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多くの商品はお客様の為にあります  作者: おがわかなた
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多くの商品はお客様の為にあります 第百三十ニ話

朝3時、朝の弁当がやってきた。


いつもの弁当たちがいまかいまかと陳列されるのを待っている……


……ように見える。


待っていろよ。


いま、俺が、きれいに陳列してやるからな。


『のり弁当』


『から揚げ弁当』


『そぼろ弁当』


ふぅ~、陳列完了。


……かと思いきや、一つだけ残っていた。


あまり見ない商品だな……



『愛サイ弁当』



愛妻弁当かぁ~


どんな弁当何だろうか。


それにしても、298円でこのボリュームはコスパがよすぎだぞ。


俺は気になって、包装紙を破らないように覗いてみた。


うーん、あんまり見えないぞ。


しょうがない、あきらめるか……


そうだ、原材料を見てみれば、ある程度わかるぞ。


原材料は……


あれっ。


原材料は、白米・うめぼし、そのほかは、調味料ばかり。


なんだ、ただの白飯?


なんだ、この弁当は


商品名を見ると、『愛サイ(差異)弁当』……


つまりは、愛に差異がある弁当……


……そんな弁当作るな!!


ちゃぶ台があったらひっくり返していると!!

次回から毎週木曜日に投稿とさせていただきます。

引き続きよろしくお願いします。

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