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光が消えて目を開けると、そこは四方八方石コンクリートの様な物で出来た部屋だった。5人の足下にには光ってた時にあった魔法陣がありその周りには30人程の黒のローブを着ている怪しげな集団がいた。
「うぅここは一体…」
「おいおい!ここはどこなんだよ!?」
「みんな怪我はない!?お前達か、僕たちに何をした!」
「一体なんなのよ!?」
「………」
突然の事に俺を除いた4人は今の状況を理解できず混乱していた。
そんな中でローブの集団から1人前に出てきてフードを取った素顔は美少女であった。
「勇者様方いきなりの事で混乱しているかも知れませんが落ち着いてくださいませ。私達が勇者様達を召喚させていただきました」
そう言われ落ち着きを戻した4人は代表としてイケメン君が質問をした。
「ここはどこで、君は誰だい?それに勇者って…」
「その事につきましては説明させていただきます。ここはエルドランド王国の王城の地下にある部屋です、そして私はこのエルドランド王国の第1王女のタテガミ・ロール・エルドランドと申します。本日皆様を勇者として異世界から召喚させていただきました。」
4人は訳が分からなくなっていた。ここは異世界でお城でお姫様?極め付けが勇者である。その表情はボケーとしたものに変わっていた。
鋼太郎はそんな4人を見つつタテガミに聞いた。
「どうして勇者を召喚しないといけなくなったんだ?」
「その事については玉座にいる王が説明なさりますので皆様はついてきてください」
そう言うとタテガミは扉を開け階段を登っていった。
5人はいつまでもこの部屋に居てもしょうがないと思いタテガミについて行った。
階段を登りきると床にはレッドカーペットが敷かれており天井にはシャンデリアが、周りには高そうな絵や壺が置かれていた。そこで鋼太郎と高校生が初対面だということもあり移動しながら簡単な自己紹介した。
「俺は千石鋼太郎、20歳で仕事を探しながらバイトをしている」
「僕は神崎康弘、17歳で高校生です」
「千石さんも知っていると思いますが私は天草紫乃、17歳の高校生です」
「俺は石黒亮助、17歳の高校生だぜ!」
「私は九条飛鳥、17歳の高校生よ」
と、簡単な自己紹介も終わったところでタテガミが扉の前で止まった。
どうやら玉座の間に着いたらしい。
「それでは皆様、今から王に会っていただきますので出来るだけ失礼のないようによろしくお願いします」
そう言って扉を開いた。
扉の向こうには玉座に座っている40代位の男性が座っていてその隣には20代位の女性と20位の青年が立っておりその前には家臣と思われる人達に部屋の周りには騎士達が立っていた。
タテガミと5人は玉座の前まできて膝を着いて頭を下げたところで玉座に座っている男性が口を開いた。
「良くぞ参られました勇者様方!タテガミもご苦労であった。我がこのエルドランド王国の王であるグレイ・アール・エルドランドである!勇者様方顔を上げてくれ、我らが呼び出したのだリラックスしてくれ」
そう言われて5人は顔を上げ楽な姿勢をとった。
すると神崎がグレイに話しかけた。
「あなたが僕達5人を呼び出すのに実行させた人ですか?」
「貴様!王になんて口の利き方だ!弁えよう!」
「控えよ、我は気にしておらぬ。そうだ異世界から呼び出すようにと言ったのは我である」
ここで王はとんでも無いことを言ったので
「しかし何故勇者方が5人居るのだ?4人のはずであるが」
「っえ?4人?」
そうこの場には異世界から召喚された者が5人いるのだ。
王が言うには本来召喚では4人のはずらしい。300年前は1人召喚して失敗をしてるから人数を増やしたらしい
人数を増やすために魔法陣の改良が行われて、出来たのが4人まで召喚できる魔法陣だったらしい。
「その事については取り敢えずわかりました。次にどうして召喚したのか教えていただけませんか?」
「そうであるな…我が国は現在戦争を仕掛けられているのである。敵は武力が絶対であるウィスレギオー帝国、300年前に平和条約が結ばれてから戦争は無かったのであるが帝国の先代の皇帝が亡くなりその息子が皇帝になった途端にその息子が戦争を仕掛けてきたのである!しかし我らだけでは力が足りず勝てない、そこで過去に異世界から勇者を召喚したという文献を思い出し召喚させてもらった。どうか我が国を助けてくれないだろうか!」
「待て待て待て!ちょっと待ってくれよ!召喚した理由はわかったが俺らの口ではもう戦争なんてなかった!それに力も無い唯の学生だぞ!?」
「その事について問題無いと思う、異世界から召喚されたものは膨大な魔力持っていると記されていた!」
「魔力?それって魔法とか使えるってことですか!?」
「魔法を知っているのか?正確には魔術だが」
「いえ魔法は想像上のものです!」
4人は自分が魔法を使えると知るとワクワクのような嬉しい様な顔をしていた。
地球では想像上であった魔法が現実に使えるのだから楽しみになる気持ちもわからなくもない。
「わかりました。僕は力があって困っている人がいるのであれば力になりたいです!」
「俺も力を貸すぜ!困った時はお互い様だしな!」
「そうね、困っている人達がいるのに無視はできないわね」
「みんなで力を合わせましょう!」
4人は自分にできることがあるなら協力すると王に告げると王がありがとうと感謝の言葉を述べた。
そんな中で鋼太郎は待ってくれと言った。
「多分俺は巻き込まれただけで勇者ではないと思うですが…魔法陣の中心にはそこの4人が居たけど俺はその端っこに居たんで」
「それは済まない事をしてしまった、しかしもしかしたら魔力を持っているかもしれぬ。タテガミよ、魔術用紙は持ってきおるな?それを勇者殿達に渡してくれ」
グレイがそう言うとタテガミが5人に真っ白な紙を渡した。
なんだこれ?こんなの300年前はなかったぞ?
と鋼太郎が思ってると
「これは200年程前にできたもので魔力の数値と属性の色が出る紙である。この紙を持って『トゥルーオープン』と言うと解るようになっておる。これで確認してほしい」
そう言われて5人は順番にやり始めた。
その結果は
神崎康弘 魔力8000 色 赤青緑茶黄金黒
天草紫乃 魔力6500 色 赤青緑黄金
石黒亮助 魔力5000 色 赤緑地黄
九条飛鳥 魔力7000 色 赤青緑茶黄
であった。神崎から始まり九条が終わるまで行く頃には大騒ぎになっていた。
エデンの一般人の魔力の量は500程度であり宮廷魔術師は4000程なのである。神崎達の魔力量はエデンでもトップクラスの魔力量なのだ。
属性は5つの基本属性に3つの特殊属性がある。
基本属性は赤が火、青が水、緑が風、茶が土、黄が雷の5つ。特殊属性は金が光、黒が闇、銀が空間の3つである。
その中で属性を変質させて水を氷にしたりもできる。
勇者召喚で使われた魔法陣は空間属性が使われているそうだ。
属性は1人1つが普通であり2、3つだと秀才4つで天才と言われている。
そんな中で基本属性全てに特殊属性2つを持っていたりするのを見て驚かない方がすごいのである。
鋼太郎の番が来て唱えた結果は…
千石鋼太郎 魔力0 色 白
その場が凍りついた。
勿論悪い意味でである。
鋼太郎は4人ともすごい魔力量だな、と感心していると家臣の1人が、
「魔力が0!こやつ魔障害ではないか!?」
と騒ぎ出した。
魔障害とは”魔力回路障害者”の略称で人の体の中には魔力回路というものがありそれが空気中の魔素を吸い取り自らの魔力に換えているのである。それが無いものたちが魔力回路障害者と呼びれている。
その騒ぎは周りに伝わりどんどん騒が大きくなっていところでグレイが大声をあげた。
「静まれ!!我々が呼び出したのを忘れるな!勇者殿達、今日は異世界から召喚されて疲れているであろう、部屋を用意させてあるからゆっくり休んでほしい。千石君だったか君は少し残ってくれるか?話がしたい」
そう言うと扉が開きメイド達が入ってきて4人を連れて部屋を出て行った。その際に神崎がこっちを見ていたがなんだったのだろう。
玉座に残ったのはグレイ、家臣数名に騎士数名それと鋼太郎だけになった。
「それで話と言うのは何ですか?」
「まずは君を巻き込んで召喚してしまった事を詫びよう済まなかった」
そう言うと王は頭を下げて謝ってきた。
俺は慌てて頭を上げてもらって話の続きをした。
「千石君にはこの城に残って保護されるか外で自由に生きるか選んでほしいのだ」
「帰るという選択肢はないのですか?」
「申し訳無いがそれは出来ない、あの魔法陣は召喚する事は出来ても送る事は出来んのだ」
「そうですか…」
答えは既に決まっている。
「俺は外に出ます」
そう、外に行かなくてはならない。
300年経ってはいるが俺を待っていてくれてる人がいるかもしれないだから行かなくてはならないのだ。
「本当にいいのだな?外は魔力0では生きていく事が難しいぞ、それでも行くのだな?」
「グレイ王様は俺がここにいる事をよく思わない奴がいる事をわかってて心配してくれているのですよね?それなら外に行ってしまえば問題ありませんよ」
「そこまでわかっているのであればこの城の中でもやっていく事は出来るのではないか?」
「戦いもしない俺が図々しくいるのが俺は嫌なんですよ」
「そうかわかった、今日は部屋でゆっくり休め。明日城を出てもらう」
グレイはそう言うと玉座の間から出て行った。
グレイはいい王だな。
そんなこと思いメイドに部屋へ案内されその日はベットにすぐ入り眠った。
布団がふかふかだった。
文章を考えるのが難しいですね
書いてみて初めて知りましたよ…




