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けしき

作者: 誰彼小路



降り積もる


鎖された、


包まれる


静けさの、


絶えた焔に、


消えた彩に、


永えに良く似た


畏れを纏いて


嗚呼、それは


"世界"なのだ


曇天から零れる


天の使い


総ての音を


飲み込んで、


総ての生を


覆い隠して、


少しずつ


確実に


"世界"になってゆく


当たり前のように


白銀が、


埋め尽くす


視界を、


聴覚を、


嗅覚を、


触覚を、


冴え渡る感覚を


引き浚って、


ただ其処に


ただ此処に


"世界"はあるのだ



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