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消える私と王子様 〜異世界から来た私は嫌われ令嬢と体をシェアしています。  作者: ねここ
第二章

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止められない情熱



 ラファエルは息つく間も無いほど激しくキスをした。ユイカは驚いた顔をしラファエルを見たが、すぐに瞳を閉じた。私もこれを望んでいた。ラファエルはユイカの手を離し覆いかぶさりユイカの髪を撫でながらキスを繰り返した。激しく貪るようなキスはお互いの体温を上昇させた。


ユイカの顔はピンクに染まり時々瞳を開けラファエルを見つめるその表情は艶めき、ラファエルの理性を遠ざける。すぐにまたユイカにキスをした。


 ユイカは激しいキスの中にラファエルの想いを感じた。深く愛されていると実感できるそのキスに溺れて行った。上から覆いかぶさるラファエルの首に両手を巻きつけ何度も目があうたび愛しているというようにラファエルは目を細める。こんな時でさえ上品でかっこよく、だけど瞳の奥に燃え上がるほどの情熱の光を宿し見つめている。

このままラファエルに抱かれたい。ユイカは素直に思った。



 ラファエルはキスを繰り返しながらユイカを見つめ何度も愛していると言った。ユイカはその度に頷いたり、返事をしたりしていたがラファエルは「ユイカは言ってくれないのか?」と少し不満げに言った。


そんなラファエルが可愛くて愛しくてユイカはラファエルに言った。「ラファエル様、愛しています、大好き、あなたの全てを愛しています」


 ラファエルは満足そうに頷き言った。


「ラファエルと呼べ」


 ユイカは驚いてラファエルを見つめ言った。「皇帝様の名前を呼び捨てにできる人ってご両親とチェスター様しか知りません」


「ああ、私が許しているのは三人だけ、ユイカにだけは呼んでほしいとお願いしている」


 汗でユイカの額に張り付いた髪を手で除けながら言った。


「ラファエル、愛しています」ユイカはそう言ってラファエルの頬に手を当てた。

ラファエルは嬉しそうに微笑みまたユイカにキスをし、そのまま首筋に唇を這わせた。


「あ、ダメ、ラファエル、、だめよ」ユイカは吐息を漏らしながらラファエルに言った。


「なぜ?嫌なのか」ラファエルはそのまま首筋にキスをしながら言った。


「嫌じゃ無い、、、でも、ここは、、嫌なの、違う場所で、」


 ユイカはラファエルに言った。本当はタウハウスが良い。だけどこの状況では無理なのはわかっている。だけどずっと思い出に残るような場所で結ばれたい。


 

 ユイカの言葉を聞きラファエルは徐にユイカを抱き上げ部屋を出た。


 廊下にいたメイド達は驚いた様子でラファエルを見たがラファエルはユイカを胸の中に抱きしめ、顔を見せないようにしながらどんどん歩いてゆき、ラファエルの自室にユイカを連れて行った。


 ユイカは無言で部屋を移動したラファエルに驚いて聞いた。


「ここは?」


「誰も入れたことのない私の部屋だ」ユイカをベットの上に寝かせ聞いた。


「ユイカ、ここは嫌?」ラファエルは情熱的な瞳をユイカに向け言った。


え?ラファエル様のお部屋?そんな場所に私を連れてきてくれるの?どうしよう、嬉しい、、。

ユイカは返事の代わりにラファエルに抱きつきキスをした。ラファエル愛しています。


 ラファエルはユイカの上に覆いかぶさり何度もキスを繰り返しながらユイカのドレスを脱がし、自分もブラウスのボタンを外しながらユイカの全身にキスをした。もう止められない。ユイカの全てを奪いたい。


 ユイカはラファエルの愛撫に熱い吐息で答えラファエルの愛欲を高めてゆく。


 愛する人と抱き合うことがこんなに甘く、官能的で、幸せに満たされるものとは知らなかった。

 ラファエルはユイカを離せない。汗ばんだユイカの身体を、火照った肌を見るたびにユイカが欲しくなる。


 こんなに愛に溺れるとは、、ラファエルは自分自身に驚いていた。

エレノアやヘレンとは比べられないほど、別次元の感情と感覚でこのままずっとこうしていたいと思った。


 そして疲れ眠るユイカを抱きしめまたキスをし、夢うつつのユイカを抱く、ラファエルにされるがままのユイカはラファエルを見つめ「愛してる」と呟き、その言葉にラファエルはまたユイカを求める。


何度その繰り返しをしたのか分からない、気がつけば外は暗くなり月が出ていた。



 ラファエルの部屋から帝都全体が見渡せる。とてもきれい。ユイカは身体にシーツを巻きつけ大きな窓から外をながめていた。


 、、美しい。ベットの上からラファエルは月明かりを受け立っているユイカの姿を見つめていた。そのままユイカが消えそうに思えすぐに起き上がりユイカの所に行った。優しい眼差しで自分を見つめるユイカを抱きしめキスをした。どこにも行かせない。


「、、ラファエル、こんな所に私を連れてきて、、大丈夫かな?」ラファエルの胸に身を預け聞いた。この城には妻達がいる。私をこの場所に連れてきたとわかったら問題になるかもしれない。


「ユイカ、私は皇帝だよ?誰一人私に文句を言える人間は居ないし、言わせない」ラファエルはユイカはを抱きしめたまま言った。ユイカは絶対に守る。誰一人ユイカに対して意見など言わせない。


 ユイカはその言葉を聞いて少し笑えた。自分勝手な皇帝様。だけど今はその言葉が頼もしい。先程もエレノアの詮索から私を守ってくれた。


 

「、、この部屋でラファエルは何を思っているの?」

ユイカはラファエルを見上げ聞いた。この部屋はまるでラファエルのように美しく整理されている。だけどどこか孤独を感じる。


「ユイカの事」ラファエルは目を細め言った。


「もう、そればっかり!」ユイカは笑いながらラファエルの胸に手を当てた。程よく鍛えられた美しい体。この胸に抱かれる私は本当に幸せだわ。


「ラファエル、鍛えているのね」ユイカはラファエルの美しい胸にキスをした。


ラファエルはそんなユイカに反応した。徐にユイカのシーツを剥ぎ取りまたユイカを愛し始めた。

火照った体に指を這わせ、目を閉じて高まる刺激に熱い吐息を吐くユイカをグッと引き寄せた。


ユイカはそのままラファエルに抱かれた。ラファエルに抱かれる悦びと快感で体がうずく。これ以上無いほどの満足感に包まれユイカはラファエルの腕の中で眠った。


 

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