確認
朝目覚めると、真っ白なレースのカーテンが風にそよいでる──。
そんなモノローグの一節に昔、泣いた事がある。
確かあれは古いアニメだった。容姿は半端無く可愛いが性格はポンコツ、そんでおバカというある意味男性の理想みたいな女の子が否応なしに世界の動乱に巻き込まれ、つぎつぎと過酷な状況に追い込まれていく。そんな中で成長していったその子はついには命かけて世界すらも救うのだけど……その最後で、つぶやくように、泣くようにその子の声が流れるのだ。
元のおバカで幸せだった、ふつうの暮らしに戻りたい、と。
ああ、そうだよな。この子なら絶対そう思うよな。
そう思ったら涙が止まらなくなって。
バイトに出かける前、朝の癒やしのつもりでその再放送アニメを見ていた俺は思わぬ痛撃を食らってしまい、その日のバイトはさんざんだったなぁ。
うん、あれは本当に名作だ。
みんなも機会があれば、ぜひ見てほしいと思う。
そんな俺なんだけど、目覚めると目の前にはレースのカーテンも部屋の鳩時計もない。あたりまえだ、俺は美少女ではないし、物語の主人公といえるほどの才覚もない。ただ、ぽんこつの軽四で徘徊するだけのおっさんに、そんなもの求められても困るわな。
で、レースのカーテンの代わりにそこにいたのは、山羊人のお姉さん。
ふむ。職安からこっち、妙に山羊人に縁があるな?
「朝から申し訳ありません、おじゃましています」
「いや、それはいいんだけど……」
お姉さんは、キャリバン号の後部ドアのところにゆったりと座っていた。
軽ワゴンをよくしらない人のために少し解説すると、いわゆる後部座席のドアは開き戸であるとは限らない。荷物を積みやすいようにスライドドアになっているのはまあ普通として、場合によっては右側が開かない車両もある。
これは車両により乗用車でなく貨物車扱いだったり、運転席以外のスペースには色々と大人の事情があるためだ。いいも悪いもない、そういうものなんだよ。
で、スライドドアを開くと、入り口のところはフラットで一応、座れたりする。土足のあたるところだから汚いけどな。
そこになぜかタオルをしいてもらい、その山羊人さんは座っていた。ボロ軽四の後部入り口なんぞに、まるで最高級の応接セットに座るように優雅に。
うわぁ、こりゃ育ちのよさそうな人だな。
いくら俺でもそれはわかる。
本当に上流階級の人っていうのは、たとえ廃車寸前のゴミみたいな車に同乗する時でも最高級のリムジンから乗り降りするような優雅なしくさを見せるものだ。それが身体に染み付いているんだよな。
こりゃ失礼はできないな。
今さらだが、俺も居住まいをただした。
ランサがまだ寝ているし起こすのも忍びないので、こいつは腕の中に抱いたままだが。
「これはどうも、みっともないところを。えーと、俺はハチといいます」
「あら、どうも。わたくしはアリア・マフラーン。コルテアの首長をさせていただいておりますわ」
ずわ、いきなり国のトップ!?
だんだん頭が回ってきたぞ。
「昨夜の件ですか。こりゃすみません、わざわざご足労させちまったみたいで」
「いいえ、かまいませんのよ。むしろハチさん、あなたの実情をこの目に見られたのでちょうどよかったですわ」
「はぁ」
実情か。まぁその言葉に他意はないだろうな。
「アイリス、すまん。紅茶出してくれないか。棚の中に新しいパックがあるから3つほど」
「え?でもそのケトル」
そんな小さいので沸かすのかと言いたいらしい。
「大丈夫。お湯は出るから」
「あ、うん」
どうやら察してくれたらしい。
よかった。いちいち大量のお湯を沸かすとかやってられないだろ。お客様の前だ、そのくらいの芸はするさ。
山用のケトルとカップを3つ、引っ張りだした。簡易テーブルの上に並べる。
アイリスからパックを受け取るとカップにいれて、ケトルから少しずつお湯を注ぎ込んでいく。
一気にお湯を入れないのがコツだ。それをやると味にばらつきが出るし、お茶の味も引き出せない。
カップを、お茶を周囲から温めるように、ゆっくりと円を描くように注いでいく。
注ぎながらマフラーンさんに話しかける。
「昨夜の件、伺ってもいいですか?」
「え?あ、はい」
「では、いきなりですみませんけど、モレナ氏族から何かアクションありました?」
「いえ……まだそれはないわね」
俺のやっている事を気にしつつも、マフラーンさんは説明してくれた。
「提供いただいた遺留品から彼らがモレナ氏族の者である可能性は極めて高いと思うわ。この時点で大問題なのは間違いないのだけど、彼らの総意であるかどうかの確認も現在、とれてないのが現状ね。
しかも北ジーハンの方であなたたち、人間族の軍隊にも追撃されているのでしょう?」
「追撃……確かに」
よし、お茶が入った。
「マフラーンさん、粗茶で悪いけどどうぞ」
「まぁ、ありがとうございます。でもこのお茶って…………え、まさか」
「ああ日本の紅茶、つまり異世界のお茶ですね。ですので、お口にあわなければ飲まずにやめてくださいね」
「い、いえいえ!ぜ、ぜぜぜ是非いただきます!」
ん、なんだ?えらい劇的な反応だが?
「アイリス、これ」
「あ、うん。ありがと」
渡しながら、とりあえず一言つける。
「アイリス、そのカップは底を持っても熱くない。だから左手で取手を持ちつつ、右手はこう、下で支えるように持ってみろ」
「えっと……こう?」
「そうそう、それでいい。それで飲めばいい。
ま、それは日本茶の時の持ち方だし、そもそもカップが日本茶用じゃないけどな」
子供の頃、お茶を飲むときの持ち方って教わったのを思い出すなぁ。どういう理由だったか知らないけど、小1の時の先生が、おもしろおかしくお茶の飲み方を教えてくれたもんだ。
それを何十年もたってから、アイリスに教えている。なんだか不思議だ。
「あら、異世界の作法ですのね?」
「そんなご立派なもんじゃありませんよ。この方がお茶が少しおいしくなったり、そんな程度のもので」
「ええ、よくわかるわ」
うふふ、となぜかマフラーンさんは楽しそうだった。
「不思議ね。異世界の飲み物なのに、わたしたちのアイリーン茶とほとんど変わらないわ」
ほうほう、アイリーン茶というのは紅茶に近いのか。覚えておこう。
「美味しいところで非常に残念なのですけど、話を戻すわね。
北ジーハンはいわばここ南ジーハンの飛び地的なもので、主体はこの南ジーハンにあるのね。そもそも我が国、コルテアは南大陸の国であり、北大陸部分は難民の受け入れや、何らかの理由があって中央大陸にいたくない、でも南大陸にも馴染めない者たちの受け皿としても機能していて、住み分けが行われているの。
そういう複雑な経緯のある町であり、国なので、今回のような問題は重大問題になるのね。
もっとも、これが全て外部の人で行われたのなら、単に出て行ってくださいって事になるのだけど……」
「モレナ氏族が絡んでいる上にあっちが悪者である、これが問題って事ですよね?」
「そうなのよ。まったく困ったものだわ」
眉をしかめ、複雑そうな顔をしていた。
「今、市内にいる水棲人を通してモレナの族長に連絡をつけてるの。事態の説明を求めるためにね。異世界人を武力で略取しようとした行動について釈明を求めるためにね。
ことと次第によっては、モレナ氏族にコルテアから退去してもらう事になるかも」
「退去!?」
さすがの俺も驚いた。
「ちょっとまった。確かに大問題かもしれないが、モレナ氏族はコルテア国民の扱いなんだろ?そこのヤツが外国人の俺に対して攻撃を仕掛けたって理由で、いきなり氏族全部を締め出すのか?」
「普通はやりすぎよね。でも相手が異世界人って時点でこうなるのよ。
ハチさん。大戦ってご存知?どうして中央大陸をほとんど焼きつくすようなおそろしい被害が出たのか、その事については?」
大戦か。
「いや、知らない。中央大陸のほとんどが焼き払われた事、それがたったひとりの少年だかの騎獣だか装置だかが関係しているっていう説明を見た記憶があるけど、詳しい経緯については何も知らないな」
そうはっきり言うと、マフラーンさんは少し首かしげた。
「それは騎獣の少年の伝説よね?それはもっとずーっとむかしの話よ。いわゆる大戦はそれとは別件ね」
「え、そうなんですか?」
「ええ」
「そうか。じゃあ俺、大戦とやらの方は全然知らないって事になるな」
「なるほど。わかったわ」
そういうと彼女は、少しだけ話してくれた。
「中央大陸を焼き払ったのは、異世界人ひとりの力らしいとされているの」
……え?
「詳しいことはわかっていない。でも、人間族に深い、深い憎しみを抱いたままその異世界人が亡くなった事はわかってる。本当にひどい事が行われたらしくてね。彼は本当に、どうしようもなくこの世界の人間族を憎み抜いて亡くなったそうよ」
……。
「で、彼のその憎しみを受けた彼のアーティファクトが彼の死と同時に動き出した。あらゆる拘束も、軍隊の攻撃も振り払ってね。そして中央大陸全土の、あらゆる地上の生き物を地獄の業火で焼きつくしたと言われているわ。
中央大陸で被害が綺麗に止まったのは、単に人間族の勢力圏が中央大陸だったからでしょう。もし他大陸にも人間族の国があったら、世界は滅びたかもとすら言われているの。
これが、俗に言われる大戦ってものの正体よ。
実は戦争でも何でもない。人間族がやらかした因果応報なんだけど、彼らはその事実を隠したくて、戦争という言葉を使い続け、異世界人は危険だから国際共同管理されるべきだと妄言を何百年も垂れ流し続けている……とまぁ、そんなところね」
「……そうですか」
それは……なんとも。予想以上にひどい話だったんだな。
そして、俺にそれを皆が話してくれなかった理由も想像がつく。ほかならぬ俺が異世界人だからだ。そんなデリケートな話がほいほいできるわけがない。
「モレナ氏族のやらかした事の重大さがわかるでしょう?
彼らは人間族と同じ事をしようとした。この世界の勢力争いとは関係ない、戦いも望まない異世界人の貴方を自分たちの奴隷にして、いいように利用しようとした。
それは千年前の歴史の繰り返しであり、人間族が今も繰り返している愚行。そう私たちは知っているはずなのに。
彼らはそれを繰り返してしまった。
だから真意を確認しなくちゃいけないの。
これがフラマ嬢でしたっけ、その女の子個人の暴走で、全滅したのが彼女の私兵ならまだいい。彼女とその一味は処刑もありうる重大犯罪だけど、モレナ氏族自体の問題にはならないでしょう。
でも、あなたを略取しようとしたのがモレナ氏族の総意なら……それはモレナ族が人間族側についたに等しいという事。コルテアどころか、南大陸および東大陸、全ての国家に対する宣戦布告という可能性もあるの」
「それは」
もう、言葉がなかった。
そこまでの事態というのなら、もう俺の出る幕なんてないな。この世界の人たちの問題なわけだ。
さしあたって、俺のやるべき事なんて一つしかない。
「ひとつ相談があるんですが、いいですかね」
「何かしら?」
「俺の意思表示の件です」
トンネルの前で決めた事。戦いを望まない事、そして、警告を無視してふりかかる火の粉を払う事はためらわない事。それを世界に流す事について話した。
それを聞いたマフラーンさんは大きく頷いて、
「少なくとも人間族以外の全ての人族は好意的に受け取るわね。
パニックに陥って争い事を無目的に拒否するわけでもなく、抑止力を大上段からふりかざして自分の土地を切り取ろうとするのでもなく。ただ一介の旅人として漂泊しつつ、できれば帰還の道を探りたい。つまり、そういう事でしょう?」
「はい」
「異世界人的にはどうか知らないけど、そういう個人意思をベースに、周囲に迷惑をかけない程度に自由に生きたいというのはこの世界の人族に普遍の意識なのよ。
ちなみに、これと全く逆なのが人間族ね。彼らは個人レベルでは自由意志をもつけど、それ以上に、所属する集団の意思を尊ぶのよね。
だからこそ、私たちと彼らは折り合えず、大陸単位で活動領域を分ける事になっているのだけど」
「……でも、中央大陸にも皆さんおられますよね?」
「バラサの事かしら?だったらその通りよ」
うんうんとマフラーンさんは大きくうなずいた。
「人間は森を伐採し切り開くけど、代わりに木を植えるという行為をしない。だから大戦以降、自然に森に帰ろうとしていた小さな林なんかは根こそぎかりとられ、とうとう何千キロって世界がまるごと砂漠化してしまったの。このままでは中央大陸のほとんどが砂漠になってしまうらしいの。
そうなったら大変よ。私たちの技術ではわからないのだけど、それは最悪、この世界全ての気候にも影響が出かねないほどの事だそうよ」
「あー……そうか。人間族って植林しないのか。そうか……」
「ショクリン?」
「ああ、すみません。日本……俺の故郷って狭いんで、木がなくならないように、使ったら後で木の苗を植えたりするんです。昔は放置でしたけど、ここ百年くらいなのかな?そういうのが進んできてまして」
「へえ、エルフみたいな事するのね。やっぱり異世界人ってすごいのね!」
「え?いやいや、それは物凄く買いかぶりかと」
日本の植林だって問題は多い。木材をとるために本来、そこに生えてなかった針葉樹を植えるとか当たり前にやるからな。
なのに、こうも持ち上げられるのは、さすがにアレだよな。
「まぁ、話を戻すわね。
で、その意思表示を商業ギルドを通じて流したいと?でもどうして商業ギルドなの?」
「理由はないです。単に知り合った人が商人だったから、そういうギルドがあるならと」
「なるほど、そういうことね」
ふんふんとマフラーンさんはうなずいていたが、
「じゃあそのお話、異世界人ご本人からの談話として国家間のルートで流してもいいかしら?」
「え、いいんですか?」
それは願ってもない事だけど。
「別に善意でやるわけではないわ。
『どこにも属さず一介の旅人として平和に生きたい』なんて公式に声をあげた異世界人なんて、今までほとんどいないのよ。そうなる前にどこかに捕らえられ、奴隷にされてきた過去があるから仕方ないんでしょうけどね。
でも、だからこそ、ハチさんが声をあげるのは大きな意味があると思う」
「そうですかね?たかが異世界人たったひとりの声ですよ?」
「たったひとり?違うでしょ?」
マフラーンさんは不思議そうに言う。
「ここには真竜様、樹精王様、それに魔族の眷属まで揃っているのよ。抑止力としては十二分、これでよほどのバカでもない限り直接手出しはしてこないでしょう」
「いや、ちょっと待った」
えーと、何か勘違いしてるぞこの人。
「魔族の眷属なんて心当たりないんだけど?」
その時、俺の膝の上で「ふわぁぁぁ……」っと、ランサがあくびをした。3つの頭がそれぞれ眠そうなのが可愛い。
おや、真ん中の首は起きたか。うりうり。
軽くくすぐってやると、クフゥンと妙に嬉しそうに鳴く。これやったら残り2つの首全部にせがまれるけどな。
乞われるままに指先で遊んでやる。
で、その可愛らしきさまを見せつつ問うてみる。
「もしかしてこいつ?確かに魔獣だけど、この通り単にうちの子なわけだけど?」
眷属なんてお偉いやつが、コネコネされてこんな可愛く鳴くのかい?……あ、コラそこ、十八禁な想像すんじゃないぞ。
「聞いたわ、中央大陸で保護したというのでしょう?」
「ええ。だから何かの間違いかと」
「でもねハチさん、砂漠でケルベロスを連れた魔族に逢っているわよね貴方。そのときに何か言われた?」
「は?」
あー、確かに会ったな。
「えっと、確かに一人会ったけど、魔族の偉い人じゃないぞ」
確か学者さんだよな。危険人物なのかもしれないけど、魔族陣営がどうのって種類の人じゃないだろ。
でもその話をしたら、マフラーンさんは首を振った。
「魔族には決まった支配階級などはないの。詳しい説明をすると長くなるのだけど、そこでその子を回収されなかった時点で、ハチさんはその子を託されたと思っていいのよ?」
「……はい?」
えっと、それはどういう事なんで?
以下、マフラーンさんのご説明である。
『ケルベロス』
魔族による半人造魔獣。魔族が非常に愛好している代表的魔獣でもある。成獣ともなれば魔族に戦士なしの脆弱さを補い、あり余るほどの強大な戦闘力を持つ。魔族自ら生み出した守護種族であり、同時に彼らの生活にとても馴染んでいる。
魔族で子が生まれると、ケルベロスの仔をもらってきて一緒に育てる習慣がある。成長したケルベロスはその子供の守り手になるため、魔族の領域には非常に大量のケルベロスが住んでいる。ただし彼らは高い知性をもつため、飼い犬というよりも共に暮らす仲間という認識だと言う。魔族が軍隊などを編成する時も、ちゃんとケルベロスが仲間として数に組み込まれているほどである。
反面、魔族はケルベロスが外の世界に住む事を好まない。魔族が魔族以外の人族に飼われているような状況に遭遇した場合、問答無用に魔族の領域に連れ帰ろうとする事が多い。これにより戦争が起きた記録も存在する。
ゆえに現在、魔族の領域以外でケルベロスはどこにも住んでいない。中央大陸の森に一家族だけ確認されていたが、これも人間族の戦士が徒党を組んで皆殺しにしてしまった。
「そんなわけで、今、魔族の連れていないケルベロスはおそらく、ハチさんの連れているその子だけだと思うの」
「へえ……」
ケルベロスってそんな種族だったのか。なるほどなぁ。
「あとね、ケルベロスの成長についてはよくわかってない部分もあるの。魔族でなく、異世界人であるハチさんにかわいがられて育つその子がどうなるかは……おそらく知っているのは魔族だけ。私たちの側には記録がないから全くわからない状態なのよ。
にもかかわらず、彼らはケルベロスを引き上げない……この意味がわかるかしら?」
「それは……」
少し悩んだ末、俺は言った。
「引き上げなくても問題ないと判断したか。あるいは、それなりに俺たちをチェックしているから何が起きても問題ないかってあたりかな?」
「そうね。私たちとしては前者であってほしいけど……おそらくは後の方じゃないかしら?」
魔族は見てるってわけか。ドラゴンがアイリスから目を放していないように。
「なんだか、話がでかくなってきちまったなぁ。俺らそんなん関係ないのに。なぁ?」
「わんっ!」
しっぽフリフリ吠える可愛い3つの首は、そうだそうだと言っているように俺には聞こえた。
最初にチラッと触れた昔のアニメについて。
いわゆる『美少女戦士セーラームーン』の一番最初のシリーズの事ですね。朝の再放送を癒やしに見ててやられたっていうのは僕の実体験です。
引用にあたるかどうかは微妙すぎてわかりませんが、もし問題があるなら、該当部分は随時削除すると思います。




