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少年の日の思ひで  作者: 復活のtootoo
1/5

〜若かりし頃の過ち〜




「もうさぁ〜まじさぁ〜ガーグァにも勝てないんだけどぉ」


 そう言って3DSを投げ出したのは高校1年、少し大人に近づき多感な時期でもある年頃に入ったタクミと言う少年だ。

彼がやっているゲームは「ビーストハンター810G」という通信することでいろんな人と狩りに行くことができるゲームだ。

 そしてゲーム内のガーグァの卵を持って逃ていてリンチに会い負けてしまったところだ。

[もうさぁ〜マジさぁ〜ヤってらんないんだけどぉ〜]

[大☆丈☆夫、タクミ君ならきっとできるよ♡]

チャットでの会話相手は最近ゲーム内でフレンドになったヒナノだ。彼女との出会いは数週間前に遡る…




「もうさぁ〜まじさぁ〜オレがガーグァの金の卵持ってるんだからみんなオレを守れよ〜。1人しか思い通りに動いてくれないじゃんか!」

バンッ、バンッ、バンッ、ドン!!

台パンした手はもう痛い。神経の上を4台パンの大きな痛みが走っている。

「は〜つっかえー、手も痛いしもうやめるかぁ、ってなんか チャットが来てるんだけどぉ」

[初めまして!!私ヒナノって名前なんですけどよかったらフレンドになりませんか??]

(ファッ!?なんだこのおっさん?まぁ折角申請してくれたし…)

[よろしくお願いします!!]

[さっきのクエストのメンバー酷かったですね(笑)今度私と狩りに行きませんか⁇]

[やりますねぇ、あと気になったんですけど名前的に女性の方ですか?]

[あ、バレちゃいました〜⁇やっぱり女性がビスハンやるのって変ですかね⁇]

[いえいえそんなことないですよ。ただ珍しいなぁ〜と](女性のフレンドGETだぜ)

[私あまりゲームしないんですけど、親が特殊部隊にいてよく家を空けるので寂しくって…、ストレス発散でビスハンしてるんです!!]

[そうなんですね!](慰めれるのはオレしかいねぇなぁ〜コレ)


それ以来2人は何回っていうか頻繁に一緒に狩りに行き徐々に距離を縮めていった…

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