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世界線日記  作者: 濱栗饂飩
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謎の世界

この状況はやばい。

俺たちは今不良に絡まれてる。ってかこいつら不良ってよりチンピラの方かな?全く、よくこんなことを街中でやる勇気があるな…周囲の人達がざわめき出した。

あーどうする火珠也、落ち着け火珠也。そう考えていたら、不良に掴みかかられた。



今さっき知り合った人に話しかけられた。名前は知らないが、何だかいい人そう。馴れ馴れしかっただとか謝られた。でもこっちだって何も言わずに逃げてしまった。それについてこっちからも謝った。名前を言われてびっくりしたからその事について聞いた瞬間、

「いやがった!さっきの魔道士!」

そんな声が聞こえてきた。一緒にいた男の人が掴み掛かられ、殴られそうになった時、考えるより先に手が動いた。

きずけば、その人を連れて逃げていた。後ろからガッツリ追っかけられてる。路地裏に逃げ込むと木箱が山になっていたからその後ろに隠れたが割とバレない…

「なぁ、」

突然声を掛けられた。

「なんですか?」

「お前、なんであんなに追われてるの?」

そんなことを聞いてきた。そりゃあ当然…

「まぁ、僕、魔道師ですからね。当然ですよ。」すると横から、え?っと声がした。

「魔道士ってそれが普通なの?人に追われるのが?」

「あーいや、僕の場合、金強要されて断ったら殴りかかってきたんですよ。しかも反射でちっちゃく魔法発動しちゃったから…」

「あー、うん。よく分かった。まあ自己紹介すると俺は火珠也。」

「僕の名前は楓です。貴方、魔道士の割にあまり知識ないんですか?普通の人ならこれぐらい━━」

そんなことを言っていたら、

「こんなとこに居やがったかお前ら…」

見つかってしまった。

「あ、え、あ、、、」

「さっさと金渡しとけば無傷で済ませてやったのによー。お前ら、やっちまえ。」

リーダーみたいなやつが胸ぐらをつかんできた。

「楓!」

不良に腕を組まれてる火珠也さんが叫んだ。

「うっせぇ黙れ!」


楓と話してたらなんかさっきの不良に絡まれた。今、楓がリーダー的なやつに胸ぐら掴まれていて、俺はと言うと手下みたいなやつに腕を組まれてる。

「楓!」

思わず叫んだ。すると…

「うっせぇ黙れ!」

そう言って1人が俺の頬を殴ってきた。

「か、火星也さ…」

そう叫んだ楓がいきなり前にガクッと倒れた。胸ぐらを掴まれてるから不良の方向に倒れる感じだったが、しばらくするとまた顔を上げ、何かを呟いたその顔を見ると…

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