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職業解説:修道士

ユニがこの職業ジョブに成る事は道化師クラウン以上に稀です。


何もかも他の職業ジョブで代用できるし、そもそもユニの指なら経穴を突かずとも人間の皮膚や骨なんて紙切れ同然ですから。

修道士モンク (前・中衛)


能力値ステータス


 HP:B

 MP:B

 ATK:B

 DEF:C

 INT:C

 MND:A

 SPD:S

 DEX:A

 LUK:B


常時発動型技能パッシブスキル


◎【求道術:診断(イグザム)


 相対する生物の健康状態、及び〝戦闘行為に身を置く上で最も強く躍動する部位〟を看破できるようになる。


 暗殺者アサシン常時発動型技能パッシブスキルとは正反対に位置し、どの攻撃を最も警戒すべきかが一目で解る有用な常時発動型技能パッシブスキル


 単に相対する生物を蝕む毒や病の正体の看破も可能。


随時発動型技能アクティブスキル


◎【求道術:撃癒(オーバーヒール)


 攻撃した相手のHP(体力)を回復させる攻撃系技能アタックスキル


 何を言ってんだと思う事だろうが、すでにHP(体力)が回復し切っている生物への過剰な回復は逆に肉体を蝕む毒となる。


 外傷を与える事はなくとも、その内側は肉体を癒す筈の魔力でズタズタになる為、素材が欲しかったり剥製にしたいとの依頼を受けていたりしている場合に重宝されるとか。


 もちろん普通に味方のHP(体力)も回復可能。


◎【求道術:瞑想(ブリージング)


 特殊な呼吸法で傷を癒やし、HP(体力)を回復する支援系技能サポートスキル


 時間と回数を重ねれば骨折などの重傷も、毒や病などの重症も自然治癒可能な軽傷や軽症まで持っていける。


 また、副次的な効果として周囲の生命反応を探知する事が可能となっており、範囲内でさえあれば壁の向こう側に居る生物の正確な位置も完全に把握する事ができるようだ。


◎【求道術:無病(シェイプボディ)


 一定時間、毒や病の影響を受けなくなる防御系技能ブロックスキル


 正確には〝Lv、適性、能力値ステータスに応じてダメージが発生する攻撃〟以外で一切ダメージを受けなくなる技能との事。


 毒や病が効かないのはオマケに近いようだが、毒や細菌を息吹ブレスとして吐き出す竜化生物も居る為、ついでの効果かと言われれば決してそんな事はないと断言できる。


◎【求道術:経穴(ペインシンドローム)


 生物に必ず存在する経穴を的確に突く攻撃系技能アタックスキル


 経穴とは、いわゆる肉体の〝ツボ〟。


 指や針、或いは【爪】などで寸分狂わず刺激する事で味方へは筋力の増強や自然治癒力の促進化、敵へは免疫力の著しい低下や一時的な神経及び魔力回路の断絶を引き起こす。


 そんなの知識がないとどうしようもないだろと思う事請け合いだろうが、この技能スキルを発動した時点で相対する生物の経穴の位置や効力を看破できる為、知識自体は必要ない。


 総合評価:C


 武闘家ファイター神官プリーストを派生元とする、15の合成職アドバンスの1つ。


 全能力値(ステータス)が最低でもC以上という高水準な職業ジョブだが、技能スキルの殆どが対人戦に特化している為、竜狩人ドラゴンハンターが他を捨ててまで修道士モンクを選ぶケースはお世辞にも多いとは言えない。


 とはいえ〝継戦能力〟の高さは聖騎士パラディンと並んで全職業(ジョブ)の中でも最高峰であり、【求道術:撃癒(オーバーヒール)】の存在もあって竜でも首でも長期戦を経ての捕獲に長けた職業ジョブであると言える。

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