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第5話 私におまかせ アイカのお呪い

ーーーーーーこれまでの主な 登場人物ーーーーーー



ーーーーー[ウノ]ーーーーー

ーーーーー[アイカ]ーーーーー

ーーーーー[ウノの母]ーーーーー




ーーーー[ジョイ家]ーーーー


ーーーー[ボールド]ーーーー

ーーーー[サリィ]ーーーー

ーーーー[ラック]ーーーー



ーーーーー[その他 ]ーーーーー


ーーー[樹下ワニス【ニスミン】]ーーー

ーーーー[ファロウ]ーーーーー


ーーーー[ブリンドン関係者]ーーーー

ーーーー[ボタン]ーーーーー




ーーーー[エターナリティ]ーーーー


ーーーーー[ノブコラム]ーーーーー


ーーーーー[アレグリア]ーーーーー

ーーーーー[ラジエッタ]ーーーーー

ーーーーー[ブラッド]ーーーーー

ーーーーー[フレイム]ーーーーー

ーーーーー[ダイナ]ーーーーー

ーーーーー[ゴン]ーーーーー

ーーーーー[チャクシー]ーーーーー

ーーーーー[フェンダー]ーーーーー

ーーーーー[ロックス]ーーーーー

ーーーーー[ソーラ]ーーーーー

ーーーーー[バンパ]ーーーーー



ーーーーー[ヴァルス達]ーーーーー

ーーーーー[その他一味5人]ーーーーー





ーーーーーーあらすじーーーーーー


ウノとアイカは ブリンドンにやってきた


観光もいいと思いがちだが これは 遊びに来たわけじゃない わけを言えば 人探しの旅の始まりに過ぎない


ウノ・フローレンは 自然農林地区へ


アイカ・ハーヴェストは 商業居住地区へ


話し合いの結果 手がかりを求め それぞれ別れて探す事となった。


その時に 2人には それぞれの出会いがあった


自然農林地区 道の駅では エンジョイ水産業が関わっていた


奇遇にも ラック・ジョイ と出会う


そう 彼もまた 用があり 商品を配達するために 道の駅にやってきたようだ



そのころ アイカに関わった人物 名を知れぬ警備員男性 彼の名は「ボタン 」



彼もまた 知らなかった エターナリティの存在を今 知り始める事 序章に過ぎなかった


緊急事態は 時刻 日にち 予告なく 突然やってくるものだ




商業居住地区にて起こった事態は ウノのいる 自然農林地区

まだ行かぬ 外交軍事地区にて 早速 伝りはじめる




自然農林地区でのウノは エターナリティに関する情報を人々に聞きまわっていた所だったが




突然の出来事が起こった事を知っていた「商業居住地区で 何が起こったんだろう。」と ウノは思い始める




丁度ここでは 商品を配達しに来た ラック・ジョイと ウノ・フローレンはその業者達と 関わっていた



ただ ボールドはいると思ったら 姿を見せなかった



彼達に聞くと 大人の事情により 同行できなかったようだ そのため 留守番を余儀なくされておりましたと



訳ありでラックやその業者と一緒ではなかったようだ




ウノは手がかりを問いまくったつもりでいたが



エターナリティについての 手がかりはあまり掴めず





先月 謎の光の柱の事 報道などでその情報があったので ただそれだけ得られなかった



後は 別の地区 商業居住地区にて その騒動だけが 手がかりになるはずである



「結局は ニュースで観た情報だけか。」



残念ながら 道草を食っただけだったようだ


ウノは アイカのいる 商業居住地区に戻る事になりそうだった



すると 気前が良かったのか ラックは何か行動に出始めた



「ウノ君 もしかして 商業居住地区に行くのか?。」と尋ねる



そうすると ウノは その言葉聞き入れた



「あの地区には アイカがいるんだ その地区にまで戻らないと…。」



「なんだって! 」


ラックは ウノの言葉に 感化された



「ウノ君の役に立つ事があれば 私は何か手伝いたい」



そうしてもらうと ウノは道の駅から 商業居住地区に徒歩で行くのはどうも時間がかかってしまうと意見が出たラックは


ついでだから 配達トラックで連れて行ってあげるという 提案がでてきた




「ちょいとすまない すぐに戻ってくる」




とラックは同業者に用事を伝えつつ ウノを配達運送車両の助手席に案内し乗せる



ラックは アイカのいる商業居住地区へ 道の駅から さっそく発進した





そのちょっと後に ラックのスマートデバイスから コールが鳴り始める



運転中は デバイスに出る事はできなかったが


そんな時に デバイスに対応する ワイヤレスイヤーマイクを利用した


ラックは「もしもし」と 相手の声を確認し オンにして出てみると 相手は アイカからの通信だった






商業居住地区に 異変が起こっている事を ラックに連絡を取ったようだ




現在 アイカは商業居住地区の 地下街の外に いて どうやら エターナリティの居場所が 地下街からだといわれる





ラックは丁度 都合が良かった


少しそこで待っていれば ウノと付き添っている事や もうすぐそこまで来る という事や 同じ 配達トラックの中にいる事を伝えた



会話を聴いた アイカはウノがそこにいる事を知り



イヤホンを通じて こう発言 通信相手をウノに代わって 欲しいと発言した




ラックはそれを聴いて ウノにイヤーマイクを渡した


アイカがウノに伝えたい要件とは


「さっきまで待ち合わせ場所がブリンドン駅 掲示板前だったけど、地下街前に向かって待ってほしい」 と伝え 自分が 地下街付近 中にいる事を話す




実はエターナリティの気配がこの 地下街で間違いないという ウノはこの通話で遂に知る事となる




「え! エターナリティが地下街に? わかった 掲示板前じゃなくて 地下街に行けばいいんだね 場所を詳しく教えて。」




と アイカの端末から 声が聴こえてきて どうやら お互いに伝えたい事が 伝わってくる




これまで話した内容 待ち合わせ場所を詳しくラックに 地下街前 付近に 止めて欲しいと伝えた



走行中での イヤホンマイクを通じての会話はここまでにし アイカとの 連絡を終えた




「地下街前だね 了解 そこまで送ってあげるよ」



道の駅から 出発して あれから 運送トラックは 間も無く 商業居住地区 圏内に入る



そのころ アイカは こっそりと 野次馬に混じり 側で見守っていた



問題が発生した所が この廃坑の入り口とその奥だったらしい


土煙りが漂っている状況に 付近に怪我人は存在したが 軽い負傷者だけで 運良く犠牲者は無しなのが せめての救いか。



こっそりと アイカは地下街に入っていった どんな様子かが気になるのだ



すると 現場の場所を確認



入り口は瓦礫で崩れ 閉ざされており ボタンのチームは 現在 その通路を通れるようにしようと撤去し始めていた頃だった





今回 ボタンはチームで動き 仲間らしき人物が9名 やってきては 地下街に入っていく




この警備員男性の名前は ボタン



名前を 彼の仲間達がそう呼び それで知る事となる




その時 地下街付近に 運送トラックで ウノがやって来た



ラックとは ここで別れ 運送トラックは 道の駅に引き返した



問題があった 地下街はこの近くにあるはずだ



ウノは「地下街はどこにあるんだろうか?」と探し当てると すぐ場所を見つける事ができた



地下街らしき建造物を確認した 彼女はここから絶対に離れていないはずだ



ウノは地下街に向けて走る 出口にはアイカの姿が見当たらない だったらこの中だろう と言い聞かせて行動した



すると


野次馬に混じって 見物している アイカの姿が見えた



ようやく 再会を果たしたウノは この目で 彼女は無事だと確認した



「アイカ 一体何が起きたの? きかせてほしい」



「ウノ? 実は…」




ウノがいない間 今までの事をアイカは彼に話した



地下街に 数名の大人達が廃坑に侵入した事 特にボタンが威圧的だった事



小規模な爆発事件が発生した場所がこの地下街にある廃坑からだった事



最深部に、エターナリティの1人、ラジエッタが潜んでいる事だが 何か様子おかしいという疑惑





話している その頃


ボタン達が 現場の瓦礫をある程度 撤去し 通れるようになったいた頃、ボタンとその 9人の隊員は 地下2~3階行きの石造りの階段を降りていく



現場は完全では無いが 元の状態に戻り 周りの人の人数 野次馬達は去っていき 静まった



しかし アイカは一度 侵入行為をして もうできそうにないが なにか閃いた



「そうよ こんな時こそ おまじないの出番」だった


あの時のおまじないとは?





「この前 ウノにおまじないをかけたのを覚えているよね 損害を与えない 攻撃的以外のおまじないなら ある程度 できるよ」 そんな事を話した



ウノに行なった おまじないは 身体修復と言われる



ただし 人によっては 呼び名が様々



「 エイドだったりヒールって呼ばれたりするけど 私は《身体修復》って呼んでる」




「おなじない・・・あぁ 確かに、やって貰った時を覚えているよ 凄く気持ち良かった。 」


ウノは あの時は不思議な気分だったという


アイカは単に呼び名は人それぞれで、様々なだけで 技は一緒で 仕様は同じだそうだ








あの技こそ 法則を無視した技の1つ


この世界では乱用は禁物であるが、今回だけは仕方がないし やるしかなかった




アイカは早速 おまじないを使用する



場所は目立たない所



人に見られていない所



目立たない所で 身体透明のおまじないを自分とウノに使うと・・・・・・・・・・




なんと


ウノとアイカは透明状態になった 【透明同士なら 薄っすらとお互いに認識できる程度】



これで 廃坑へ 監視カメラに把握されず 誰にも見つからず 侵入できる準備が整った



ボタンに続き 2人は 廃坑の中に入って行く




監視カメラや民間人は透明になった 2人の姿を 流石に捉えることができないようであり 上手く見逃してくれた



しかし 始めから透明になれる能力も持っているなら、何故こんな能力を惜しんで使わなかったんだろうか? そんなウノも知らず



石造りでできた階段は、爆発した後なのか、朽ち果て 足場が悪い、足場に気をつけながら、階段を最後まで降りきった




ここは 地下街の、更に地下に存在する 廃坑 旧坑道とも言うべきだろうか。

当然誰もいないと判断した アイカは まじないの作用を解いて 互いを正常な姿に戻した




このフロアの壁は岩盤で出来ていた、それも人工的に岩塊を引き詰めて築きあげたみたいに 辺りは周辺は決して狭くなく、広いが、暗くて見え辛い



電源は? ブレーカー、電球、照明となる機器は無いのだろうか?



探しているうちに、上を見上げてみると、この真上には地下商店街かは不明だが、アーチ状の天井となっているようで20メートル程の高さにあるだろうか その付近の通気口から 地上からの明かりが微かに見える




周辺には使われなくなった工具や ボロボロの作業着などが置かれており 長期間 どうやら放置されていたようである



辺りを探すと、薄汚い所ではあるが 身近な所に、 誰かが壊した後なのか 老朽化し、古ぼけた扉を発見した



進んだ先には 絶対にボタン達がいそう




2人は扉の奥に入っていく だが、ここから 進めば 広場よりも真っ暗闇だ





すると 業務用のブレーカーらしき設備をウノは見つけた だが錆びついており、きちんと作動するのだろうか?



「あった!これでようやく電源が入る」



この時代から見て 相当な年代物のブレーカーだ


電源を試しに入れてみようとしたら、スイッチは経年劣化により硬くなってて押しにくかった





力を入れてONにできた




ちゃんと作動し、反応はするのか?・・・・・・・・






・・・・・・・・・






結果は??・・・・・・・・・






・・・・・・・・・







時間はかかったが、きちんと電源が入った







暗いフロアは明るくなり 鈍い機械音が鳴り 電源が入った


暗かったフロアは明るくなり 年代物のジェネレーターも共に作動した



「やったー やっと入ったぁ。」



ウノは嬉しさあまり 大きな声が出た



アイカもラジエッタに対面できる見込みができた事が何よりも良かった






これで、ようやく最深部に到達する準備に 一歩前に近づいた、かと思われたのも、一瞬の束の間に過ぎなかった



ジェネレーターにより 電力は供給されて作動しているが 稼働時間が そう長くは持たなかった事を



2人は 古ぼけた扉の奥を進み始めた



通路はまるで迷路のように入り組んでいた



白熱電球のおかげで仄かに明るい ウノとアイカは現在通路を 徒歩で移動している途中だった



明るい白熱電球は 目的地に2人を導いてくれるはず そう願いたい所



しかし どんどん明るさを失っていく まだ坑道の電力が復旧したばかりなのに






離れた所に設置してある ジェネレーターは段々と稼動音を小さく 聞こえなくなっていく




そうなのだ・・徐々に電源が落ち始めていくのを



ジェネレーターの稼働音が完全に聞こえなくなっていく



様子はどうなっているのだろうか?



「どうしよう LEDライトとか持って無い。持ってさえいれば・」



「どうしたの?」



ウノは困っていた ポケットライトが持参してい無い事 バックに明かりを灯す道具がない事を



「ライトがないのね 私に任せなさい。」



アイカは提案があった


ボタンとその仲間はここよりも奥にいて ウノと二人だけ



いま抱える問題を解決し始めた




アイカはまじないをまた使う事になった



今度は、《炬火球体》のまじないにより ピンポン球程の謎の球体がアイカの肩に現れた


「もう 知ってしまったと思うけど 私は、《呪い師》なの」




「ウノは、私の才能を秘密にできる、存在だから・・・」




・・・・・・・・・・・・・・





「凄い。・・・まるで、夢を見ている様だ」







ジェネレーターは完全に停止し 辺りは暗闇の世界



完全に暗くなってしまった場所は、具現化された 小さな球体の力で明るく照らされた


辺りは分かりやすく見えるようになった




おまじないの力はこれ程 便利で、凄い物だとは・・・



アイカは、彼女は、本当に人間なのか?


しかし 現実社会の世の中、魔法使いの様な力を持つ者なんて ・・・この世に存在しないと 誰もがそう信じて生きてきた。





2人目のエターナリティを探す旅はまだまだ続く。




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