職業解説:転職士
第2章の前に、情報を整理する意味でも第1章で技能が発動された職業と武装を解説します!
能力値のアルファベットが示すもの
HP→体力
MP→魔力
ATK→物理攻撃力
DEF→物理防御力
INT→特殊攻撃力
MND→特殊防御力
SPD→敏捷性
DEX→巧緻性
LUK→運勢
ランクが示す評価
S→最高峰
A→優秀
B→人並み以上
C→普通
D→人並み以下
E→最低限
F→最底辺
★転職士 (前〜後衛)
◆能力値
HP:F
MP:F
ATK:F
DEF:F
INT:F
MND:F
SPD:F
DEX:F
LUK:F
●常時発動型技能
なし
●随時発動型技能
◎【転換術:転職】
文字通り自他を問わず職業を切り換える支援系技能。
基本的には使用者が対象に触れなければ切り換える事はできず、おまけに最低でも5秒は触れていなければならないが、Lvや適性が高ければ高いほど接触時間は短くなる。
ユニほどともなれば触れずとも目視可能な範囲に居る複数の狩人の職業を同時に、そして一切の時間差なく切り換える事もできる。
◎【転換術:換装】
文字通り自他を問わず武装を切り換える支援系技能。
上述の【転換術:転職】同様、対象に触れる必要がある。
こちらの場合、職業ごとに設定されている〝スロット〟と呼ばれる3つずつの武装の〝枠〟を変更する。
例えば【剣】をスロットに設定していた狩人を対象とし、この技能を適用させて【槍】辺りに切り換えると、それまで問題なく扱えていた【剣】の技能は扱えなくなり、その代わりに【槍】の技能を扱えるようになる。
とはいえ何も元々持っていた剣が槍に変化するなどといった事はない為、必要に駆られる場面が多いかどうかというと微妙なところ。
総合評価:F
誰もが最初から選択可能な7つの基本職の1つ。
前衛職よりも低いINTやMND、後衛職よりも低いATKやDEF、常時発動型技能なし、随時発動型技能は2つだけ、と他の基本職とは何もかもが異なる特殊な職業。
その絶望的なまでの能力値の低さや、それを補うどころか全能力値や技能の威力や効力の半減、それでいてMPの消費量は倍という致命的な欠陥まで抱えた正真正銘の〝最弱職〟。
下手にユニが台頭してしまったせいで変な憧れ方をして転職士を選択した新米狩人の死亡率が、ここ数年で桁違いに上がったらしいがユニの知った事ではない。
……そのせいで協会の上層部からは煙たがられてもいるのだが、そちらについても知った事ではない。