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異世界譚  作者:
あーく編
3/6

3 敗北の後

あーくが目を覚ますと、目の前にリオン先生がいた。

「先生がどうしてここにいるんですか。」

「あの生徒達をあのままほっとくわけにいかなかったので、探してたらここにきたんです。

そして牢って人と15番の少女と戦って治安隊の騎士に引き渡しました。

ところであーくはどうしてここに?。」

「呼ばれたんです。」

「あの生徒達にですか。

それでどうして行こうと思ったんですか。」

「悔しいじゃないですか。

強くて、みんなを守れて、誰からも憧れる人になりたいのに。

守られてなにも出来なくて、弱くて、惨めで。」

あーくは俯きながらそう言う。

「初めから強い人なんていません。

周りに助けられながら、頑張って強くなるんです。」

「先生なら頼っていいですか。

俺に戦い方を教えてください。」

「勿論いいですよ。」

「先生って笑わないんですね。

こんな幼稚なことを言ってるのに。」

「笑わないですよ。

頑張ってる人のことを。

それに欲望は何かの原動力ですから。

自分も好きな人に格好付けたくて強くなりましたし。」

「ありがとうございます。」

あーくは明るさを少し取り戻した。


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