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職業解説:警察官

ドラグハートが王都、アトリムに籍を置く警察官ポリスたちは世界一の大国における心臓部の治安を維持する役割を担うという事もあって誰も彼もが精鋭揃いでした。


しかし、トップが先代国王の実弟に代替わりしてからは内部から徐々に腐敗、竜騎兵ドラグーンの大量殉死も相まって治安の悪化を止められなかったようです。

警察官ポリス


能力値ステータス


 HP:A

 MP:B

 ATK:C

 DEF:A

 INT:C

 MND:A

 SPD:A

 DEX:B

 LUK:B


常時発動型技能パッシブスキル


◎【警邏術:空砲(ブランクショット)


 弾丸を込めずに上方へ銃撃した場合、相手を硬直させる。


 いわゆる〝威嚇射撃〟であり、全ての警察官ポリスが習得する事になる【銃】を用いる為、必然的に全ての警察官ポリスが強制的に敵対する悪への有効手段を備えている事になる。


 尤もLvや適性の差で硬直時間は変動し、あまりにも大きな差がある場合は全く止まらないという事も充分ありえる為、過信してはならない。


随時発動型技能アクティブスキル

 

◎【警邏術:逮捕(アレスト)


 魔力で顕現させた手錠や縄で悪を捕らえる支援系技能サポートスキル


 暗殺者アサシンの【暗影術:絞殺(ストラングル)】と性質は似ているが、その手錠や縄で相手を傷つけたり、それこそ絞め殺したりといった事はできない。


 その代わり〝拘束力〟にかけては狩人ハンター技能スキルまで含めた全ての技能スキルの中でもトップクラスに強く、僅かなMP(魔力)消費で上級魔術ハイスペル並の拘束力を実現できる。


◎【警邏術:雷棒(スタンロッド)


 棒状の雷を顕現させ、相手を麻痺させる支援系技能サポートスキル


 〝雷の棒で殴りつける、もしくは押しつける技能〟なのに支援系技能サポートスキルに分類されているのは、この技能スキルに殺傷能力がなく、あくまでも麻痺による無力化に特化している為。


 一応この技能スキルで顕現させた雷の棒には判定があり、相手の素手や金属の武器による攻撃を受け止めたり受け流したりする形でも麻痺を狙う事は可能。


◎【警邏術:防弾(バレットプルーフ)


 半透明の大盾を顕現、遠距離攻撃を防ぐ防御系技能ブロックスキル


 名前に反して近接攻撃も防御できるものの、その真価はやはり銃や弓、遠隔系の魔術スペル技能スキルの威力をLvや適性の差を問わず格段に低下させて受け切れるという点。


 もちろん竜化生物の息吹ブレスも対象だが、流石に限度はある。


◎【警邏術:察犬(ケイナイン)


 嗅覚と走力に優れた犬を魔力で顕現させる支援系技能サポートスキル


 いわゆる〝警察犬〟を召喚する技能スキルであり、使用者のLvや適性が高ければ高いほど捜査や追跡の精度が上がり、こちらの指示に厳密に従うようになる。


 戦闘能力としてはせいぜい噛み付くくらいの事しかできないが、魔力体であるお陰で普通の犬とは違い並大抵の反撃では怯む事もなく制圧できる。


 餌は要らないが意思はある為、可愛がってあげよう。


 総合評価:A


 竜騎兵ドラグーンに比べればまだ難易度は低い方だが、それでもやはり狩人ハンターと比較すると遥かに就くのは難しい正義の職業ジョブ


 悪を滅するのではなく、鎮圧し、捕縛し、賠償させる事が目的の職業ジョブである為か、ATK(物理攻撃力)INT(特殊攻撃力)の数値は平均より少し低い程度に留まり、その代わりにHP(体力)DEF(物理防御力)MND(特殊防御力)の数値は平均よりかなり高い。


 竜騎兵ドラグーンとの決定的な違いは竜化生物を相手取らない事。


 捜査や逮捕劇の延長線上、やむなく戦わなければならない場合を除き、そもそも竜化生物が関係する事件が警察官ポリスに回ってくる事はないのだとか。

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