入学式
入学式。
祐史「1年1組・・・つまんねー、普通なクラスやん」
将太「よー、祐史、何組だった?」
祐史「1組だった。将太は?」
将太「俺?7組」
祐史「は?一番遠いじゃん!つまんねー」
・・・
俺の名は、稲本祐史
小学校時代、近所のテニスクラブに入って、伊東将太とダブルスで
小学生の全国大会を制した。
将太「んでー?祐史何部入る?」
祐史「テニス部ねーの?」
将太「テニス部は無いけど、ソフトテニス部はあるよ」
祐史「ふーん、少し行ってみるか。」
純介「はいはいどーした1年?おせぇ!おせぇ!弱すぎだろてめーら?」
謙一「だって・・・僕たち・・・」
俊英「初心者だし・・・」
廉太郎「関係ねぇよ!ほら!このボール捕れ!」
謙一「こんなショット・・・取れる訳・・・!」
顔面に直撃した。
俊英「大丈夫?謙一!」
廉太郎「てめーもボーっとして、助けようとしてんじゃねーよ!」
俊英「ス・・・スマッシュ!!」
廉太郎「オラァァァァァァァッ!!!」
バシイイイィッ!!
将太「はーいそこまでー、やめといた方いいよ?結構あんたいい才能持ってんのに・・・」
将太は素手で、ボールを止めた
祐史「宝の持ち腐れってやつ?」
廉太郎「なんだてめーら、、、調子こいてんじゃねーよ1年坊主がぁ!」
純介「ムカっときたわ・・・県大会ベスト4の俺らと戦わせてベソかかせてやるわガキがっ!」
稲本祐史 12歳 10月1日生まれ
右利き、ラケット:NANOFORCE 8V REV(YONEX)
伊東将太 13歳 4月4日生まれ
左利き、ラケット:Xyst XZ-1(MIZUNO)