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多くの商品はお客様の為にあります  作者: おがわかなた
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多くの商品はお客様の為にあります 第百六話

さて、今週は、週末の土曜日の話である。


山本のくだらない話……


ではなく、ファミレスの話だ……


「この前、ガステンでお茶していたんですが……」


突然、山本がこんなことを言ったので俺は睨み返した。


「お前、今、何って言った?」


「お茶……」


「違う!

 どこでお茶したんだ」


「ガステン……」


「ガステンなんて安かろう、悪かろうだろう!!

 お前は、実家暮らしで、バイトもしているんだ。

 お金に余裕があるはずだろう?」


「まぁ、そこそこ余裕は……」」


「そうだ。

 ロワイヤルホステスだろ」


「そういうかぁさんはどうなんですか?」


「俺は、いつも、ロワホスだぞ」


「うぅー……」


「いいか、分かったか。

 返事は!!」


「はいっ」


山本は涙ぐみながら、返事した。


あぁ、今日も面白かった。


さて、最後は、レシートを落として……


「あっ、かぁさん……

 何か落ちましたよ。

 あれっ、これって……」


「あっ、何だ……」


山本がにやついている。


「ガステンのレシート……」


「あぁ、ガステンの期間限定のスイーツ食いに行っていたからな」


「かぁさんのバカ!!」


山本はどこかに行ってしまった。


おーい、朝までには帰って来いよ~

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