職業解説:道化師
色々あって、ユニがこの職業を使う事は殆どありません。
一般的な狩人における使用率は関係なく、ただ単に〝この職業でできる事以上の事を、この職業に就かずともできる〟からです。
★道化師 (中衛)
◆能力値
HP:D
MP:B
ATK:D
DEF:D
INT:C
MND:D
SPD:A
DEX:S
LUK:S
●常時発動型技能
◎【化生術:嘲笑】
笑みを浮かべている間、DEXに強化補正が掛かる。
どんな時でも全てを見下す笑みを貼り付けてこそ道化師であり、これを常に適用可能かどうかで道化師として優れているかどうかが決まると言っても過言ではない。
●随時発動型技能
◎【化生術:百面】
ありとあらゆる存在に化ける支援系技能。
元々の適性が低かったり、Lvが上がりきっていない場合は、どのような存在に変化しても綻びが出がち。
しかし元々の適性も高い道化師の場合、Lvが上がれば上がるほど変化には違和感がなくなり、たとえ親しい間柄でも気付けなくなるくらいの変化が可能となる。
もちろん化けられるのは人間だけでなく、人間以外の動物や竜化生物、果ては非生物にまで変化できるのだとか。
◎【化生術:集光】
特殊な光で特定の何かに視線を集める支援系技能。
似たような効果を持つ【盾操術:挑発】なる技能もあるにはあるが、あちらが盾を装備した自身にしか注視させられないのに対し、こちらは照射さえできれば全く別の何かに注視させる事も可能。
その性質上、目が見えない相手には無意味な技能。
◎【化生術:手玉】
属性を持つ魔力の球体を回してから投擲する攻撃系技能。
扱える属性は火、水、風、土、光、闇の6つ。
回せば回すだけ威力も飛距離も持続時間も上昇する。
魔術関連を除き、6つもの属性を1つの技能で操る事ができるのは非常に珍しく、使用者のDEX次第ではあるが、あらゆる敵に対応できるかもしれない稀有な攻撃系技能。
◎【化生術:謎箱】
何が起こるか誰にも解らない万能系技能。
……それ以上でも以下でもない。
その場に仲間が居るなら、使わない方がいいだろう。
総合評価:E
盗賊と商人を派生元とする、15の合成職の1つ。
攻撃系技能はたった1つ、それ以外も戦闘には不向きなものばかりであり、お世辞にも狩人をやれそうには見えない。
挙句の果てに能力値も基本職並みときており、とてもではないが使いこなせという方が無理難題だと言っても過言ではなく、就職率は堂々の最下位である。