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第13話

「邪魔…よっ!」


声に出し、腹に力を入れて馬車と自分に覆いかぶさっていた大樹を真上に蹴る。メキメキと盛大な音を立ててつつ、大樹はその図体からは考えられないほど空中へ高く放り上げられる。その後魔力を溜めて詠唱に入り、落ちてきた大樹を邪魔にならないよう馬車の向こう側へと魔法で吹き飛ばす。

てやっ!というかけ声と共に放った風の魔法は砂塵を巻き上げその効力を発揮し、轟音を立てて遠い向こう側へと落ちていく大樹。

レオンやエミーに何か無いように反対側へ放ったのは良いけれど…振り返るのが怖いと思った。

ほんの数秒、突っ立ったままでいると妹からグルグル巻きにされた鎖が金属音と弱い光を発しながらボロボロと落ちて消えていく。


よくまあコレだけ人に巻き付けたなと思う。



…駄目だ。

別のことを考えても…やっぱり見るのが怖い。

でも、見ないと…

他の4人のことなんかそっちのけで悩んだ時、後ろから何かが倒れたような音が聞こえた。


「レオン!?」


今までの恐怖なんてどこ吹く風。

私は神速の早さで振り返った。


「…レオン?」


最初に目に付いたのはレオン。

いつのまにか崖になっている場所に立ち、こちらへ背を向けている。


生きてる……生きようと頑張ったんだ……


思わず目頭が熱くなるのを止められない。

私が彼に強いてきた道のりは、とても、とても…酷いことばかりだったから…

でも正直ホッと一息。彼はその道のりを乗り越えて、朝焼けに向かって立っている!

先ほどの膨大な魔力を感じた時にはもう心臓が止まるかと思ったけど!でも!あんなに衰弱していた彼が立っているなんて当然守護を得たと言わずしてなんと言うか!!

嬉しさのあまり駆け寄ろうとした瞬間、私は視界に入った物に気がつき、全身の筋肉を硬直させた。


「……エミー?」


彼の腕に鎖を付けたまま。

その鎖を出している杖を彼に向けたまま。…あの子は、妹は、うつ伏せで倒れていた。


思わず彼女の名を叫び、駆ける。

なんで!?どうやって!?レオンがエミーを!?あの子は、彼女に何かしたの!?

ギリギリまで近づき、声をかけた。

長年、側にいたお陰で彼女の防衛魔法の効果範囲は身体が覚えている。圧迫感をが少し感じる距離で彼女の顔を見ようとしても、両腕に隠れていて見えない。

とりあえず外傷は無いみたいだけど…


「マリナお嬢様!」

後ろから三人組みの一人が大急ぎでやってきていた。


「ベル!他のメンバーは?」

「私だけ先に脱出出来ました。二人とアベル隊長がまだ拘束魔法に捕らわれたままで…あの、エレミアお嬢様は…」

「大丈夫。外傷はないから。それより馬車の用意を……」


と、ここでやっと気がつく。どうして今まで気が付かなかった分からないほどの濃厚な鉄を思わせるにおい。この場面で一番嗅ぎたくなかった見知ったニオイ。

心配そうに「マリナ様?」と呼びかけてくる彼女はこの際無視する。


「レオン?」

「レオンくんなら健在ですが…ん、こ、の……この、匂いは」

「…レオン!?」


走り出したマリナ。

すぐさまレオンの肩に手を掛けて自分の方へ引っ張る。

簡単に後ろへ倒れるレオン。

最悪の想定通りだった。倒れる彼の体を抱き留めて、ゆっくりとその身体を地面に横たえ、頭を座った自分の腕に乗せる。その間にも彼の名を叫ぶが一向に反応がない。それどころか、彼の顔を覗き込んでみれば糸が切れた人形のように目と口を開いたままだらんとしている。

呼吸とまばたきがあることに唯一、少しだけ、安堵する。ギュッと彼の身体を抱きしめ、そして、そのまますぐ後ろまで来ていたベルへ叫んだ。


「…ヤーコンを!」


それだけで彼女は理解したらしく、三人の中で一番医療魔法に詳しいヤーコンを助けに戻る。


血のにおいが濃くなる……

その発生源である彼の左腕を見て、思わず口に手を当てた。

……なんでこんな怪我してるのに気が付かなかった!?馬鹿野郎!!

軽い吐き気と今頃彼の怪我を発見した自分へ罵声を心の中で浴びせ、すぐさま魔術本から応急処置用のページを何枚も破り彼の左手を覆う。

自分の肩に寄りかからせている彼の身体を左腕でしっかり固定し、右手を彼の左手の上に置き、さらに目をつむって集中した。

今の状態で魔力の暴走を引き起こそうものなら確実に彼の腕が使い物にならなくなってしまう。

そんなことはさせまいと感覚を研ぎ澄ませ、魔力をゆっくりと紙に書かれた魔法陣へまんべんなく注ぐ。

少しの間の後、彼の左手が蒼白い光に包まれたのを確認し、医療用セットの包帯で巻いていく。これである程度は大丈夫だろう。街へ戻ってからちゃんといた治療をすればいい。それにしても…

顔を上げ、アベルがいる方を見た。

ヤーコンが此方へいまだ来ないことに対しての予想通り、封印魔法の残骸とはいえ未だ効力を残す鎖に四苦八苦している三人組とその鎖で出来たでっかい塊。恐らくアベルだろう。

どれだけ自分の妹はアベルへ拘束魔法を巻き付けたのだろうか?


「でも、それだけレオンを本気で殺そうとしたってことか…」


その張本人はまだ地べたへ倒れたままだ。

可哀想、とは思わない。いっそのことそのまま…


「姉さん…?」


ピクリと指を動かし、顔を上げる我が妹。その仮面に遮られて表情は見えないけど、少し、辛そうだと感じる。でも、全くこの子は…対私用の感知魔法でも付いているのだろうか?


「エミー。意識、はっきりしてる?」

「……ダメ。してない。姉さん助けて」

「確かにまだ混乱してるみたいだけど、生憎アンタの世話は出来ないから」


レオンの方を診てるからという言葉を辛うじて飲み込む。またケンカ腰になられても困るし、でもその配慮は無駄骨だった。


「…姉さんは、その男の方が大切なのですか?」

「アンタはついさっきのことも忘れたの?私はもうさっきのようにはいかないからね」

「…そんなことしません。もうしません。しませんが――私を、私を見捨てないで、姉さん。私、怖い。寂しい。そんなのいやだ。いやです。いやなの」

「エミー…」


妹はまるで駄々っ子のようにいやいやと首を振りながら両手で顔を、仮面を覆う。

幼児退行を起こすほどに彼女が辛かったことは自分は理解出来る。出来るけど…


「マリナ様!」


…ヤーコン。


「マリナ様、お待たせしました!」

「アベルは?」

「2人が只今除去作業中です。それで…」

「エレミアは放っておきなさい。まだ混乱してるみたいだから。それよりもレオンなんだけど…」


いくつか簡単な検査の魔法で診察した後、自分が行った応急処置用の紙と比べて更に複雑かつ大きい魔法陣が描かれたページを一枚、ヤーコンは手持ちの本から破り取る。それは、包帯のように長くなり、ゆっくりと隙間なくレオンの左腕へと巻き付いていく。

それが終わった後、彼は更にページを進め、そのページ上に魔法陣を展開。精密な検査を行っているようだった。



「これは…」

「どう…?外傷よりも精神的なものだと思うんだけど…」

「……これは、魔力開放?まさかそんな」

「治せる?」


少しの時間の後、難しい顔をしていたヤーコンは首を左右に振った。


「申し訳ありません…お嬢様」

「なっ…!」


なんで!?と言いそうになるマリナ。

ヤーコンは淡々と話始めた。


「彼は、今現在何らかの行動によって魔力の調整が出来ておりません。簡易的な検査ですので恐らくですが魂を基軸とした魔力の生成機能のみならず、貯蔵機能が正常に働いていないのです」

「つまり?」

「魂と体が生み出す魔力が垂れ流し状態。『解放』状態にあります。このまま続けば命の危険があります」

「…どうにか出来ないの?直ぐ街へ戻れば良い?」

「自分には他人の魂を直接・間接問わず処置出来る技術はありません。何故、開放状態に陥っているのかすら用意した魔法では原因が特定できないのです。したがって、あとどれほどの猶予があるのかも分かりません」

「じゃあ、とにかく急いで戻るしか」

「他に可能性があるとすれば、確か、エレミア様は異人治療施設にもお勤めされていたはずですね?なら、エレミア様ならばもしかしたらより詳しく、より適切な処置が可能かもしれませんが・・・」

「エミー、ね・・・」


その妹は両手で顔を覆いながら泣いている。


「…これ以上は何も出来ない?」

「申し訳ありませんが…」

「いいの。こっちはもう良いからアベルと馬車の方をお願い。もしここで治療するようならまた呼ぶから」

「了解しました」





「エミー」

答えない


「エミー」

反応なし


「エレミア」

泣くのは止まったようだ


「エレミア=アルトリアス」

少し肩を動かした。


「…私の可愛い妹エミー。お願いだから返事して?もう怒ってないから、ね?」

ふるふると顔を左右に振る


「エミー?」

「…変なんです」

「どうしたの?」

「…悲しいのに…苦しいのに……嬉しいんです」


両手をどかし、仮面を外したその顔は確かに泣きはらしていたが、口元は震えながらも確かにどこか嬉しそうに微笑を浮かべていてチグハグに見える。

本人もそれを自覚しているらしく、なんとかしようと頬をつねったり引っ張ったりしていたけど効果は薄いみたいだった。


「エミー。混乱しているところ悪いけどお願いがあるの」


ただでさえ美の女神の転生者であるのに、頬をぐにぐにとしながら地面の上で女の子座りをしている妹がこちらを見て小首を傾げるその姿に、女として軽い嫉妬を覚えながら腕の中にいるレオンへ視線を意味ありげに向ける。

それに気が付いた彼女は顔をしかめていた


「…その男が、どうかしたのですか」


…先ほどのヤーコンとの会話は聞いていなかったらしい。

ジト目でレオンを見る彼女の表情はやはり険しく、なるべく刺激しないよう話しかけることにした。


「エミー。レオンは今、魔力の『解放』状態らしいの。もう私は怒ってないし、あなたを見捨てるなんて絶対にしない。独りぼっちにすることも絶対にしないって約束する。…だから」




「だから、レオンを助けて。お願い…」




正直、急いで欲しいという気持ちもある。あの程度の外傷であれば治療は先ほどの処置で十分だろうが、魔力に問題があるとするなら急を要する。それは、大規模魔力保有者の自分が一番理解していること。だが、もし妹が治療などを拒否したとしても、自分は彼女を責める気にはなれない。物心ついた数年後には他人とも触れることが叶わなくなり、実の親にすら触れられずに生きてきた彼女を一番理解しているのも、自分だからだ。




「助けたら…助かったら、彼には出て行って欲しいです。それでも良い?お姉ちゃん」


ほんの少しの沈黙後、美しい妹はそう口にする。幼児退行を起こしてるとはいえ、やや上目遣いのその顔はあまりにも幼すぎだ。そう思いつつ、その問いに対してマリナは苦笑を返す。


「エミー。あんたやっぱり私の妹ね。私とお母さんはレオンに留まって欲しい。でも、エミーとお父さんは別の所で住んで欲しい。肝心のレオンも、きっとあんたと同意見。きっとレオンは館から出て行くと思う。貴女の望み通りに」


そう言うと、彼女はやはり何故か口元に微笑を浮かべてはいるものの、複雑そうな顔を見せる。今の自分は寂しそうな顔をしているのだろうか?混乱しつつも悩んでいる彼女を見ながらそう思った。




「分かり、ました」


どこか嬉しそうな、どこにも嬉しくなるようなことは無かったはずだが、彼女は自分に頷いて見せ、地面に転がっていた杖を掴みこちらへ寄ってくる。

ある程度近付いてくると、膝をつき、覗き込むようにレオンを診察し始めた。

が、どこか嬉しそうな表情は変えられない様子で彼女はこちらへ視線を上げる。


「……姉さん」

「分かってる。分かってるから今はレオンをお願い」


呼びかけてきたその声も、本人としては不安によりかけてきたのだろうが、聞いている者にとっては女神が優しく囁いたかのような錯覚を覚える。

…今までこんな嬉しそうな、優しい表情を見せたことがあっただろうか?

マリナにはそんな記憶は無かった。



――――――――――――――――――――



「間違い無く、『解放』状態です。先ほどはヤーコンが?」

「うん。見てもらった」

「…余計なことを」

「エミー!」

「姉さん、彼を地面へ。…そうです。降ろしてください。これより、彼の左手を再び杖で貫きます。……怒らないで下さい。通常、魂へ干渉するには直接肌へ触れる必要があるんです。私の場合は魔法陣で間接的に干渉しますが、今回魔法陣の用意をしていないので杖を媒介に干渉を行う必要があります。…彼に増血剤の投与を。それではいきます」

「…これで本当に助かるの?」

「了承した以上、何が何でも助けます。それに…」

「それに?」

「…それに、この訳の分からない気持ちがなんなのか私は知りたい。私じゃない私が喜ぶその理由を」



しばらく黙ったままエレミアは周囲に誰も入らないよう、安全の為に結界の魔法陣を張る。

対して、レオンへ増血剤を投与したマリナは処置が終わるまでここから離れる用意をすることにした。結界を張った以上、並みの敵ではそれを突破出来ない。その点に関しては気にはしないが、エレミアが言った『私じゃない私が喜ぶその理由』というのは気になる。恐らくは彼女の転生前の美の女神のことを指しているのだろうがしかし、馬車までのほんの数秒では答えは出ない。サルヴァンやエレナ達の助力を得なければいけないだろう。そう思いつつ、丁度、馬の用意をしていたベルに声を掛けた。



「アベルは?」

「馬車の中で安静にしてます。拘束魔法は全て取れましたがその影響が大きく身動き出来ないようです。今はヤーコンが側にいます。ファラットは索敵と帰還ルートの確認をしています。ところでマリナ様」

「なに?」

「エレミア様は大丈夫でしょうか?」

「ああ…あなた達には凄い迷惑かけてた。ごめんなさい」

「そんな!謝らないでください!」

「でも、私達の家庭の問題を持ち込んで、挙げ句の果てに『試練』をメチャクチャにしたのは事実。だからこの謝罪は必要なこと」

「…分かりました。お受け致します。なのでそのお顔を上げてください」

「ありがとう。それで、エレミアの件だけど…多分もう大丈夫。変なことにはならないと、思う」

「了解しました。あと、もう一つ個人的な質問をよろしいでしょうか?」

「ん…?」

「…お二人ともレオンくんに夢中なんですか?」

「っぶ!!」


盛大に吹くマリナ

ゲホゲホ咳き込む彼女へ心配しながらも興味津々といった目を向けるベル。

女の子なら尚更その手の話題には好奇心が疼くのだろう。


「……どうしてそう思ったの?」


涙目になりながらやっとそれだけ聞いた。

当のベルは手早く馬を馬車へ繋ぐ作業を終わらせていた。パンパンと手をはたきながら彼女はんーと唸りながら何か考えている。


「マリナ様はもう態度がソレじゃないですか?」

「認めたくないけどそう見えるみたいね。私は否定も肯定も出来ないけど」

「むー。だめですかー。それならエレミア様なんですが、どこかマリナ様を盗られたくないっていうのと…マリナ様にレオンくんを盗られたくないっていうのがあるのかな、と」

「…思い当たる節が無いかって聞かれたら答えられないけど、確証があるかって言われたら無いって言える」

「じゃあ、まだエレミア様自身も気付いていない可能性も…?」

「なきにしもあらずっていうとこ」

「でもでもでもーーー」


まるで鳥のようにパタパタと両手をはためかせる彼女の後ろから大きな声が掛けられる。


「ベル!支度は終わったの?」

「ファラット!もちろん終わってる!」

「なら戦闘準備だ。敵影を確認した。恐らくレオンのあの攻撃を察知した奴らだと思う」


一瞬にしてベルの表情が変わる。


「数は?」

「5つ確認した。レオンくんの治療が終わるまでここを動けない上に身を隠す魔法も不可ときた。僕もう、やんなるよ」

「小隊長なんだから弱音吐かない!アベル隊長は?」

「好きにやれと。あれだけ拘束魔法を巻き付けられて感覚を封じられた状態の時にすら感じられるほどの魔力が放たれたのだから魔物が寄ってくるだけじゃなく戦争でも始まったと近隣国に思われても仕方ない状況だ――とのことだよ。僕らの判断を『試練』として扱うみたいだ」

「それで、どうするつもり?」

「僕らが現在行っているのはあくまで対魔物に関しての行動だから、それを含めて考えてる。もし近隣国の軍隊が動き出したなら僕らをオトリにしてでも時間稼ぎの後に逃げるしかない。だけど幸いにしてまだ動きは無さそうだから今はとにかく魔物を食い止める。馬車を移動させて防衛魔法の展開を準備。僕ら三人は散開して魔物を迎撃。マリナ様は馬車でエレミア様達の護衛をお願いします」

「…あんた達、それでいいの?」

「任せて下さい!敵一匹たりとも近づけさせません!」

「僕らはいずれマリナ様にお仕えする身です。ならば、今この時をこの身を賭してお守りすることに、何の躊躇いもありません!」

「……ありがとう。お願いします」


苦労を掛けてると思わずにはいられないマリナをよそに2人は笑顔で了解と返し、即座にヤーコンを連れて馬に乗り、森の中へと走っていった。





久しぶりの投稿。

書き途中がいくつかあったので加筆&訂正してからしばらくの間投稿しようと思います。


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