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《生産系主人公のVRMMO活動記》  作者: 田嶋 ケイ
一章 【βテスト編】
1/9

第1話:【プロローグ】

思いつきで書いちゃいました。デスゲームとか異世界トリップといった展開は今の所、一切考えておりません。いわゆる、日常系です。頭を緩くして読んで頂けると幸いで。


「……遂にこの日が来た!!」



僕は一学期の高校の終業式が終わるなり猛ダッシュで家に帰宅し、二階の自室へと転がり込んだ。


季節は初夏。梅雨が明けて漸く夏らしくなり始めたばかりである。そして、本日から高校は夏休み。僕は汗でビショビショになった制服を乱雑に脱ぎ捨ててから、まっさらな部屋着のジャージに素早く着替える。

そして、机の中に大事に大事に保管しておいた一つのゲームディスクを取り出す。



ーー【Second Life Online】、通称、SLO。


『第二の人生を謳歌せよ!!』という宣伝文句の下、本日からβテストが開始される予定の世界初のVR技術を導入したMMORPGだ。


元々、VR技術は数十年前から確立されており、軍事や医療といった分野では今や無くてはならい技術になりつつある。それが今回、遂に多くのゲーマー達が集うMMOという娯楽分野へと導入されるというのだから当然、抽選の倍率は凄まじくβテスター枠を手に入れるのには相当な豪運が必要だった。

僕は諦め半分で応募したのだが、諦めとはうらはらに見事に当選。応募から一週間後にヘッドギア型のハードとソフトが届いた時には三日三晩、歓喜の涙を流して、震えたものだ。


因みに、βテスター枠の当選者には通常なら数十万円は軽くするこのヘッドギア型のハード、『VRギア』と正規版も遊べるソフトが無償で配布されるという大盤振る舞いだった。



「えーと、今は何時だ? ……十一時半か。ギリギリだなぁ〜。今日が終業式で本当に良かった。普通に授業があったら間に合わなかったな」



時間を確認すると十一半ピッタリだった。βテスト開始が開始されるのは正午から。

僕は根っからのゲーマー性分だから、どんなゲームだろうとトコトン極めないと気が済まない。だから、MMORPGでは最初が肝心なので出遅れない為にもそれまでにはキャラクターメイキングは終わらせておきたい。


「昨日の内にデータをダウンロードしておいて良かった……。六時間くらい掛かったからな」



こういった事を見越して昨日の内に既にゲームのデータはダウンロード積みである。流石はVRMMOといったところか、全てのデータをダウンロードするのに六時間余りの時間を要していた。予めにやっておいて正解である。



「さーて、やりますか……。まずはVRギアのコードを繋いで、と。あとはこれを被ってベッドに横になるだけっ」



VRギアに付属していた分厚い説明書の中から起動に関するページだけを探し出して読んだ。



「絶対に全部読む人いないだろ、この説明書……」



その莫大な量に若干苦笑いしつつVRギアを被ってベッドに横になった。VRギア被った感触はバイクのヘルメット変わらなかった。ただ、バイクのヘルメットよりかは色んな機械が入ってる分やや重い。まぁ、横になるのだからその重さがどうこうといった問題が生じる心配はまず無さそうではある。



「それで、えーと。起動コードを言えば起動するのか。起動コードは……『リンクオン』」



厨二くさくて少し恥ずかしいなこれ。まぁ、でも起動コードは後で変えられるみたいだし気が向いたら変更すればいいや。


僕が起動コードを口にするとVRギアは正常に起動し、浮遊感を感じながら僕の意識は真っ白な空間へと誘われた。




この後に、もう1、2話投稿させて貰います

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