老人と子供たち
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次の日ベットから起き階段を降りて下に行くと朝食があった貧民街の食事とは思えないくらい綺麗だった。老人に聞くとどうやらこの人は生まれは普通だったが商会を立ち上げ貧民街の人達を助けるために孤児院を作ったらしい。朝食を食べながら老人に聞いた「ジィさん名前教えてくれないか?」「トールじゃお前さんの名は?」「ルーディ」「いい名前じゃな」しばらくするとこの孤児院の子供たちが起き始めた「トールさんその子新しい子?」小さい女の子が言う「そうじゃよみんな仲良くしてやってくれ」「うんわかった」少し遊んであげた後俺は孤児院の屋根裏部屋に行って海を眺めていると「おっと先客か…あぁん?お前誰だじぃさんが言ってた新入りか?」屋根裏部屋の扉を開けながら俺と同い年くらいの子が言う「うんそうだよこんな俺だけどよろしくね」「ふぅーんはぁー俺の名前はラークお前は?」「俺はルーディ」「お前海の向こうに何があるか知ってるか?」「……知らないよ」「そうか俺海の向こうに行ってみたいんだよなー何があるか気になるし」「……そうだね」「そういえば親はどうしたんだ俺の親は物心着く頃にはいなかったけどお前は?」「……」「おっとわりぃなにか嫌な事思い出させたか?」「いや大丈夫だよ」俺は逃げるように屋根裏部屋を後にした。俺がまた小さいこと日が暮れるまで遊んだ後ラークが俺のとこに来た「悪かったお前にそんな事情があるなんて知らずに無神経なこと言ったすまない」「そんなラークは悪くないよ俺が全部悪いから…」「なぁ知ってるか海の向こうには死んだ人を生き返らせる何かがあるんだって……」「!!!」俺は驚いたそんなものがあるのか確かに挿絵でそのような感じの場面があった気がする……「なぁラークは海には出てみたいか?」「!!……あぁルールを破るとしても出てみてぇ……」「俺と一緒に行ってみないか海の向こう」「……………よし!いいぞ俺だって生き返らせてぇやつがいるんだ」「じゃあ16になったら一緒に海に出ようぜ」俺とラークはそこから仲良くなった四六時中一緒に遊んだり話したりそんなこんなで大親友になった
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5年後
低い背はだいぶ高くなり声も低くなったそして昔より体つきががっちりしてきたラークは俺より少し…背が高い。「ラーク」「あぁそろそろだな」俺たちはじぃさんのいる部屋に行った
「「じぃさん俺達海に出ようと思う」」
少しの間沈黙が続いた
「あぁそうかそんな気はしてた。わしがお前らのために作った船をやろう……」
ジィさんはこの時のためにバレたら殺されるのに俺たちのために船を作ってくれていたのだ。
「ジィさんありがと」
「出発はいつにするんじゃ海付近の監視は厳しいぞ」
作戦会議が始まる
ラーク仲良くしてやってくれめっちゃいい子やねんルーディは…。ちなみに船は手持ちサイズに折りたためるぞ!なぜなら未来だからだ!さぁさぁルーディ達どうやって監視の厳しい海付近を越えるか