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キラメキの箱  作者: 摩耶方真祈乃
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第二回 connect

 人は、どうやって誰かと繋がっているのだろう?

 最近は、ネットが発達したので世間やネット上で「有名人」と言われている人と普通の人が繋がる事だって簡単に出来てしまう。自分もメールやSNSをここ数年はそれなりに使うようになったが、やはり便利だと思う。出来れば、このエッセイの読者と何かで繋がってSNSとかでやり取りしたいが残念ながら自分はツイッターやfacebookはやっていないし、今後やる予定も現時点ではない。

 芸能人や漫画家みたいに、ファンレターを募集するのも手かもしれないが個人情報はなるべく出したくない。そもそも自分は住所はおろか本名、性別、年齢、誕生日、職業、全て非公開なのだ。まあ、読者と自分が繋がる方法はこれからゆっくり考えていこう。

 話を戻すと、人との「繋がり」というのは、今も昔も大切な物だと思う。今でも、あの時連絡先を交換していれば、今でも話す事が出来るのに、と後悔する事もしばしば。しかし、いくらネットが発達しても自分が一番好きな「繋がり」は手紙である。

 手紙は字を見るだけでその人の人柄や思いが分かるし、手紙ならではのタイムラグも良い。元々、筆まめだからかもしれないが昔から手紙や文章を書くのが好きだった。(だから、こうしてこのエッセイを書いているとも言う。)去年、色々と事情があって一年間ケータイやSNSが使えなかった友人とは手紙でやり取りをしていた。この一年で手紙の良さにも気づいたと言っても過言ではない。

 ちなみに、手紙を書く時は万年筆を使う。インクの色は、ブルーブラック。この深みのある色は本当にどんな便箋にも合う色なのだ。そして、ブルーブラックという名前。「いかにも、素敵な手紙が書けそうな予感がする名前ではないか!」と謎の直感を信じて文房具屋さんで購入したのが始まり。

 手紙と言えば、自分は小学生の時に何度も「あしながおじさん」を読み返していた。この小説は最初を除くと、全て主人公のジュディが「あしながおじさん」に充てた手紙で物語が成立しているのである。つまり、読者は「おじさま」視点で読むのだがジュディの才能に誰もが舌を巻くだろう。きっと、おじさまもそのうちの一人に違いない。

 これ以外にも、手紙で成立している物語はいくつかあって読んだ。どれも確かに素晴らしかったが、やはり偉大なるジーン・ウェブスター先生が書いたこの作品には(自分の中では)及ばない。何故なのかは分からないが、物足りなさを感じてしまうのだ。

 何だか、だんだんまた誰かに手紙を書きたくなってきたので、この辺で今日は終わらせよう。前回に比べてすごく短いがまあ、いっか。

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