1話 発端
是非読んで見て下さい(*`・ω・)ゞ
桜が花を咲かし暖かくなった春。自然の生き物達は地上へ舞い降り、今年も元気に動き出す。
そんな昼寝がしたいほど気持ちがいい昼下がりに俺 、要斗は自分自身に何が起きたのか分からず立ち竦んでいた。
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「お兄ちゃん、出かけてくるね。」
妹が朝のコース料理 (食パンと牛乳) を食べる俺に言った。
「おう、いってらっしゃい。」
新しくなった日常でまだ慣れない。東京から引っ越してきてまだ3日目だ。母と妹は街を探索しに行くそうだ。そして俺は単独で行動するのだ。
「それにしても昨日、入学式だったのに今日は土曜日だ。なぜそんな日にしたのか分からないよ( ・´ー・`)フハッ」
朝のコース料理を食し、身支度を済ませてから黒色のショルダーバッグに財布や何やらを放り込み、外へ飛び出す。
「さて、どこへ行こうか。」
と言いつつも、入学式の日に道に迷ったので通学路の確認に行くだけだけど。
15分ほどで学校に着いた。用はそれだけで暇だったので、帰り道にゲームセンターに寄ることにした。
そこまでは「普通」だったのだ。
店の近くに行くと、何か不快音が聞こえてきたのだ。高い音。モスキート音のようだ。繁華街には若者避けとして置かれている場所があるそうだ。
「あーー!うるさいなー、あいあいあ〜♪」
あまりに長い音なので、なり止むまで耳を塞ぎ、目を閉じた。
音が止み目を開くと、あら不思議!
自分が学校の前にいるのだ。
タイトルのMutationとは「突然変異」という意味です。語彙力が乏しいです。ご了承ください。