6話 スキルが成長しました。(新年一発目)
本日もよろしくお願いします!!!
あれから十日くらい経った時、元々計算してたのもあって
新年一発目にステータスを確認した。
「あ、これ世界一周も夢では無くなったぞ」
開口一番に口にしたのはその言葉。
「限定的瞬間移動」だったのが「瞬間移動」に変わったのだ。
その効果がこれ。
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【徒歩】・・・移動した分数で熟練度が上昇。
レベル1・・・移動する
レベル10・・・移動した分数×2の熟練度が上昇し、
指定場所が2つになる
レベル20・・・指定先に移動する
レベル30・・・移動した分数×5の熟練度が上昇し、
指定場所が6つになる。
レベル40・・・移動した分数×8の熟練度が上昇し、
指定場所が10つになる。【地図】を獲得する。
レベル50・・・移動した分数×11の熟練度が上昇し、
指定場所が12つになる。
【地図】の<専用ピン>経由の移動が可能となる。
レベル60・・・?
レベル70・・・?
レベル80・・・?
レベル90・・・?
レベル100・・・?
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この効果で現在の<専用ピン>が三十はある。
こんなに数があれば主要国に<専用ピン>を指定しておけば
直ぐにでも世界一周が出来そうなのだ。これある意味破格すぎる。
物語の主人公がチートを貰って色々なスキルを身につけるけど
そんな無くても現代日本では【徒歩】と【地図】と【自己閲覧】だけでも
最強だぞと声を大にして言える。
でもこの追加スキルの伏線は拾うのが早すぎるってばよ。
スキルレベル100になった時が少し怖くなってくる。
何もないといいけど、何も無くないのがこのスキルのメリットとデメリットなのだ。
そして熟練度。
この数の熟練度の上昇数ならと思って、一日経過してから確認してみたけど案の定だった。
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名前 重咲 歩
年齢 25歳
レベル 50
SP S
MP D
物攻 G
魔攻 G
敏捷 S
知力 S
運 S
スキル / スキルレベル (熟練度/累計)
【徒歩 51】(825471615/10000000000)
【地図 −】 (−/−)
【自己閲覧 −】(−/−)
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累計。お前がダメだ。
確かスキルレベル50になるまでは累計が百倍だった筈だ。
なのに、なのにだ。千倍になっているではないか!!!
でも助かった「移動時間の倍増と指定先の倍増」。
もう最初の頃とは倍の倍以上だ。
これのおかげで諦めず待つ事が出来ると言うものだ。
それに千倍を待っていましたかのように
「移動時間と指定先」も増えているのだ。
ご都合主義万歳。チート万歳である。
そしてステータスの知力。Sランクの文字。
仕事が捗りそうで凄く助かる。
でもこれ、レベル折り返し地点に来てようやく法則性が見えてきた気がする。
ステータスに関しては2レベルの上昇でランクが一つ上がってる。
スキルレベル熟練度の累計に限っては40までが百倍、50からは千倍という法則性。
まだまだあったんだなと改めて理解した。
その他として、歳をとった。元旦が誕生日だからなぁ。
最近は全然気にしてなかったけど、この事があってからなんか感慨深いな。
あ、このスキル使って道長さんを世界旅行に連れていくって言うお礼とかいいかも知れない。
まぁまずスキルレベルと自身のレベルが100に到達したらだが。この現代日本でも何があるかは分からない訳だしな。
幸い、熟練度の上昇も稼げそうだし。
こんな感じで【徒歩】スキルのおかげで色々と思う一年になるんだろう。
新年一発目。この調子で頑張って行きますか!!
読んで頂きありがとうございます!!!
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