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48 話 『風が止むまで、しゃがんでいい』
日めくりカレンダー(宙そら・5歳)
きょうはね、
しゃがんでても だいじょうぶなひ。
かぜがやむまで、
そらも いっしょに しゃがんでるよ。
わらわら。
48話 『風が止むまで、しゃがんでいい』
春の風が、少し強くなっていました。透が目を閉じて、
https://suno.com/song/3fc573f0-f38e-4f90-8ee9-17b8b0ef3a69
「風の強い日は、
しゃがんで心臓の音を聞いていていい。」文子さんが続けます。
「風が止んだら、
そっと目を開けてね。」あなたが今、
息が少し苦しくて、
前が見えにくいなら、
無理に歩かなくていい。その場にしゃがんで、
自分の鼓動だけを感じていて。
風は、いつか必ず弱まる。
そしてそのとき、
あなたはまだそこにいる。
それが、どれだけ尊いことか。「今日は 0 の日でもいい。
しゃがんでいるだけで、
あなたは生きているよ。」灯台は、
風に揺られながらも、
優しく光を届け続ける。
風が強い日は、立ち止まってもいいんです。
しゃがんで、胸の奥の音をそっと感じていてください。




