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治癒能力者の煩悩  作者: こんぶ
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~命の重さ~

 時たまに、考えることがある。

 命の重さってなんだ?

 俺にはそれが到底理解することができない。

 当然だが命に質量などというものは存在しない。あるのは生物という、まあふわりとした定義だ。

 だいたい俺は定義として命というものはあまりにも分かりずらい。

 命の重さってなんだ?俺にはそれがヒト、人類の多数派によるエゴとしか思えない。

 エゴ。まったくもってその通りだと思う。何故なら九割以上の人間は一国の大統領と赤子の命がかけられている状況ならば、必然、一国の大統領をとるだろう。

 所詮は人などそのような生き物でしかない。

 結局死というなの逃れられぬものに追いつかれ肉塊へと変貌する。

 それはみな同じだ。

 死ねばただの物質となる。

 だからどうしたというのだろうか。

 俺は一体いつからだろうか。


 ()()()()()()()()()()()()()()()のは。


 死に惹かれる若人をひとりでも減らしたいとそう思うようになったのは。


-だが人は死ぬ。俺にそれを止めることは不可能だ。

故に、俺は苦しまずに逝ってほしい。

永らえさせることのできる命ならば長くしてやりたい。


まあ、まだ夢のまた夢の話である。

看護か医療か。

そっちの道に俺は行きたいなあ。


まあまだ高校生だけど。

俺の名は天道響。

高校二年。

将来の夢は医者か看護師。

公立北高校生徒。


ちなみに趣味は、


「胸骨圧迫の訓練だ」

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