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第5話 最強になった

何故、俺は、ここに居るんだろうかと、ふと思った。なぜなら、さっきまで、湖の上空にいて、落下中だったからだ。水面に叩きつけられて、死ぬなり、どうにかなっていたはずだ。しかし、痛みも無く、生きている。


「あれか、また、謎の現象か」


そんな事は、もう置いといて、さっそくこの町に入ろうと思う。

全体的にレンガ製の建物で出来ている。こういうファンタジー系のゲームでは、よくあるやつだ。


「あ、そうだ。ステどうなってるんかな?」


でも、どうやって見るんだ?


~試行錯誤中~


「あー、こうか。」


左手を広げ、下に降ると、水色のリストが現れた。

そして、1番上の欄にあった、ステータスをタップすると、リストが左にずれ、右にステータス表示が現れた。


そして、驚愕した。なぜなら...


レベル表示が、100表示だったからだ。


「ということは...やっぱり」


もちろんステは、カンストしていた。



という訳で、自身がキャラになり、ネットゲームをプレイするこの世界で、最強になった。

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