主人公は大都市に旅立つようです。
どうしよう、俺オルガノス討伐に気合入れててギルドマスターの所に行くの完璧に忘れてた!
急いでギルドに行くと、そこにギルマスのジルガスさんが立っていた。そして俺を見て開口一番に満面の笑みで、しかし目と声は笑っていないその怖い顔でこう言ってきた。
「よぉ〜レイトォ〜なんで昨日来なかったんだァ?なぁ、教えてくれよ。来いって言ったよなぁ?間違ってお前の顔に拳が滑っちまいそうだぜぇ〜!」
やべえ、殺される。
「すみませんギルドマスター。約束忘れてて………」
「おい」
「はい」
「お前…………何なんだあのカードは?アクセルカイザーとか言うカードについてだ。うちのギルドは一応大きい方でな。都市ギルド大本部からいろいろなカード情報が送られてくるんだ。勿論大切な情報だからメモを取って保管する。昨日試合終了後お前がいくら待っても来なかったからギルドに戻って調べたんだ。」
「多分見落としてたんですよ。「あ」の付くカードなんてたくさんあるでしょう。」
「うちには一億枚以上のカード情報があるからギルドの連中総動員で5時間粘ったんだぞ?「あ」の付くカードは約5000万枚だけどな。10回以上見直した。」
「…………………………………………」
「質問だ。お前は何処から来た?そしてあのカードは何なんだ?」
やべぇどうしよう。よし、とりあえずここはごまk
「誤魔化そうとしても無駄だぜ?」
「…………………………………………………………(汗)」
「…………というわけなんですよ。」
「ほー、そうかそうか、異世界から来たのか〜。……………………馬鹿にしてんのか?」
「してませんしてません‼」
「異世界なんぞあるわけねえだろ!」
真実なんだけどなぁ………そうだ!
「すいません、本当の事を言います。実は遠く遠く離れた森にある辺境に住んでいたんです。そこから15歳になると成人した事になり旅に出されます。この辺境にある僕の住んでいたところはだいぶ発達していましてね。古代のカードから現代のカード、未来のカードまであります。」
「古代のカード?未来のカードだと?????? そんなものあるわけ無いだろう。しかも辺境?そんなのあったか?しかもお前どう見ても20歳以上だろう?」
そうきたか。しかし!
「もう俺は5年間以上旅をしてるんですよ。」
「ほ〜ん。まあ遠く離れた辺境から来たならギルドの知らないカードがあってもおかしくないな。古代のカードと未来のカードがなんのことかわからんが。」
「そうなんですよ。あ、でも大本部には言わないでください。バレるといろいろな事聞かれそうですから。」
「おお、今はな。でも、いつか連れて行ってもらうぞ。見たことないカードがあっては困る。あと、お前負けるなよ。負ければカード持ってかれちまうんだから。」
そんな事言われなくたって大丈夫。だって俺は。
「大丈夫ですよ。俺はこのゲーム最強だから。」
「はっ、言っとけ。そうだお前にプレゼントだ。ギルドの特別扱い証と俺のお墨付きを意味するペンダントをやる。役に立つだろう。」
「ジルガスさん……。ありがとうございます!」
「いいってことよ。まあ頑張れよ。」
「はい!」
俺はこうして大都市に移動と、明日のオルガノスの獲得目指して旅立ったのだった。