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バルブ

作者: 尚文産商堂
掲載日:2022/07/26

少しずつ、何かの粘液が床に溜まり始めていた。

社長から、もう使われなくなっていた倉庫の整理を命じられた俺だったが、まずは中を確認しようということで、社長から数名か連れてきてもいいという指示をもらったので部下数名で下見に来ていた。

「これってなんでしょうか」

何に使われていたかもしらないようなレンガ造りの倉庫だ。

これが何かと部下に聞かれても、俺がわかるはずがない。

「たくさんパイプがありますね……」

別の部下は壁際に立てかけられていたアルミか何かの金属でできたたくさんの棚が就いた戸棚をのかしてつぶやいた。

「どれか壊れてないか、それか閉まっていないか」

「あ、これですかね」

バルブがあったようでそれをまわしてみる。

長い間動かされていなかったようで、それも軋みつつ、かなり重い様子ではあったが力を入れると案外すんなりとうごいてくれた。

「少しずつですが停まってきました」

「よし、まずは棚を片付けろ。これの掃除をするのは倉庫の中がすっきりとしてからだ」

ようやく最初の命令を出すことが、俺はできた。

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