ネクロレリック
夜道は現状を再確認する。
――拳銃は生成している。結界は展開済み。マキナの場所は分からない。目の前には祭葉宗三郎、倒すべき敵。
――倒す?
今更になって夜道は気がついた。倒すとは? 祭葉学園に死は存在しない。宗三郎の電脳体に致命的な損傷を与えたところで、保健室に転送されるだけ。
《――って、思うのは当然だが。おそらく、あの男は保健室に転送されない》
――何故?
《ラジエル奇眼を使え》
ステータスを読み取れ、という灯火の意図を読み取り、夜道は右眼を使って宗三郎を見た。
――あの電脳体、まさか、
ステータス以上を一つだけ検知した。夜道の眼には【感染】と表示されている。夜道は記憶を掘り起こし、より詳細にそれを調べた。感染というステータス異常とは一体何か? 一つ答えに夜道は至った。
――情報を侵食し、削除し続けるプログラム! ウイルスか! どうやってそんな物を仕込んだ? いや、そもそもどうやって作った? 祭葉学園にウイルスは存在できない! だから、ウイルスと戦う必要のなくなった防衛委員会は解体されたのに。
《……ま、それを覆すのは天災の仕業だろう。あいつは今ウイルスによる破壊と、自分の再生を同時に行っている。なんとかその二つの均衡は保たれていて、再生が優位に立つことも、破壊が優位に立つことも無い。ということは、受けたダメージが修復されることは無い。もしも電脳体が削除されたら、あの男はそれまで、この場で死ぬ。――それで、君はこの事実を知って、あいつへの攻撃を躊躇うのか?》
そう灯火に言われ、はっとする。夜道は驚き、
――まさか。ああ、だからあいつは俺をこの学園に連れてきたんだな。
一人合点したように、独り言のように、答えた。
《ふむ》
――俺を阻むあいつを取り除くことに呵責を感じない。アレを敵として認識してから、ああ敵ならしょうがないと、妙に納得している。
《――そうか》
死が取り除かれたこの学園で過ごせば、そうなるのもおかしくは無い、そう灯火は言おうとして、やめた。それを伝えることは無意味。少なくとも、祭葉宗三郎を殺せと命じた自分からその言葉を吐き出すことは、そう思ったのだ。
夜道は左手を宗三郎に向かって突き出した。夜道の使えるハッキング行為の中で、最も破壊力のある攻撃が行われようとしていた。
――思考操作を起動。空間破壊を発動。
空間が曲がる。空間が混ざる。
否定できぬ破壊の奔流。黒い直線が跳び、夜道と宗三郎を繋ぐ座標が一瞬で繋がる。まるでヒビの入った液晶。音も無く、衝撃を発するわけでもなく。だた静かに空間情報を消去していった。
「……駄目だな」
苦々しく夜道が呟く。
《そうだな。これではあの男に――届かない》
宗三郎はワームホールを出現させていた。何かを取り出すわけではない。ただ単に、どこかと繋がっているだけだ。宗三郎もこの穴の先に何があるかは知らない。何せ、適当に繋いだのだから。
そこに、夜道の空間破壊が直撃する。そして――消える。宗三郎の直前で、ワームホールと空間破壊がお互いを消滅させあった。
夜道は空間破壊を発動させた時点で、宗三郎に当たらないことに気がついていた。
「その手は喰わん。貴様とて理解しているだろう。僕は空間破壊を使えない。が、空間制圧というものは扱える。故に、空間の歪みを誰よりも早く検知できるし、無効化する方法も思いつく」
空間破壊は指定した特定の座標を不正に消し去るハッキングだ。その様子こそ架空兵器のビーム砲のようだが、空間破壊には砲撃のように発射から着弾までのタイムラグは存在しない。それゆえに、回避はほぼ不可能。
ただ、祭葉宗三郎は、『ほぼ』に含まれない電脳体であった。
「空間破壊は指定した座標を削除するハッキング。僕のワームホールは別位置と繋ぐ、つまり座標を追加するハッキング。指定していない座標を追加された空間破壊は強制的に停止させられ、座標が消されたワームホールは無効化される。結果的に、対消滅という形になる」
「……西部学生街でお前を殺せなかったことを後悔してる」
「ああ、アレを避けられたのは奇跡だ。あれは完全な不意打ちだった。あの時、あと少し気がつくのが遅かったら――だが、不意打ちで無いなら十分に対応できる。貴様の最も信用の置ける攻撃手段は完全に、おっと」
夜道は右手の拳銃を構えていた。引き金を引こうとするその直前に宗三郎はワームホールを展開した。
「焦るな。憤るな。それは無意味だ。で、あるなら。貴様は一度冷静になるべきだ」
夜道とてそんなことはわかっていた。空間破壊を回避する電脳体にどうしてこんな原始的な武器が通ろうか――しかし、宗三郎はそういう意味で言ったのではなかった。
「ああそうだ、冷静になれ。そして、待て。そうすれば、貴様は緋野宮マキナと合うことができる」
「そんな言葉に俺が騙されると?」
「ああ、もっともだ。だから、今すぐに呼び寄せよう」
夜道の口から、次の疑いの言葉が出る前にそれは起こった。
宗三郎のすぐ隣、そこにワームホールが生成される。その大きさは、ちょうど人ひとりが通れるくらい。そこからふらりと――その様子は幽鬼さながらで――一人の女性が現れた。それは,宗三郎の言葉が正しいことを証明する電脳体。
夜道は彼女の名前を,反射とも言える反応で叫んだ。
「マキナ!」
弱弱しく左右に揺れる彼女は、今にも消えてしまいそうな、そんな雰囲気をかもし出していた。一歩一歩夜道の元へと歩こうとしている、その様子は冬の枯れ草よりも頼りない。
そんなマキナを反射的に抱きとめようと夜道は駆け出す。
《――待て、止まれ》
見え透いた罠である――理解していたが、それよりもマキナを宗三郎から引き離したくて、灯火の言葉が耳に入らなかった。
《全く、君とあろう者がこういうときに限って!》
灯火は呆れながら、少し苛立ちながら、あまり取りたくない手段を実行に移した。あまりとりたくない、というのは宿り主との信頼関係を壊す恐れのある行動だからだ。
「――ぐっ!?」
それは思考の狭間にねじ込まれた歪。ひどい異物感に、夜道はめまいを起こす。宗三郎のハッキング――それは違うと断定した。電脳体を対象にしたハッキングなど、普通は行わないからだ。
夜道のようなハッカーは、他者のハッキングに細心の注意を払っている。特に致命的な機能不全を起こしうる、電脳体に対する直接的なハッキングには最大限の警戒をしている。一見してなにもしていないように見える時でも、ハッカーは大抵侵入を検知するプログラムくらいは走らせている。ハッキングを仕掛けようものなら逆に居場所を探知されて報復を受けるか、データーフローの逆流を起こされ、自分が仕掛けようとしたハッキングがはね返ってくることもあるだろう。
それゆえに、宗三郎のハッキングということは考えられない。宗三郎だってそんなことは理解しているだろうし、ハッキングされたとしてすぐに跳ね返せるだろうから、と夜道は結論をつける。
では、このハッキングは誰が? 夜道の電脳体に対して行われているハッキングは、あまりに鮮やかな手口で管理者権限まで取得しようとしている。電脳体の管理者権限が奪われれば、夜道は自分の意思で体を動かせなくなり、意のままの操り人形になってしまう。
そして夜道は気がつく。管理権限を行使できるのは、自分。管理者権限にアクセスできるのは、自分。そして、自分と同化している意識体が一人ということに。
――冷泉灯火!
《そうだ、私だ。何、管理者権限はすぐに返却する》
――お前、一体何をしている。まだ俺の権限が残ってるうちに。今すぐ俺の中からたたき出すぞ。
《うるさい。私の言葉にも、アレの異常性にも気付かない君が悪い。だから、こうするのさ》
そう言って、灯火は夜道の電脳体を操作し、ラジエル奇眼を起動した。
相手のステータスを読み取る眼――それを通して、夜道はマキナを見た。
「――!?」
マキナの振るった巨大な爪が、夜道を襲おうとしていた。間一髪のところで夜道はマキナの異常に気がつき、咄嗟に回避行動をとることが出来た。だがそれでも完全に回避することが出来たわけではなく、爪は夜道の左目を縦に切りつけた。
「ぐっ――」
《その爪……触れた情報を一瞬で破壊した……?》
完全に左目の情報が損傷し、激痛が走る。危険な損傷だと判断されて保健室に転送されそうになるが、自動転送プログラムは夜道のハックによってシャットアウトされた。
夜道は今受けたダメージなどどうでもよかった。戦闘行為ではダメージが発生するのは当たり前だから。今気にすべきことは、なぜマキナが襲い掛かってきたか、それとマキナのステータスだ。
――ラジエル奇眼で、ステータスを読み取ることができない
【■■■■■■ ■■■ 状態■■■ ラジエル奇眼:表示エラー】
名前も、状態も、その他数値化可能なステータスが黒く塗りつぶされていて、ラジエル奇眼がエラーを吐き出していた。
――何故。ラジエル奇眼を出し抜くなんて――いや、これは。表示エラー……俺が見ているあれは、今やラジエル奇眼で情報を表示できない特異な電脳体ということになる!
そう考えている間でも、マキナは攻撃の手を休めない。両腕の巨爪を振るい、夜道の電脳体を破壊せんとしている。
マキナのその様子がおかしいのは明らかだった。その目は光を認めない様に昏い。その息は脈動する血と同調している様。その精神は零落し、正気は消え去っていた。
夜道は距離を取ろうと下がる。
「……■■■」
認識できない、たった一言の音声。言葉とは決しては言えない音声をマキナは言った。夜道がそれを音声による入力だと気がつけたのは、経験則からだ。
マキナの電脳体に生じた情報の流動を夜道は感じ取った。流れの収束点は右腕。
するとマキナの右腕に変化が生じる。両腕の爪は元の綺麗な白い手に戻った。次に現れたのは多数の銃口を揃え、回転機構を組み込んだ兵器。俗にガトリングを言われるものである。
《……右腕重機関銃?》
肘から先が、その可憐な顔に似合わぬ兵器に変貌している――不気味以外の何者でもなかった。
その不気味が夜道に向けられた。
「ッ――!」
マキナの敵意が自分に向いている、という事実を夜道はようやく認めた。物理障壁と結界を同時展開し攻撃に備えた。その瞬間にモーター駆動の不快音が弾丸と共にばら撒かれた。
夜道は可能な限り高速展開可能な物理障壁で受け止め、取りこぼした弾を結界で受け止めた。秒間百発弱の弾丸の雨は一発も夜道に届いていない。少なくとも今この瞬間の夜道の安全は確保されていた。
「マキナ――ミヅキ。許せ」
思考操作を動かし、マキナ周辺位置の空間にアクセスする。
「お前を空間ごと凍結する」
言い終わると同時に空間凍結を実行した。空間凍結は有効時間があるため、単なる時間稼ぎに過ぎない。その間にマキナの異常の原因を突き止める。あるいは宗三郎を撃破する。どちらかを達成するつもりだった。
そのつもりだったのだ。
「■■■!」
空間凍結が完了する前に再び音声入力が行われた。右腕の機関銃はまた腕に戻る。今度は何が来るのか、と夜道は警戒したが、電脳体に変化は発生しなかった。変化があったのは、夜道が行ったハッキング。空間凍結の方だった。
「な――これは――!」
夜道の思考操作は突如として停止した。マキナ周辺空間へのアクセスを切られ、これ以上処理が続行できなくなったのだ。
――空間凍結を無効化された!?
《空間不正破り! まさか――》
――さっきからどうした。
《爪に毒を仕込んだ合成種がいた。右腕を機関銃に改造した変態がいた。そして、私を破る為に空間操作を無効化する身に着けた生徒がいた》
――私を破る為に、と言ったのか?
その言葉が引っかかった。灯火は五十年前の生徒だ。今の生徒ではない。なら、灯火を破ることを目的とする生徒がいるわけが無い。
その疑問に灯火が答える。
《緋之宮マキナは複数の電脳体を合成して作られた人工の電脳体、あの男はそう説明した。その素となった電脳体は、ここの卒業生だ。おそらく、緋之宮マキナの素材となった卒業生のデータが表出しているのだろう。毒爪のキリエは五十年前、私が在学中に有名だった合成種。右腕重機関銃と呼ばれたエルヴィンは極まった変態。空間不正破りの黄蘭は……そうだな。私が唯一友人と呼んでもいい生徒だった。ともかく、不味いぞ。今彼女の中には一万の電脳体がいるといってもいい。その中には、祭葉の歴史に良くも悪くも名前を刻んだ生徒もいるだろう。その力を彼女は使ってくる!》
灯火の指摘に夜道は久しぶりの恐怖を抱いた。そして、混乱した。守るべき――守らなくてはならない存在が自分に襲い掛かってくる。倒すことは――
――おそらく可能。
そう夜道は見ている。既に夜道は今のマキナの弱点を見つけていた。
――では無力化は?
自問する。そして自答する。不可能だ、と。
そもそも夜道は文字通りの無力化など考えたことが無い。祭葉学園に死は存在しない。だから、保健室送り――現実で言う所の殺害こそがこの学園の無力化に該当するもの。
――だが今のマキナを保健室に送ったらどうなる?
もしも保健室に転送したら、再び宗三郎が回収するだろう。そもそもこの特殊な場所で、ちゃんと保健室まで転送される保障もない。まず大前提として、夜道はマキナに対して必要以上の危害を加えるつもりなど無い。
「お前、マキナに何をした!」
夜道が叫ぶ。
「何、その女を最適化しただけだ。海月夜道が近くに――いや、自分が正気を保つには海月夜道という情報が必要だ、と教した。その上で、海月夜道という情報を永劫に所持するにはどうすればいいかを学習させた。そして学んだ。自分は様々な電脳体の特性を取り込んだ人工の魂、同じように海月夜道の電脳体を取り込めば良い。そして、その為の最適化が行われた。結果がそれだ――まるで肉食の獣だな。海月夜道を行動不能にし、食らうこと。そのためだけに、自分の中の一万を表出させた混沌の実像」
そういって一つ、ワームホールが生成された。
「彼女が貴様を食ったら呼んでくれ」
「逃げるなっ……祭葉宗三郎……!」
「逃げるとも。僕が貴様に勝てるわけ無いだろう」
夜道は空間破壊を起動した。当然ながら、宗三郎という存在を削除するためにだ。だがその隙を、今のマキナは見逃さない。
「■■■! ■■■!」
再び音声入力。
「っ!」
悪寒を感じた。それは直感という不確かなものではなく、夜道が肌で感じた確かな悪意。
夜道が周囲を見渡すと、卒業生を収めていた白い棺が宙に浮かび上がっていた。それも、夜道の周囲を囲むように。三百六十度、どこを見ても棺が夜道を狙っていた。
「念動力!」
棺が夜道にめがけて飛ぶ。逃げる場所などどこにもなかった。物理障壁で防げる質量ではない。結界で防げる量ではない。
「この――!」
瞬時に夜道はホロウィンドウを展開した。夜道を囲むように設置されたそれは、既に空間破壊の起動体制に入っていた。
飛来する棺に向けて、空間破壊を放つ。黒い一閃は白い棺を飲み込み、消滅させる。夜道はありったけのホロウィンドウを展開し続けた。飛来し続ける白磁を、夜道を中心とした黒線が消していく様は、夜空の流星のようだった。
――空間破壊では強力すぎる。他の空間制圧は無効化させる。なら近接で――!
夜道は拳銃を抜いた。それを構えながら、マキナに接近しようとする。
「■■■!」
再びマキナが何かをしようとした。その瞬間を狙って、夜道は引き金を引いた。もちろん当てるつもりはないが、耳元を狙って掠めるか掠めないかの所を狙った。
――許せ
「■■■!?」
マキナは処理を中断し。別の処理に切り替えた。皮膚を硬化させ、弾丸を受け止める体制になる。
「確証を掴めた。複数の電脳体の力を同時に使うことはできない」
夜道は弾丸を放ち続け、一気にマキナに接近する。
それともう一つ、夜道には分かっていたことがあった。それは目の前の少女――緋之宮マキナは宗三郎の処置によって、数多の電脳体の力を使うことができる。だが、その代償として思考能力が著しく低下していることだ。その行動の殆どは反射的なもの、攻撃されれば防御に回り、そうでないなら攻撃をし続ける。
《複数の電脳体を内包していること。それが、思考能力の低下を招いているのだろう。おそらく、緋之宮マキナの中でいくつかの処理が競合している。その中で、競合しえない単純な処理だけが表に出てきている。――だとしたら危険だ。処理の競合はそれだけで電脳体に悪影響を及ぼす。それがいくつも発生し、継続しているなら、電脳体の崩壊が起こってもおかしくない!》
「なら、これで決めてやる!」
夜道とマキナの距離は、もはや数歩という距離になっていた。
夜道は右手で銃を撃ちながら左の指をぱちん、と鳴らした。生成したものは、スタンロッド。夜道がまだ指導公安委員会にいた頃に支給されたものと同型だ。
――あの時はこれが必要になるなんて思ってもいなかった。
スタンロッドのスイッチに指を掛ける。もうマキナは目の前にいた。
マキナがスタンガンを無効化する可能性を、夜道は既に否定していた。夜道は左手のスタンロッドを隠しつつ、右手の銃を投げ捨てた。マキナがはっきりと、その様子を認識できるように。
「■■■」
マキナが防御体制を解いた。夜道の攻撃の隙を突くため――だが、それは夜道にとってまたとない好機だった。
「いや、許してくれとは言わない。躊躇わないこと――それが俺の欠点だから」
マキナが何かを起動する前に、スタンロッドは届こうとしていた。このままなら、夜道の思惑通りにことが進み、マキナを無力化できるだろう。
「――僕では貴様には勝てない。が、勝ちを逃すほど愚かでもない」
酷い声が聞こえた。まるで敗北を告げるブザービート。少しだけマキナの後ろに焦点を合わせると、そこには祭葉宗三郎がいた。
「な――」
スタンロッドがもう少しで届く――その時、夜道は大きな黒い穴に飛び込んだ。
ワームホールに飛び込んだ夜道は今の場所から数歩後ろの場所へと飛ばされた。その結果スタンロッドは空振りし、マキナに攻撃の隙を与えてしまった。
「しまっ――」
《避けろ、夜道――!》
遅かった。
マキナの右腕は、最初の爪へと変貌していた。灯火が毒爪と呼んだ物。触れた情報を一瞬で削除する魔爪。
「!!!!!!!!!」
ノイズのような金きり声を夜道は聞いた。それはマキナのものだった。
はたして喜んでいるのか、悲しんでいるのか夜道の判断の及ぶところではないが――胸に大きな五本の切り傷が付いた事だけは確かだった。




