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3 敗北の後
あーくが目を覚ますと、目の前にリオン先生がいた。
「先生がどうしてここにいるんですか。」
「あの生徒達をあのままほっとくわけにいかなかったので、探してたらここにきたんです。
そして牢って人と15番の少女と戦って治安隊の騎士に引き渡しました。
ところであーくはどうしてここに?。」
「呼ばれたんです。」
「あの生徒達にですか。
それでどうして行こうと思ったんですか。」
「悔しいじゃないですか。
強くて、みんなを守れて、誰からも憧れる人になりたいのに。
守られてなにも出来なくて、弱くて、惨めで。」
あーくは俯きながらそう言う。
「初めから強い人なんていません。
周りに助けられながら、頑張って強くなるんです。」
「先生なら頼っていいですか。
俺に戦い方を教えてください。」
「勿論いいですよ。」
「先生って笑わないんですね。
こんな幼稚なことを言ってるのに。」
「笑わないですよ。
頑張ってる人のことを。
それに欲望は何かの原動力ですから。
自分も好きな人に格好付けたくて強くなりましたし。」
「ありがとうございます。」
あーくは明るさを少し取り戻した。




