泥棒逮捕だ!
私立ひまりん学園の先生と園児達による、探偵ストーリー。
1 泥棒逮捕だ!
二00九年 九月10日 午前九時
ひまりん学園の近くのスーパークリエイト東町店にて、事件発生。
「何があったの?」
A君がB町先生にたずねた。
「泥棒がスーパーに入ったのよ!」
「泥棒が入った!」
その言葉を聞いたCちゃんとD太君がすっ飛んできた。
「何!泥棒だって。」
Cちゃんが言った。
「それは大変だ!急いで僕たちもスーパーへ行こう!」とD太君が言った。
「時間が無いからとにかく急ぎましょう。」B町先生がそう言って、子供達は急ぎ足で先生と共に事件発生現場へかけつけた。
「一体、犯人は誰なのかしら?」
皆が首を傾げた様子でそう言った。
「ひまりん探偵団!今日も犯人見つけるぞー!オー!」皆のいつもの掛け声だ。「さあ、それでは始めましょう。」
B町先生がそう言い、子供達は皆、先生の後についていった。
「フームフム!これを手掛かりにしていけば、確実に犯人を捕まえる事が出来るぞ。」
D太君がノートにメモを取りながらそう言った。
「ハイ、これ、犯人の特徴が書かれた紙よ。」
そう言い、CちゃんがA君に紙を手渡した。
〈内容〉
・特徴・
・身長・ 170㎝ ・痩せ形
・体重・ 48㎏
・服装・ 黒い帽子・サングラス・緑色のジャンパー「へぇー、犯人はこんな感じか。」
A君とCちゃんが納得した様子で言った。
「皆、感心している場合では無いのよ!さっさと犯人を捜しましょう。」
B町先生がそう言った。
そして、皆は食品コーナーへと移動した。
「ここはどこだね?」
A君が言った。
「何、ボケてるのよ!ここは食品コーナーよ。」
Cちゃんがそう言った。
「さあ、ボケッとしてないで、さっさと犯人を逮捕しなくちゃ、時間が無いよ。」B町先生がそう言って、「ハーイ!」皆が一斉に返事をした。
「あっ!」
D太君が大きな声で言った。
「どうしたの?D太君。」A君とCちゃんが言った。「あそこにいるの、泥棒に似てねぇか?」
D太君が言った。
「本当、そうみたいね!行ってみようか。」
B町先生がそう言い、皆が「うん!」と返事した。
そして、皆が犯人らしき人物の所へ近づいてみた。
「おじさん、何をしているの?」
A君とCちゃんが尋ねた。「買い物に来たんだがな、欲しい物が見つからなくて、困っているんだけど、君たち、探すの手伝ってくれないかい?
「何か怪しいね!」
「うん。」皆がそう言った。
そして、今思い切って
「おじさん、あなたは何か盗んではいませんか!」
と皆一斉に言った。
「な、何も盗んではいないよ!何を言っているんだ。君達。」
「いや!正直に言いなさい!」B町先生が怒りながら言った。
「私、実は泥棒をしました。」と正直に言った。
「で、一体あなたは何を盗んだの?」とCちゃんが言った。
「カバンの中を見せてごらんなさい。」
A君がそう言って、おじさんはカバンを開け、中身を全部出した。
「これは、浜松銘菓のうなぎパイじゃん!」
皆が声を揃えて言った。
「それから、餃子も盗んだんだってさ。」D太君が言った。
「す、すみません。うちの子供がどうしても欲しいと言っていて、私はお金を一円も持っていなくて、でも、それでは子供に申し訳ないと思っていたので、つい盗んでしまいました。」
と言って一生懸命に謝っていた。
「よし、これで犯人逮捕だ!」と皆が言い、泥棒を逮捕した。
「それじゃー、いつものあれにいこうか。」B町先生がそう言って、
「せーのーで!ひまりん探偵団 今日もやったぞー!」
と皆大きな声で喜びのポーズをとった。
「さあ、皆学園へ帰ろうか!」B町先生がそう言い、皆大きな声で返事をし、学園へ帰っていった。
そして、明日も、皆で事件を解決する。
読みごたえのある楽しい探偵ストーリーです。




