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崩壊
あの日、突然のことだったのは覚えてる。
空が崩れて落ちてきた。
あちこちから火の手が上がって街は崩壊し、なにかが焦げる嫌な臭いもする。手は紅く染まり激痛が身体中を駆け巡る。
そして、誰かの悲鳴と共に、足が止まった。
空を見上げようとするとボクは空に押し潰されて息が出来なくなってしまう。肉体はいとも容易く潰された。
___痛いよ、助けて...
黒く侵される視界は鮮やかな紅を塗りつぶすと痛みだけを遺して...
目覚めるといつもの朝が広がっていた。
これは、夢だったのかな?
あの日から何かが変わっていたのかもしれない。