13話 最終回
十三話
01 神社 境内
小道を抜け橘家へ
青山郵便配達のバイク。
玄関脇のポストに年賀状の束を入れようとすると戸が開く。
中から現れたのは江戸紫、シャルロ、ブランシェア。
シャリとブランは緋袴の巫女装束。
青山「(驚いて)うおっ」
江戸紫「魚がどうした。」
青山「何でお前らここにいるんだ?だから家に居なかったのか。」
江戸紫「なぜか神社の手伝いに呼ばれた。」
青山「アクマちゃんは女の子だったのか。」
シャリ「シャリはシャリだよー。」
02 神社 境内
箒で境内を掃くブラン、橘木葉。
社務所でお守りを売るシャリ、小室七夕。
シャリ「(参拝者に)いらっしゃいませー。」
杉本書店でしているような接客挨拶。
七夕「その挨拶はちょっと違うような?」
シャリ「そうなの?」
参拝者「このお守りを一つくださいる」
シャリ「ありがとうございまーす。ご一緒に破魔矢もいかがてすかー。」
ファストフード店風の接客。
七夕「それもちょっと違う気が?」
03 神社階段下
江戸紫「右側通行」の看板を持ち立っている。
南室早苗がコービーを持って現れる。
早苗「お疲れ様です。どうぞ。」
江戸紫「ありがとうございます。」
早苗「(足元を見回しながら)ノトさんは?」
江戸紫コートのチャックを胸元まで開けると
中で丸まっている黒猫。
早苗「にゃあ。」
デレデレになって黒猫を撫でる。
ノトは少々鬱陶しいと感じ体の向きを替え顔を埋める。
江戸紫「今日は寒いですからね。」
早苗「(咳払いして顔を上げ)この行列が終わったら上がってください。」
江戸紫「判りました。それにしても凄い人出ですね。」
早苗「今年は少ない方だって母が言っていましたよ。」
行列を眺める二人。丘の麓から公園までの道に人の列。
04 夜 神社境内
橘結、小室絢、南室綴がそれぞれ参拝者の応対。
江戸紫が階段を登り境内へ。
拝殿脇で参拝者に挨拶する橘結に声を掛けられず
社務所でお守りを売る小室絢にも声を掛けられず
落ちた御神籤を広い枝に結び直す南室綴の元へ
江戸紫「僕がしますよ。行列はもう終わりましたので。」
南室「ありがとう。それじゃお願いね。終わったら家で夕食にして。」
江戸紫「そうさせていただきます。子供達はもう中ですか?」
南室「ええ。さすがにぐったりしているわ。でもいいの?」
江戸紫「何です?」
南室「実家に帰るとか。あの子達も。」
江戸紫「社会勉強の一貫なので承知しているって言っていました。」
南室「私達が学生の頃もヴァンパイアのお姫様とか同じ事言って手伝ってくれたわ。」
江戸紫「何ですかそれ。」
05 橘家
広い客間で伸びている子供達5人
江戸紫がその部屋に入って一瞬驚く。
江戸紫「死屍累々。」
ブラン「神社で不吉な事を言うな。」
江戸紫「二人はもう一日頼むよ。」
「さっき木葉ちゃんのママさんに話したからいい子にするように。」
ブラン「保護者か。」
シャリ「おっちゃん帰っちゃうのー?」
江戸紫「大晦日から1日2日って居座っているからね。洗濯物とかあるし。」
06 1月3日 朝 杉本書店
江戸紫、事務所内一人で郵便物を整理
店内見渡す。
電気を消してドアを締める。
通りを歩く。
時折商店街の人と新年の挨拶を交わす。
自宅アパートへ。
07 夕方 オラ店内
江戸紫と青山が対面でテーブル席。
江戸紫がノートを取る。
青山「あの二人はどうした。」
江戸紫「そろそろ来るかな。」
青山「ずっと神社いたの?」
江戸紫「今日は地元の人が初詣来るから稼げるって。」
青山「稼ぐ?」
08 オラ店内
江戸紫と青山がそれぞれ席を詰めて
シャリとブランがそれぞれの隣。その隣に桜井と東雲。
ブラン「大佐とサンゴは?」
江戸紫「二人共実家で明日帰ってくるって言ってたかな。」
青山「そう言えば稼げるって何なの?」
ブラン「お年玉だよ。」
シャリ「たんまりだよ。」
江戸紫「ああっそうか。帰りにコンビニ寄る。」
青山「どうした突然。」
江戸紫「お年玉の事すっかり忘れていた。」
ブラン「気にするな。貧乏人から搾り取る趣味は無い。」
江戸紫「お前たちにじゃない。」
シャリ「なんだと。」
09 夜 江戸紫、シャリ、ブラン帰り道
江戸紫宅のアパート階段を上りながら
ブラン「来月帰るよ。」
10 各日常パート
江戸紫はスギモト南店でのバイトと図書館通い。
ブラン、シャリは小学校へ。
冬休み明け始業式から、通常の授業の風景。
青山、郵便配達。ラジオ。
東雲、営業外回り、柔道。
桜井、事務所、バレーボール。
松田、スタジオにてレッスン、オラ。
杉本、本店片付け、南店指導。
11 夕方、オラ店内。
江戸紫、シャリ、ブラン、青山、東雲、桜井、杉本が着席。
青山ブランシェアに
青山「前から聞こうと思ったんだけど、」
ブラン「うん?」
「君たち何しにきたの?」
ブラン「あそ社会勉強。」
青山「遊びに来たのか。で何で帰るの?」
「もう遊びつくした?」
シャリ「映画館なくなっちゃった。」
ブラン「本屋もなくなるしな。」
桜井「え?」
青山「そうなの?」
ブラン「あ!」
「まだ内緒だったのか!」
杉本「いや別に内緒ってわけじゃ。言ってなかっただけで。」
ブラン「済まない大佐。」
杉本「だから内緒じゃ無いって。」
「そういうことなのよエド。」
江戸紫「察しはついてました。」
青山「そうかー。残念だなぁ。」
「町に本屋がなくなるのか。」
桜井「なにか別のお店するとか?」
杉本「多分コンビニね。」
東雲「ときのながれ。」
青山「映画とかだと奇跡が起きて店は続くんだろう?」
「テンシちゃんの力で何とかならないのか?」
ブラン「私はサンタじゃ無いからな。」
杉本「充分抵抗したでしょ。」
江戸紫「ですね。足掻きすぎですよ。」
ブラン「ホント、往生際悪い本屋だったな。」
青山立ち上がりグラスを持って
青山「愛しの本屋に。」
杉本以外「本屋に。」
杉本「ありがと。」
12 杉本書店、引越し片付け作業。
杉本、江戸紫、青山、東雲、桜井、松田がいる。
トラックに本を積み込む等。
シャリとブランは座って本を読んでいる。
江戸紫も一冊本を手に持ちそれ読み出し杉本に怒られる。
トラックを見送る。
棚だけの店内。
全員外へ出て正面入口で揃って記念撮影。
13 夜、オラ店内、全員揃っている。
杉本「お疲れさまでしたー。」
全員「でしたー。」
杉本「皆さんのお陰で無事に片付きました。」
「今後は南店が本店になりますので」
「引き続きご愛顧くださいませ。」
全員拍手。
杉本、一息いれてから。
杉本「もう一つお知らせ。」
「わたし、4月からまたアメリカ行きます。」
「今度は半年くらい、長ければ、もっと。」
青山「おおー。」
桜井「本格的に進出ですね!」
杉本「いやいや、まだまだ修行に行くだけよ。」
ブラン「大佐の事だからタダ行って帰ってくるワケねぇじゃん。」
杉本「通販大手の懐で生き残っている本屋の偵察ね。」
シャリ「スギモトはこの先生きのこる事ができるのか。」
江戸紫「せんせいきのこるって何?」
シャリ「えへへー」
青山「そうかー。大佐はアメリカかー。」
杉本「だから大佐って言うな。」
青山「東雲と桜井も本店勤務。」
「テンシちゃんもアクマちゃんも帰る。」
「8人いて、5人離れるのか。」
桜井、松田を見て
桜井「お前も話しがあるんじゃないのか?」
松田「え?」
桜井「今がいい機会だと思うよ。」
杉本「さんごちゃんも旅立ち?」
松田「えっと・・・」
「実はこのお店、経営者が変わって」
「今度イタリア料理屋さんになるの。」
「店員は引き続き雇ってもらえるんだけど、」
「いい機会だから、私も引っ越そうと思って。」
青山「っつーと、いよいよ本格的に声優業だな。」
松田「うん。」
「まだ収録よりレッスンのが多いけど」
「春からのアニメで役がとれたの。」
江戸紫「おめでとう。」
全員「おめでとー。」
松田「あ、ありがとう。」
ブラン「となると、残るはヘンタイDJとヘッポコ脚本家、か。」
江戸紫「いや、僕も引っ越すつもり。」
ブラン「は?」
江戸紫「映画館も本屋も無くなって、お前たちもいなくなる。」
「新しいバイト先の近くに引っ越すつもり。」
青山「新しいバイト先?」
江戸紫「スギモト新本店。」
ブラン「バイトなのか。」
江戸紫「うん。」
江戸紫、杉本に向かって
江戸紫「バイトです。」
杉本首を横に振る。
杉本「そうすると思ってたわよ。」
青山「えーっこの町に残るの俺だけかよー。」
14 夜、メインストリート。
シャリは江戸紫の背中。
江戸紫「で、いつ頃帰る予定なんだよ。」
ブラン「うーん。多分2月の中旬。」
「バレンタインの頃かも。」
江戸紫「そっか、じゃ2月中までの契約でイイな。」
ブラン「何?」
江戸紫「アパートだよ。」
ブラン「ああそうか。」
「でもそんなに慌てなくてもイイんでないか?」
江戸紫「うーん。」
「なんと言うか」
「皆がいなくなるより先にいなくなりたい。」
ブラン「は?」
江戸紫「お前らが帰って、杉本さんがアメリカ行って、
「珊瑚ちゃんが引っ越して、シノも桜井さんも転勤。」
「何か、取り残された感がヒシヒシと。」
ブラン「なるほどな。」
「そーゆーの何て言うか知ってる?」
江戸紫「何?知らない。」
ブランニヤニヤしながら
ブラン「現実逃避!」
江戸紫「ぐっ」
ブラン「まっお前らしくてイイんじゃねえか。」
「むしろその思いつきの行動力はお前らしく無いけどな。」
江戸紫「うん。自分でもそう思うよ。」
「最近とくにね。」
15 日常生活のシーン。
16 夕方 オラ
江戸紫、青山がカウンターで打ち合わせている。
シャリとブランは席で甘いモノ。
青山「ちょっと怖くて聞けなかったんだけど。」
江戸紫「は?」
青山「引っ越したらこの仕事辞めるのか?」
江戸紫「え?クビにするのか?」
青山「辞めないのか?」
江戸紫「クビにならなければ続けさせて欲しいんだけど。」
青山「はーっ」
青山安堵。
青山「じゃあコレからもよろしく。」
江戸紫「できれば番組終わるまで付き合いたいね。」
青山「縁起でもねぇ。」
「死ぬまで続ける。」
江戸紫「その前に売れっ子脚本家になって独立するっつーの。」
青山「売れっ子になっても辞めさせねぇよ。」
「誰が売れっ子にしてやったんだとか因縁つける。」
そのやりとりを見ているブランシェアとシャルロ。
ブラン「まあ、あの調子なら大丈夫だろ。」
シャリ「うん。」
17 夜、帰り道。メインストリート。
シャリは起きている。江戸紫と手を繋いで歩いている。
江戸紫「帰るの、14日以降にできる?」
ブラン「何で。」
江戸紫「14日に、ラジオのイベントするんだって。」
「星見るかい。」
ブラン「バレンタインデーに星見る会って随分とロマンチストだなぁおい。」
「でも大丈夫か?」
江戸紫「何?」
ブラン「お前の立てるイベントはたいてい雨だぞ。」
江戸紫「僕のイベントじゃないよ。ただ去年も・・・」
「時期は違うけど二人が来たのもその星見る会の日だったな。」
ブラン「へー。」
「あれ?でも晴れてたぞ。」
江戸紫「あの日は朝から開始直前まで雨で誰も集まらなかったんだよ。」
ブラン「さすがだな雨男。」
18 スタジオブース FMパラダイス。ラジオ。
青山「もうすぐバレンタインデー」
「そこで本日は特別ゲスト、テンシちゃんにバレンタインの事を聞いてみましょう。」
青山「えーと、そもそもバレンタインって何なんでしょう。」
ブラン「はい。諸説ありますが、最も有名な説をお話しましょう。」
「有力ではなく、有名な説、ですのでご了承ください。」
「バレンタイン。セント、バレンタインの日。」
「はいバレンタインさんの日ですね。もっとも、イタリアではバレンチノと読みますが。」
「このバレンチノさん2月14日に処刑されたんですねー。」
青山「処刑の記念日なんですか?」
ブラン「いやいや、元々は豊穣祭が2月14日の夕方から行われていました。」
「破廉恥極まりないお祭りだったのですが、」
「殉教者のバレンチノさんの目が気になったようで。」
青山「ほほう。しかしですね、そのバレンチノさん、一体何をやらかして処刑されたのでしょう。」
ブラン「それが語るも涙の物語。」
「当時の皇帝が徴兵拒否する若者に結婚禁止令を出したのです。」
「司祭のバレンチノさん。かわいそうな若者を皇帝に内緒で結婚させていたんですねー。」
「しかし!バレてしまいます。」
「時のローマはキリスト教迫害の真っ只中。改宗を拒んだバレンチノさんは投獄され、処刑されてしまったのです。」
青山「なるほど、若者の愛を紡ぐ者、として聖人となったのですね。」
ブラン「さらに付け加えると
「このバレンチノさん、獄中看守の娘と仲良くなります。」
「しかしこの看守の娘、盲目です。」
「で、バレンチノさんが祈ると娘の目が見えるようになったとか。」
「もっとも、この奇跡によってバレンチノは処刑されるのですが、
「その際、あなたのバレンチノ」と書いた手紙を彼女に残したのです。」
「これがバレンタインカードの始まりですね。」
青山「おおっ素晴らしい。うさんくさい部分はありますがそこはそれ。」
「素敵な風習として伝わりましたね。」
「では、何故チョコレートなのでしょう。」
ブラン「業界の陰謀です。」
「元々日本にはバレンタインの風習はありませんから。」
「欧米ではカードやらお菓子やらもっと高価な贈り物やら。」
「男女問わず、愛する者に贈り物をする日になっています。」
「それを商売にしようと企む連中がいても不思議ではありません。」
「世界中でバレンタインを利用したキャンペーンが張られ」
「日本ではお菓子業界が便乗しただけです。」
「ハッキリ言ってくされですね。」
「ソレに乗っかって本当の意味も知らずにハシャグ連中も同様ですが。」
青山「おやおやコレは手厳しい。」
ブラン「だってそうだろうが。」
「あたしだってチョコ食いたいっつーの。」
「何で女があげる一方なんだよ。」
青山「その分ホワイトデーで・・・」
ブラン「チョコがイイの!」
青山「えー、素晴らしいお話が聞けましたのでこのへんで曲に」
ブラン「だーっこのくされDJ!チョコよこせチョコ!」
「お前たくさん貰らってんだろうが!」
青山「あー曲!曲いって!」
カット
ブラン「こんなもんでよろしいか?」
青山「バッチリ!」
ブラン「でも星見る会の告知はイイのか?」
青山「今回のアレはラジオと関係ないからな。」
ブラン「そうなのか?」
「何でまた。」
青山「テンシちゃんたち見送る会にしたいから。」
ブラン「エドはラジオイベントだと思ってるぞ。」
青山「そんな事は一言も言っていない。」
ブラン「大事な事も言わないつもりか。」
青山「ラジオ聞かないあいつが悪いな。」
「別に隠すつもりもないけど、まあ言うほどの事でもないかと思って。」
ブラン「ま、いいか。」
「で、今回は何流星群なんだ?」
青山「しし座流星群。」
ブラン「まるでバレンタイン関係ねぇな。」
19 朝から雪。
ブラン「しっかし、お前の加わるイベントはことごとく最後まで雨だったな。」
シャリ「あめおとこー。」
江戸紫「雪なんだけど。」
ブラン「雪男とか言うなよシャリ。」
シャリ「言いてぇーーーっ」
江戸紫笑顔。
空を見上げる。
江戸紫「明日は晴れると思うよ。」
20 町の西の丘公園。
18時。晴れている。空は星空。
江戸紫「絶好の星見る会日和なのに。」
「何故誰もこない。」
青山「来るわけねーじゃん。」
「告知してねーもん。」
江戸紫「なにぃ!忘れてたのかよ。」
青山「忘れるも何も、最初からラジオイベントなんて一言も言ってねぇって。」
江戸紫「じゃあなにか、ココにくるの俺たちだけかよ!」
青山「俺もお前とお子様二人だけで星空眺めようってほど物好きじゃねぇな。」
「まあ待て。あと10分もすれば。」
「って言ってるうちに誰か来たぞ。」
ブラン「大佐おはようございます。」
ブランとシャリが敬礼する。
杉本「(その手を下ろして)コンバンワ。」
青山「ようこそ星見る会へ。」
杉本「ああ今なんかデジャヴ。」
次いで松田が桜井と現れる。
桜井「(江戸紫に)今日は雨見る会にならなくて良かったな。」
ブラン「まったくだ。」
「こいつと来た日にゃ。」
シャリ「朝から雪だったから生贄に捧げるつもりだったよ。」
東雲が現れる。
青山「コレで全員揃ったのか。」
「思えばおよそ一年前、はじめてこの連中が顔を合わせて、
「およそ一年後、それぞれの場所に向かって歩き始めたわけだ。」
「俺は運命論者じゃないけど、」
「何かそんなようなもんを感じるよ。」
「多分、テンシとかアクマとか非現実な存在が目の前にいるからだろうな。」
ブラン「心配すんな。もうすぐ帰ってやるから。」
青山首を振って
青山「いや、二人が帰っても、二人の事は俺たちの中にいつまでも存在する。」
「俺たちは、俺たちの中の二人に会う度に思い出すんだ。」
「この素晴らしい連中と過ごした素晴らしい一年は、決して非現実なんかじゃない。」
「だから、この可愛いけど小憎らしいテンシとアクマも決して非現実じゃないってな。」
松田泣き出す。
桜井が頭をなでる。
桜井「泣かすんじゃねぇよ。」
青山「これが永遠の別れじゃあるまいし。」
「会いたくなったら会いにくるさ。」
「な。」
ブラン「そうだな。」
シャリ「うん。」
ブラン「むしろお前達の事のが心配だよ。」
「アタシがいなくなったらマトモな突っ込みいなくなるからなぁ。」
江戸紫「何の心配だよ。」
ブラン「大事なんだぞ。ボケをボケと見抜くセンス。」
東雲「あ。」
空を見上げ指を指している。
全員空を見上げる。
流星群。いくつもの星が流れる。
江戸紫その流星を眺めながら
江戸紫「そう言えばあの日、お前たちはあの星に乗ってきたのかと思ったんだよ。」
とシャリ、ブランのいた場所を見るが二人はいない。
周囲を見渡すが二人はいない。
江戸紫少し呆れて笑顔で空を見上げる。
おしまい




