表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
多くの商品はお客様の為にあります  作者: おがわかなた
141/145

多くの商品はお客様の為にあります 第百三十五話

土曜日の恒例の行事は、山本のくだらない話……ではない。


これは、俺が日ごろから思っていることなのだ。


「お前、何食べているんだ?」


「カルボナーラですよ」


「よく、食えるな」


「うまいじゃないですか」


「だって、生クリームが入っているんだぞ。

 甘ったるくて、苦手だぞ」


「でも、カルボナーラといったら、濃厚な生クリームですよね」


「あぁ、日本式のカルボナーラな」


「日本式?」


「そうだ。

 生クリームを入れるのは日本式だ」


「えっ、そうなんですか?」


「本場では、生クリームは使用しない。

 俺は、初めて食べたカルボナーラが生クリームなしだっただから、

 生クリームが入っているのは苦手だ」


「俺は、生クリーム入っているのが好きですけどね」


スパゲティをすすりながらいったので、クリームソースが飛び跳ねた。


汚ねぇなぁ。


それにしても、生クリームの入っていないカルボナーラ食いてぇなぁ。


どっかでやってねぇかなぁ~ 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ