸人から察していたことで、それができる芸人は優秀な大喜利を生んでいくんです。

それを踏まえて第七投、まずまずか、と思いきや『続行・・・』判定。ボク的には、白虎より半端な寒い判定。気恥ずかしいものでしたから、ショックはデカかったですよ。

ここで、頭を冷ますため時間を置いての第八投でした。これにより、ようやく閉じた笑い、ではなく開いた笑い、に到達できたかな……と思っていたらまさかの白虎 判定(本日3回目。ちょっとこれには正直驚きましたよ)。

第八投には自分を出しきったという思いもあったので、まさに二重のショック、ここで今日は燃え尽きました。

創作、言葉の生み方にも言えるのですが、ボクが得意とするのは背景を想像していくことです。現在へのリアリズム、これも得意としてます。ここまでは得意分野ですが、今後の活動や作品を考えるなら、そこは打破し、より強度の高い作者に成長していかねばな、という思いがあります。

苦手とする未来形への想像力、これが課題です。とくに笑いやエンタメには、こういった強度が必要不可欠になってくるのかなと。


最後の投球。芸術的にはこれでよかったんだと思います。

ただ、エンタメを作っていく上で、笑い、面白さ、をまぶすには、まだまだ壁がある、しかしそれを乗り越えていきたい、と強く願った本日、第二日の大喜利でした。


最後は諦めとともに終えた、といった感じ。もう笑いは捨て、自分の得意な言葉使いのみで、という。文学としてはまあ、悪くない出来でした。

気づきや収穫への通過点、今日のような痛みが、エンタメ創作者としての成長への発端となっていく予感、それを得られただけ、救いがあったのかな、という一戦でした。


以下感想ツイート引用

手詰まりだ、もっかい休むう

(第七投直後)

1回で乱調する投手みたいな

だいたい点を広げるタイプなんでそこは弱点だと把握はしてるのですけど。風呂敷の中から当てはめていく人のほうがそれは大喜利向きです、芸人でもそれできてるのなんて一握りだけどね。無理にそのスキルを会得しようとは思わないし、時間もないしね、目指すのは芸人じゃないから。本日のボヤキです。

その少ない風呂敷のなかで何か掴めるものはないだろうか。

まったく関係のないことを考えていたほうがいい結果は生まれる

(第八投直後)今のはどう言われても気にしないレベル、今日ようやく突き抜けた。お題消化とアホらしさと自分らしさが全部詰まってる、もう何も気にしませんよー。でも驚いたけどね正直。

なんだろ、合わんのかな、お題なのか回答なのか?

あと2つ出します。まあ今のうち言っておきますけどボクはロボは苦手意識あります、恥ずかしながらあんまり観たことないもので、それをお笑いに変えるスキルは元々は無いんです。そのわりには健闘したかなとも思うし、ばっちし今回訓練にもなってます。

もっかい休まんとダメやね。マジ満身創痍や。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ