職業解説:忍者
覚醒型技能は作中で発動した、もしくは名前が挙がったものだけを解説しています。
★忍者 (前、中衛)
◆能力値
HP→C
MP→A
ATK→B
DEF→D
INT→B
MND→C
SPD→S
DEX→S
LUK→B
●常時発動型技能
◎【忍法術:装丁】
苦無や手裏剣を始めとした〝忍具〟を、いつでも丹力消費なしで顕現させられる巻物に収納しておける技能。
作中でハヤテや分身たちが無限に苦無や手裏剣を投擲できていたのも、この技能によって巻物から取り出していた為。
●随時発動型技能
◎【忍法術:五行】
5つの属性を持つ〝忍術〟を扱える万能系技能。
火、水、風、土、雷の5属性を、魔力ではなく丹力を原動力とした、魔術ともまた違う形で放出できる。
◎【忍法術:同形】
込めた丹力の大きさによって数と強さが決まる分身を顕現させる支援系技能。
数はともかく、どれだけの丹力を込めても分身の強さは使用者自身の能力値の半分までにしかならない。
また、この技能で顕現させた分身は自意識を持たず、使用者の指示に反論するような事もない為、場合によっては後述する覚醒型技能より優先される事もある。
◉【忍法術:離魂】
覚醒型とは異なり、使用者本人と一切変わらない性能を持つ分身を顕現させる覚醒型技能。
もちろん技能を使わせる事もできるし、そもそも分身の全てが意思を持っている為、指示がなくても最善の行動を取ってくれる。
また、副次的な効果として〝使用者の任意で使用者と分身の位置を入れ替える〟という副次的とは思えない有用な力をも併せ持つ。
ただし言う事を聞かせるだけの体力や精神力、何より丹力が不足している状態で使用すると、分身が使用者本人に成り代わろうとしてして使用者を殺めようとする事があるとかないとか。
◎【忍法術:招来】
あらかじめ契約を結んでいた生物を任意の強さや大きさ、数で喚び出す支援系技能。
喚び出した生物は竜化しておらず、また喚び出した後も竜化する事はなく、あくまでも種としての固有の特性を丹力で強化された形で喚び出される事となる。
一定以上のダメージを受けると消滅するが、死にはしない。
◉【忍法術:憑依】
覚醒前に喚び出したモノを使用者の身体に取り憑かせる覚醒型技能。
使用者の能力値や知性、喚び出したモノが持つ能力や特性などが発現するものの、あくまで人型から逸脱する事はなく、せいぜい肉体の一部が変異する程度。
欠陥としては、取り憑かせたモノに肉体と精神を乗っ取られる可能性があるくらいだが、そんな危険なモノと契約を交わす方が悪いとも言える為、欠陥としては割と薄い。
◎【忍法術:隠形】
身体を周囲の背景に溶け込ませて姿を隠す支援系技能。
視覚、嗅覚、聴覚などの感覚器官に特化した竜化生物も存在する為、種によっては気づかれる事もあるようだが、そこら辺はLvを上げていけば何とかなる。
一定以上のダメージを受けると強制的に解除される。
総合評価:S
魔術師と盗賊を派生元とする、15の合成職の1つ。
魔術師から多彩な属性を、盗賊からSPDとDEXを受け継いで、それらを丹力という特殊な原動力で以て活かす特殊な職業。
丹力とは、人間における〝丹田〟を中心として身体全てに行き渡らせる事ができる魔力とは異なる原動力。
とある島国の特殊な環境を除き、空気中には存在しない為、足りなくなっても外から補給するといった事はできない。
SPDとDEXのランクはSではあるが、そのどちらもが武闘家のSPDや盗賊のDEXには僅かに劣る為、それらの上位互換とはならない。
また、魔術師と盗賊、双方ともにDEFの低い職業を派生元としているからか打たれ弱いのが玉に瑕。
長い狩人の歴史の中で最も遅く確立した職業である事も相まって、22の職業の中では最も就いている狩人の数が少ないらしい。