武装解説:【槍】
近距離・遠距離に対応できる攻撃手段、完全なものではないとはいえ相手の攻撃を凌ぐ防御手段、常時発動型技能による能力値への補正と非常に万能な武器です。
唯一の欠点は懐に入られると弱い事ですが、そもそも懐に入られている方が悪いので欠点とも言い切れません。
★【槍】
◆装備する主な職業:戦士、武闘家、神官、及びそれらを派生元とする後衛以外の合成職
●常時発動型技能
◎【槍操術:戦車】
スロットに【槍】を設定して装備した状態で、残る2つのスロットの内の1つに【盾】を設定していると、ATKとDEFに補正がかかり強化される。
それぞれにかかる補正値は20%。
比較的高めなのは、実際に使用するかどうかを問わずスロットの枠1つを【盾】で潰してしまうからだろう。
●随時発動型技能
◎【槍操術:螺旋】
槍を高速回転させて風を巻き込み敵を貫く攻撃系技能。
回転を活かして敵の攻撃を弾いたり、単純に投擲した際の威力を高めたりする事もできる。
同じ回転力をメインとする技能でも、【爪操術:穿孔】に比べてMP消費が重い代わりに威力も規模も大きく上回る。
◎【槍操術:芒星】
1回の突きで5回の刺突を見舞う攻撃系技能。
言うまでもないが2回突けば10回、3回突けば15回と段階的に攻撃回数は増えていく。
尤も随時発動型技能の例に漏れず冷却時間は必要な為、連続して出すにはLvを上げるか元より適性が高い者が使うかして冷却時間を短縮する他ない。
◎【槍操術:雷針】
雷属性の魔力を槍に纏わせ敵を貫く攻撃系技能。
単なる近接攻撃として使用する事はもちろん、纏わせた雷属性の魔力を槍の穂先から指向性を持たせて放つ遠距離攻撃も可能。
また、〝敵が放った雷属性の攻撃を吸収し、その威力を上乗せする〟という副次的な効果も併せ持っている。
◎【槍操術:衝壁】
何もない空間を刺突して衝撃波の壁を発生させ、敵の攻撃の威力を削ぎ落とす防御系技能。
基本的に近距離攻撃主体の槍にとって、相手取るのが難しい遠距離攻撃に対処できるこの技能は非常に有用。
尤も攻撃を完全に防ぎ切るのではなく、あくまでも威力を削ぎ落としてダメージを軽減する技能である為、軽減させた後の攻撃は槍や他の武装で迎撃や防御をする必要がある。
総合評価:A
【棍】と並んでリーチが長い事でお馴染みの近接武器。
技能の汎用性も高く、初心者にも熟練者にもおすすめ。
基本的には前衛職が持つ武器ではあるが、常時発動型技能によるDEFの上昇を求めて防御が薄い後衛職が持つ場合も往々にしてある。