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鬱憤ばらしが最優先
怒る人の特徴のひとつとして、その場の感情の処理を優先するという事が挙げられます。
まぁ、前回“怒る人は怒りたい人"だと書いたのは、端的にいうとそう言うことなんですけどね。
例えば、あなたの職場で新人のアルバイトが何か大きなミスをしたとするでしょう?
この場合、トータルで職場の利益を最優先にするなら、一刻も早く新人のミスをフォローしリカバリーしてダメージを最小限に食い止める事が重要です。
可能なら、災い転じて福と成すとばかりに事態を好転させられればいう事はありません。
責任の所在とか、どうしてミスをしたのかとかの追及なんか後回しで良いんです。事態が落ち着いてからゆっくりやればよろしい。
ところが、怒りたい人、つまり日常的に爆発寸前の不満を抱えている人が何をするかというと、その場でミスをした新人アルバイト君の吊し上げを始めたりします。
この辺の話は、後日具体例を交えながら改めてお送りしたいと思います。