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第22回

この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。

   また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。

この作品の著作権は、相良 凌が保有しており、このサイトの利用者に、何らの権利も与えるものでは、ありません。(要するに、読むだけにして!ということです)


第1回から、お読みになりたい方は、後書きより下にある〔闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


  闇探偵 西園寺 美園(22)  相良 凌      


   2 美園 初の闇探偵業(21)


自動車運転休憩所に停まっていた、吟勇会とは、別の黒い車は、吟勇会の現場責任者を下ろすと、その場を去った。

 その様子を見ながら、西園寺が、

「あの車、居なくなりましたね・・・」

「孝道さんの乗っている車、見張るの優先で、いいのよね?」

 と、念を押した紗些平と名乗る女性。

「はい、このまま見張ってて下さい」

 と、西園寺は、いつもの表情で、応じた。

「夕方の腹ごしらえ、時間あるうちに、しとくといいわよ!」

 と、言って、紗些平と名乗る女性は、西園寺に買いだめのコンビニ鮭おにぎりを勧めた。

「ありがとう御座います!」

 と、言ってコンビニの鮭おにぎりを、ほおばる西園寺。

 紗些平と名乗る女性は、

「張り込みをする前に、食料と飲み物は、あらかじめ準備しておくの。これは、基本よ!」

 と、西園寺に言った。西園寺は、

「紗些平さんに任せっきりでしたから・・・すっかり忘れてました!」

 と、忘れた事を恥ずかしがりながら言った。

 ☆

夕闇が夜の闇へと変わった、夜7時ごろ、自動車運転休憩所に停まっていた、吟勇会の黒塗りの車が、動き出した。

 それを見て、西園寺が指示する

「あっ! 車が、動き出しました! あの車の後を、つけて下さい」

「言われなくても分かってるわ! 後をつけるわよ!」

 と、応じた紗些平。

 吟勇会の黒塗りの車は、浦安の浮き桟橋のあるアリーナ近くの駐車場に停まった。

 西園寺を乗せた、紗些平と名乗る女性の運転する車は、そこから少し離れたところに駐車した。紗些平と名乗る女性は、自身の車から、フライトジャケットを巻いて偽装した高倍率ビデオカメラを、吟勇会の黒塗りの車に向けた。



第1回から、お読みになりたい方は、下の〔闇探偵西園寺美園【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)

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