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はじまりの傷  作者: Neru
2つ目の傷
5/11

5 2つの心

私が屋上に身を放り投げようとしたとき、誰かが止めた。

顔を見ると、血に染まってる。

アイツだった。

しかし、身を放り投げる瞬間だった。

止められなくて、屋上から2人とも転落した。

落ちる身の中で、

「悪かった!本当にごめん!」

と、アイツは謝ってくれた。

一瞬だけ、心が、元に戻った。

「ありがとう・・・・・」

そして、地面に堕ちた。

私がクッションになって、アイツは、意識があった。

私は、頭から落下したため、頭が割れて、脳が出てきて、血が散乱していた。

落ちる瞬間に、アイツと私は、キスしていた。

そして、私は死んだ。

頭が割れた瞬間、思った事。

「アイツ・・・・いや、拓実。ありがとう。」

心は立て直され、そして、直せない傷となって。終った。

拓実の精神状態も、おかしくなっていた。

全ては、アイツの死んだから。

「みさき・・・・・ごめんな。」

2人は崩壊された。

拓実は、急いで屋上に向かった。

ぐろいねーw

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