プロローグ
(注意書き)「この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。」
神聖界と現実界 忘れさられた記憶が今蘇る
遥か遠い過去 無の空間に星屑が集まり 星は大きな球体となっていった
海が誕生したあと 大陸が広がり緑豊かな大地へと様々な命が誕生した
水中からきた微生物は長い月日を経て 巨大生物が繁栄する王国になった
やがて巨大生物は絶滅し 哺乳類や両生類等の生命はさらなる進化を遂げて育んだ
またヒト科の生物 人間も誕生した
しかし人類は 最も弱い存在に過ぎなかった
同じ時期 人間の中には 人々に神々と崇められてきた 聖者と言われる者たちと その血族でもある賢人 ノブコラム
そして 11人の霊者が存在した
彼らは人間と違い 眼に見えなく姿を表さないが 人間の祖先や野生動物は霊能力があったのか はっきりと見えていた
霊者から感情や強さを様々な教えを受けたと伝えられる
霊者の住む世界を神聖界と呼び もう一つの世界を現実界と呼んだ
2つの世界はある特定の石板から 行ったり来たりすることができたのである
我らは神聖歴という年号の世の中 弱き者人類は霊者と共に 世界中に文明を築き上げ 衰退から繁栄へ導いた救世主なのである
それから何千年の時が経ち 現実界の人々の殆どは より便利さを求めた文明を築いた結果 霊者達の力を頼らずに力を付ける事ができていた
ノブコラム達は現実界の人間達を その住人にも話す事や遣り取りを時が経つにつれて避けるようになっていった
何もかも繁栄し過ぎや衰退し過ぎも良くないものだと この時代を神聖歴から現実歴に改めた
霊者は現実界の人間と取り合う事は徐々にしなくなっていき
ノブコラム達は確かに存在した
現実歴3000年くらい経った今でも 噂のような昔話が現実界の後者にも継承されていた
その事については科学資料や考古学に記されて
いつの日か再び お目にかかる日が来るかもしれない
その頃 神聖界では 豊かな暮らしをしていた霊者と賢人は1人宝玉を一つ持っていたの事
神聖界の同族は互いに共存していたが ある争い事が起こってしまった
ノブコラムや11人の聖者に対立し 刃向かう者
ヴァルスとその仲間が現れ出し 争いを引き起こそうとした