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左利き

作者: みるく

 ペンを渡されて困ることがある。小銭が自販機に上手に入れられない。改札機で一瞬まごつく。


 これらはすべて、私が左利きだからだ。


 もっと言えばハサミだって使いにくいし、筆(書道)だって、うどんとつゆが同時にすくえるお玉だってフライ返しだって全部世の中は右利き用にできている。


 我々は、訓練しなれければこの社会に順応できず、右に渡されたペンを左に持ち替えて一生懸命字を書いている時に、

「左利きなんですね!かっこいい!」

なんて言われて困ってしまう。マイノリティーはとかく生きづらいのだ。現に左利きは短命らしい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 左利きで短命な人って、[天才]と呼ばれる人たちに多いそうです。 短命って言っても、十年ぐらいの差ですが。 ちなみに、[天才]は狂気じみた性質ゆえに精神疾患を患っているのが大半を占めてま…
[一言] 改めて、ご挨拶します、初めまして。 私も左利きなのでそうした微妙な不如意は共感できます。 ただ、私の場合はその不便がデフォルトになってしまっていて「左利きなんですね」と他の人から言われて…
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