表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
逆行した公爵令嬢!2度目の人生は絶対に失敗しないことを誓う  作者: Karamimi
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/81

第47話:シュミナと一緒にレベッカ様に会いに行きます

「ミシェル、大丈夫だった?急に王太子妃様がいらしたと聞いてびっくりしたのよ」


私の側に駆け寄ってきたのはお母様だ。


「ええ、大丈夫よ。話してみたらとっても良い人だったの。来週、王宮に遊びに行く約束をしたわ」


「そう、それならよかったのだけれど…」


まだ不安そうな顔のお母様。王妃様の事があったので、きっと心配してくれているのだろう。


そして、その日の夜

「ミシェル、今日王太子妃が会いに来たんだって?大丈夫だったか?」


レオにもお母様と同じ事を言われた。


「ええ、とっても良い人だったわ。そうそう、来週レベッカ様に会いに王宮に行く事になったの。シュミナも誘うつもりよ」


私の言葉を聞き、見る見る機嫌が悪くなるレオ。


「おいミシェル!なんで王宮に行くんだよ!あそこにはユーグラテスも居るんだぞ!俺は反対だ!絶対に行かせないからな!」


これはマズイわ。どうしよう。


「でも、シュミナも一緒だし、レベッカ様はとても良い人よ!」


「とにかくダメだ!わかったな!」


凄い勢いで迫られ、仕方なく「分かったわよ」と答えてしまった。どうしよう、このままだと王宮には行けないわ。もし黙って行ったら、きっと二度と王宮には行かせてもらえなくなるだろうし…


とりあえず、明日シュミナに相談してみよう。



翌日、すぐにでもシュミナに相談したい気持ちを抑え、放課後まで待った。基本的に学院に居る間は、レオやジル様と居たり、他の令嬢たちと一緒に居る場合も多い。そのため、シュミナと2人きりになれるのは放課後ぐらいしかないのだ。


「シュミナ、悪いけれど大事な話があるの。今日うちに来てくれるかしら?」


私の申し出に、一瞬目を大きく見開いたシュミナだったが、すぐに笑顔に戻り


「わかったわ、急いで向かうから待っていて」


そう言ってくれた。


急いで家に帰り、シュミナが来るのを待つ。しばらくすると、シュミナがやって来た。


「急に呼び出してごめんね、実は先日、王太子妃のレベッカ様が我が家を訪ねてきたの。そこでね、まさかのレベッカ様も、私と一緒で2度目の人生を送っているという事が分かったのよ」


私の言葉を聞き、明らかに口を押えてびっくりしているシュミナ。その後、1度目の生でレベッカ様の身に何が起こったのか、第二王子がいかに恐ろしい男かを詳しく説明した。


「まさか、ミシェル以外にも2度目の生を生きている人が居るなんて…それも、王太子妃様の話は、あまりにも衝撃的過ぎるわ…」


そう言って固まるシュミナ。そりゃあそだろう、まさか王太子でもある自分の兄を殺してまで、レベッカ様を手に入れようとした第二王子に、さすがにかなり引いている様だ。


「それでね、週末レベッカ様に話の続きを聞きに王宮に行く事になっているのだけれど、シュミナも来てくれる?既にレベッカ様には許可を取ってあるから」


「もちろんよ。私も一緒に行くわ」


よかった。でも、まだ問題は残っている。


「それとね…実はまだ問題が残っているの。レオが絶対に王宮には行かせないって言っているの!黙って行く訳にもいかないし。どうしよう」


ある意味この問題の方が厄介かもしれないわね。


「わかったわ、その点は私が何とかレオ様を説得するから任せて!とにかく、王太子妃様にもっと詳しく話を聞かないとね」


シュミナの言う通りだ。とにかくもっと詳しく話を聞かないと!話はそれからね。それより今はレオよ。本当にシュミナ、うまく説得できるのかしら?


翌日、早速シュミナが今回の事をレオに切り出した。


「レオ様、週末ミシェルと一緒に王太子妃様に会いに行きたいのですが、よろしですよね」


シュミナ、いくら何でもそれはストレート過ぎるでしょう。明らかにレオの機嫌が悪くなったわ。


「悪いがシュミナ嬢、ミシェルは王宮には行かせるつもりはないよ」


「あら、私が調べたところ、王太子妃様はユーグラテス様を毛嫌いしている様ですよ。それにそんなに心配なら、レオ様も一緒に来ればよろしいのではなくって?」


にっこり笑ったシュミナ。


「一緒にか。わたったよ!今週は騎士団の稽古を休んで、ミシェルに着いて行くよ。ジル、お前はどうする?」


「シュミナが行くなら、もちろん俺も一緒に行くよ」


やったわ!さすがシュミナね。


結局4人で王宮に行き、私とシュミナだけレベッカ様と話しをするという事でまとまった。


そして、待ちに待った週末を迎えた。さすがにバラバラで行くのも良くないと思い、レオの家の馬車で皆で行く事になった。


「さすがに王宮に行くなんて、なんだか緊張するわ。それも王太子妃様に会うのでしょう。あ~、なんだか胃が痛いわ」


「あら、シュミナでも緊張するのね」


いつもドンと構えているシュミナでも、こんな風に緊張するのだと思ったら、なんだかおかしくて笑ってしまった。


「もう、ミシェル。笑わないでよ!」


そう言って頬を膨らますシュミナ。


「ごめんごめん。ほら、王宮が見えてきたわよ」


王宮に来るのは、10歳のパーティー以来だ。なんだか私まで緊張して来たわ。


レオ達のエスコートで、王太子夫妻の待つ部屋までやって来た。


「それじゃあ、後で迎えに来るからな。勝手に部屋から出るなよ!いいな、分かったな!」


「もう、そう何度も言わなくても分かっているわよ」


本当にレオは過保護だ。


「レオ、そんなに心配しなくても大丈夫だよ。ほら、行こう。久しぶりに剣の相手をしてくれるかい?ほら、ジルも」


そう言ってレオとジル様を連れて部屋から行く王太子様。これでこの前の続きが出来るわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ