46 テントとかミニチュアとか
45 修正しました。いっちーちゃんといます。全国のいっちーファンの皆様申し訳ございませんでした。
明日の投稿はお休みします。
家に帰って、何人かはお店の準備をする。
ジャガットはせっせと靴下手袋作りを開始した。服以外も作れるのだから頼もしい。
ニオンは本を書くために知識を深めると言って出かけた。きっとニオンのことだ。何かに役立ちそうな本を作ってくれるかもしれない。大いに期待しよう。
いっちーはベリストロと戯れる。ぶどまるは、ブドウの枝を生み出して何か作り始めた。
「ぶどまる、何作ってるの?」
「魔法具。まだ簡単なやつだけどな。最近覚えた」
「おお、更に魔法使いらしくなったな」
もしかしたらこれも売れるかも。期待しよう。
「私はお昼ごはんを作るわ!」
「今から?」
「ジンジャに届けてあげないとね!」
「そうだ、忘れていた」
ジンジャが店に泊まるんだから、いろいろ用意してあげないと。
ええっと、まずは、布団に歯ブラシに明かりかな。
「皆ー、俺ちょっとジンジャの分の布団とか買ってくるから、行ってくるねー」
「はーい!」
「マスター、だったら俺とベリストロも行くぜ!」
「ワン!」
「あ、うん。じゃあ一緒に行こうか」
「ん、そうだ、あれを作ろう!」
「どうしたぶどまる」
「せっかくだからテント欲しい! その中で寝るために! ちょっとジャガットと作ってみる!」
「おお。いいけど、今日から使いたいんだろ? ならお店でも探してみるよ。もしもの時のために」
「安心しろ、きっとすぐ作れる!」
「でもそれ専門外でしょ?」
「うん!」
「がんばってね」
お昼に間に合うように帰ってきたら、もうぶどまるとジャガットがオリジナルテントを完成させて広げていた。
「うわ、すご。もうできてる」
「ただいま試験運用中!」
「へー。結構よく出来てるじゃん」
「問題は雨と風だな。実際にはどうなるか」
「いざとなったら魔法でなんとかするぜ」
「俺も中に入るー!」
いっちーも混ざって少しの間テントで遊んだ。
「みんなー、ご飯できたわよー!」
「はーい!」
そんなこんなで、夕方。
俺といっちー、ぶどまる、ベリストロは、リヤカーに布団やテントを乗せてジンジャの元まで戻ってきた。
「ジンジャー、いろいろ持ってきたよー」
「おおマスター、ありがとう!」
「これお弁当ね」
「わーい」
「半分は俺の分だから一緒に食べようぜ!」
話し合いの結果、今日はぶどまる一人がジンジャと一緒に泊まることになっていた。
「わかった。それよりマスター、見てくれ。まずミニチュアができたぜ!」
ジンジャはそう言って、手製のミニチュアハウスを見せてくれた。
「おお、よくできてるじゃん!」
「手直しするところを言ってくれ!」
「いや、別に無いんじゃないかなあ。この枠組みだけのところは地下なんだよな?」
「そうだよ」
「看板まで作ってある。いいな!」
「これでもういいんじゃないか?」
「ワン!」
いっちーもぶどまるも、ベリストロも褒めている。
「問題なかったらこれを建てるぜ」
「そうだね。ああでも、他のみんなはまだ見てないから、これ、一回家に持ってってもいい?」
「いいぜ!」
「じゃ決まり」
一応他の意見も聞いておこう。
「よし、それじゃあもう帰るね。リヤカーは明日使うかもだから、荷物おろすよー」
「はーい!」
「あ、そうだ。ジンジャ、ジンジャはお店の名前って考えてる? もし思いついたんなら教えてほしいんだけど」
「え? あ、うーん」
ジンジャは腕を組み首をひねった後、渾身の顔で言った。
「命名、俺の店!」
「候補にはしとくよ」




