51 リフォーム完成間近
家に帰ったら、マトットにもうすぐお昼の弁当ができると言われたので、少し休んだらまた出発。
「マスターは別に家でゆっくりしてていいわよ。私が行ってくるし」
「ありがとう。でも今お店にはガーンさんが行ってるんだ。だから少し話をしようと思って。あ、ガーンさんの分のお弁当も作ってくれない?」
「わかったわ!」
俺達のお昼は軽く先に食べて、またお店の方へ戻る。
すると、借りたお店は見事に更地になっていた。
「大丈夫かなあ」
思わず不安になった。というか、解体早くない?
「お、マスター。様子を見に来たのか?」
「うん。あとお弁当持ってきた」
「わーい!」
「おう、ジングも来たか。このジンジャってやつはなかなかやるな。まさかなにもないところからいきなり建材を出すとは」
「俺のスキルだ!」
「じゃあ、ガーンさんの持ってきた木材はいらなかった?」
「いや、俺のレベルじゃまだ出せる建材は少ないからな。持ってきてくれて助かったぜ!」
ガーンさんとジンジャは今のところ上手くやっているようだ。休憩中も、二人は建設話に花を咲かせていた。
最初は不安だったけど、やっぱりジンジャを召喚して良かったのだろう。良いお店が出来ると良いな。
その翌日。
お昼ごろには既に、お店がほぼ完成していた。
「早っ」
「後は屋上だ!」
そう言ってジンジャがほぼ完成している屋上に手をそえる。
「スキル、接着!」
ジンジャがそう言うと屋上全体が光り、その光がおさまった時には全ての床板の隙間が無くなり、完全な一枚の木の板へと変わっていた。
「いやそれ大工の技じゃないだろ」
「これで雨漏りなんかもしない!」
「ジンジャ、これで一通り終わりか?」
「ああ!」
「すげえな。本当に二階建て屋上付き店を完成させやがった。それに今の技、見習うべきだ」
ガーンさんが関心している。まあ、手ごたえがあったのなら良かった。
「あとは地下の作成と、看板とか外壁塗りだな」
「壁塗りは、いいんですか? ガーンさん」
「まあセンスあるならどんな色になってもいいぞ」
「やったー!」
「しかし、まさかリフォームが2日で終わってしまうとは」
というか、完全に建て直しだったけど。
「というわけでマスター。夕方には地下以外完成するから、日が暮れる前に皆を呼んできてくれ」
「いいけど、何するの?」
「完成したら記念写真に決まってるだろ。新しい仲間を召喚して、写真撮ってもらおうぜ!」
「えっ」
また勝手に俺のスキルの使い方決められてるー!
気分転換で明日の投稿もできるようになりました。
ただ来年も私的な用事ができ、週一投稿が多くなりそうです。




