4 2回目の決意
私は、完治した。
心の痛みは、消えないけど。
また、学校に戻れば、快く迎えてくれるかな。
今日は、初めて学校に行った。
クラス、5-3に着いた。
そして、最初の一歩を踏み出す。
そうした瞬間、ものが、私の顔面に当たった。
しかも、私の味方をしてくれた、あの人が。
何もかも嫌になってきた。
女子に無視をされ、男子に虐められる。
私は、暗黒の地へ立った。
また、自殺を決意した。
虐めは、終らない。止まらない。
心が、精神が、崩れた。
私は、家に戻った。
そして、果物ナイフを手に取った。
「どうしたの?」
「忘れ物。」
と、ごまかし、教室へと向かった。
そして、教室に戻ると、私に対しての罵声が響き渡った。
私の精神が。崩壊した。
もう心のブレーキが利かなくなってしまった。
果物ナイフを、男子に向かって、振り回した。
血が飛び交う中でも、止まらない私は、ナイフを振り回す。
意識を失おうが、手が取れようが、足が取れようが、バラバラにされようが、
もう止まんない私は、とっさに向かう先生を切りつける。
先生も、私の事を無視していたから。
一人が死んだ。男子が死んだ。
私は、暴れに暴れて、教室を赤に染めた。
その光景を見て、素晴らしいと思った。
そして、屋上へと向かった。
狂気の瞳を輝かして、屋上へと向かった。
今度こそ、死んでやる。
私は身を放り投げ・・・・「えぇ?」
微妙な終りかター




