職業解説:精霊術師
全職業の中でも特にユニが転職する旨みのない職業です。
命令を下す前からユニに怯え、どうにか役に立つ事で消滅させられないようにと有益な行動をとってくれるんですから。
まぁ、その殆どは自分でできるから無意味なんですが。
★精霊術師 (後衛)
◆能力値
HP:C
MP:S
ATK:E
DEF:D
INT:B
MND:S
SPD:D
DEX:A
LUK:S
●常時発動型技能
なし。
●随時発動型技能
なし。
総合評価:C
神官と商人を派生元とする、15の合成職の1つ。
上記の通り常時発動型・随時発動型を問わず一切の技能を持たぬ唯一の職業であり、単独でできる事はないに等しい。
しかしその名の通り全ての職業の中で唯一、〝精霊〟と心を通わせ契約を交わし、その超常の力を借りる事ができる。
精霊の力の源とも言うべき〝霊力〟を用いて放たれる攻撃や防御、支援や回復は、結果的に魔術と似たような影響を及ぼす事も多いが、そこに込められたエネルギーが全く異なる関係上、通常の技能や魔術では防御や相殺が難しく。
それは竜化生物の息吹が相手でも同様である為、意外にも高ランクのパーティーに採用される事は多々あるらしい。
……尤も、全ては気紛れな精霊頼りなのだが。
ちなみに、〝詐欺師〟呼ばわりされていた魔導師たちは精霊の力を無理やり借りる形で魔術っぽい何かを使用しているものの、そんなやり方ではいずれ天罰が下る、という意見が大半なせいか世間の目は非常に厳しいものになっている。