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多くの商品はお客様の為にあります  作者: おがわかなた
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多くの商品はお客様の為にあります 第百三十三話

俺は、ビーフシチューが好きだ。


スープの味がしみ込んだ肉厚の牛肉。


かまなくてもとろけてしまう肉厚の牛肉。


ほどけた後に口の中でホロホロする牛肉。


あのビーフシチューである。


そんなビーフシチューとハンバーグが一緒になったものが牛丼屋で発売された。


気にはなっていたが、なかなか食べる機会がなかった。


今日は、たまたま、この牛丼屋で朝飯を食べることになった。


この機会に、とハンバーグビーフシチューを注文。


しかし、出されたのは……


ハンバーグの上に、いつもの牛丼の牛バラ肉が乗っているだけ!!


確かに、ビーフシチューのようなスープがかかっているが……


うまければいいや。


……うーん。


牛バラ肉とビーフシチューがあわない。


こんなに我慢して結局、残念な商品だった。


この商品は、俺の中から消去しよう。


なかったことに。


牛丼屋では、牛丼を食べるのが一番いいや。

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