知らない世界
どうぞ、はまぐりうどんです。小説の中ではひらがなで言うことにしました。では、またあとがきで
目が覚めると青空が広がっていた。
「あれ、俺なんでこんなとこに…?」
起き上がってみるとどうやらここは河川敷のようだ。さっきのは悪い夢だったのだろうか?
すると黒猫がやってきて着いてきてと言うようににゃーと鳴いてきた。
そのまま猫についていくと街に出たわけだが、街の様子がいつもと違うことに気づいた。黒猫はそのまま路地裏に入っていく。すると茶髪の少年が三人の不良に絡まれてた。
「おら!この能無し術士が!死んじまえ!」
そう言いその少年を殴っている。
その少年は━━━
「楓?」
茶髪に緑色の目。やっぱり楓だ。
楓が俺の声に気づきふとこちらを見ると不良もこっちを見てきた。
「チッ、連れが来たか…お前ら行くぞ。」
不良が去っても楓はこっちを見て勃然としていた。頬に殴られたあとが見える。
「楓?ど、どうした?殴られてたけど絆創膏いるか?」
そう言いポッケから絆創膏を取り出しながら楓に近づくと、
「なんで…僕の名前、知って…」
「ん?どうした?」
「あ、いや、いい…です…」
そう言って走っていってしまった。なんだか様子が違う楓を心配していたら、
「ニャー!」
近くで見ていた黒猫が鳴いてきた。そしてまた黒猫がどこかに向かうのでついていくと、今度は高校の近くにあるアパートの様な所にたどり着いた。猫がドアノブを開けようとするように跳ねているので、代わりに開けてやる。表札を見ると俺の名字が書かれていた。
中にはいると少し狭い部屋に勉強机があった。上には一冊の本がのっかっている。黒猫は口を器用に動かして本の一ページ目をめくる。それは誰かの手書きのようだった。
『こんにちは!俺はこの世界の君、火珠也です。君は今現状が把握できていないだろうけど、俺も君がどこから来たのかがわからない。あまりこの世界の常識とかがわからないと思うので簡単に基礎的なものは書いておきます。』
読んでみたところ、この世界では術師に対する扱いがかなりひどいものになっているらしい。術師だとバレればいじめや虐待は普通だという。さらに高校生になると国の防衛施設に強制連行らしい。この世界では遥か昔に全滅したはずの『モンスター』が生息するらしく、街中にスライムが出たりするとか…
他にとでっかいモンスターも出るからそれを術師が倒さなくてはいけないらしい。
すべてを理解した上で俺は街中に出てみる。そういえば俺、トラックに轢かれる前は制服だったのになんで今はパーカー着てんだ?
そんなこと考えてたら
「あ、火珠也じゃん。」
「おー!火珠也そんなとこで何してんだ?」
和泉と雷に会った。
「おー!二人とも!聞いてよさっき楓にあったんだけどさー」
様子がおかしかった。そう言おうとしたら和泉が一言
「楓ってだよ」
はい、ここまでです。どうなるんでしょうね?へへへへへへへへへへ(^ω^)
別の話になるんですけど現在11月1日、1月15日私の誕生日なんですね。はい、まあそれだけです。では!閲覧ありがとうございましたー!