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――Days 98――
惰性に満ちた生活を、少しでも良くしたいと思い、中学生の頃に考えていたものを吐き出します。
それはうんざりするほどに眩しく、熱く、君から全てを奪った。芳る焦げた肉の匂い。それが最初に感じた光だった。
この気持ちが憎しみだと、君は教えてくれた。
それは怖いほどに優しく、苦しく、だけどチョコより甘く花のような匂い。それが2度目に感じた光だった。
この気持ちが何なのか、君に聞けばわかると思う。でも、それが怖くてできなかった。
きっともう聞けない。叶うことなら、君と出会った時からやり直したかった――。
――???――